夏のすてき

著者 : 王由由

• 東京書籍 (2002年5月1日発売)

感想・レビュー・書評

[MOTOさんの感想 · 2014年9月20日]

このハンカチだけは
日常の何もかもがぐるぐると、
いっしょくたに
回っている洗濯機の中に入れたくない。

水色にレースの縁がついた可愛らしいハンカチ。
洗面器にお湯を張って、
優しく手洗い。
しゃぼんのなかで
小さな海がゆらゆら揺れる。

夏の陽射しであっ、と言う間に乾いてしまうハンカチが
時折そよぐ同じ色の風を受けて揺れるたび、
キラキラと零してしまう光を集めて
綴った様なエッセイ。

すっかり乾いた後香る、
お日様のふんわり匂いも大好き。

[りおさんの感想 · 2013年10月16日]

何気ない日常のなかにある出来事を寄せ集めた詩のようなもの　その内容も一緒に添えられた水彩絵もとても素敵　よみおわって色んなお花が咲いてるお花畑みたいな本だと思いました。あとがきの内容も好きだった

[さとさんの感想 · 2007年1月24日]

7/24　きれいな表紙に目がいって借りました。イラストがとても素敵です。自由が丘のお店、行って見たいな…

[ほちすけさんの感想 · 2006年9月11日]

「秋のすてき」と合わせて図書館で借りました。<br>夏休みも終わって、現実逃避したくなったので。<br>薄くて軽くて持ち歩きに便利です。<br>