北欧の小さな旅: ラップランド幻想紀行

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  • 東京書籍
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  • Amazon.co.jp ・本 (142ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784487792191

感想・レビュー・書評

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  • ラップランドの旅行記。

    サーミの血という映画を知ったのがきっかけで、サーミ人やラップランドについて知りたいと思って読んでみた。
    ラップランドの小さな町を、サーミ人やトナカイを追いかけて旅し、現地の人との関わりを記した本で、サーミ人の文化や今の姿がわかる。
    サーミ人は元々トナカイとともに移動し、定住してなかったので財産を持っていなかった。
    財産はトナカイだけだったので、トナカイは個人の所有物。
    自分のトナカイには自分のだとわかるように耳に切り込みがあるが、ないものは捕まえて自分のものにできる。
    ロープ投げで捕まえ、耳を自分の形に切って仕舞えば自分のものになるという習慣を知ってびっくり。
    昔はトナカイとともに島に移動したが、最近は子供は学校に行くので夏休みだけ船で島へ行くとか、時代による変化も知れて面白かった。

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著者プロフィール

1934年生まれ。学習院大学卒業。
写真家、画家、エッセイストとして活動し『探検隊の記録写真集エベレスト』(文藝春秋)、『スペイン巡礼の旅』『ドイツ・ロマンティック街道』(新潮社)など著書多数。日本旅行作家協会副会長を務める。
毎年、旧軽井沢の別荘に滞在。

「2020年 『デッサンで巡る歴史別荘散歩』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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