イームズ・ハウス/チャールズ&レイ・イームズ (ヘヴンリーハウス-20世紀名作住宅をめぐる旅 2)

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  • 東京書籍
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  • Amazon.co.jp ・本 (155ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784487800971

作品紹介・あらすじ

イームズ・チェアなどで知られる20世紀アメリカ最高のデザイナー・イームズ夫妻の自邸を徹底解剖。ありえない敷地にたつこの住宅の秘密を推理小説のように読み解く。撮りおろし写真、秘蔵図面を多数収録。

感想・レビュー・書評

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  • フルカラーのページだけ読んだ。いろいろなアングルの写真があって面白い。

  • イームズオフィスは作品の写真等を厳密に管理していることで知られ、類書はほとんど同じ写真しか見ることができないのだが、本書は撮り下ろしの写真が多く見られる。しかも、普通の写真では見られない、窮屈そうに擁壁と林の間に建っているイームズ邸の姿が見られる。

    太平洋を見渡すように……ではなくなんとも窮屈そうに擁壁と林の間に建っていることや、カタログから選んだレディメイドの部品で作ったと言われているのに梁間が単純な三等分ではなくA-B-Bに不均等に分割されていることから始まる、筆者の造形分析は圧巻。そのコンセプトをどんな一語で表すかはともかくとして。

    後段のアメリカ近代住宅群の分析にも、ジョンソン邸のアプローチのような、あまり見られない敷地の広がりの写真も多くあり、大変に面白く読めた。

    これからのイームズの建築をめぐる議論では、共通の常識として語られることになる

  • 読了

  • フルカラーにしてくれ。。

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著者プロフィール

本書でも取り上げられている建築家。京都工芸繊維大学教授。

「2002年 『クールコンストラクション』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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