- Amazon.co.jp ・本 (437ページ)
- / ISBN・EAN: 9784487801954
作品紹介・あらすじ
ネットマネーは無法地帯だ! 取材をすすめるフリーアナウンサーの前に現れた謎の男が目論む新手のビジネスとは? 急速に進展する「電子マネー」社会に警鐘を鳴らす経済エンタメ小説,堂々登場。
感想・レビュー・書評
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企業が発行する「ポイント」、無法地帯である電子マネーを活用して一獲千金を狙う主人公、取材をすすめるジャーナリスト。2008年刊行の作品であるが、古さを感じさせず面白かった。
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インターネットとポイントの法整備前の抜け穴を利用したマネーロンダリング、海外持ち出しについての話。
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仮想通貨(ビットコイン等)が一般化しつつある現在だが、古さを感じさせない
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経済小説としては重厚さに欠けるが、ポイントシステムに視点を置いた小説は初めてで、興味深かった。現実にもポイントを換金できるポイントカードはあるのかな?
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ポイント換金などのスキームは面白かった。
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終盤までは偽装通貨についての知識など充分に興味深く読んでいたのだけど、途中からふとこの話はどう流れていくのかと思わないではなかった。怪しげな人物や伏線は最初から匂ってはいたものの、まさかの展開。最後のバタバタはどうも片手間仕事?かもしれないな。
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要素を詰め込みすぎだから、面白そうなのに散漫な印象。地震、電子マネー、中国の兵器、暴力団。絞って深堀してください。