ニュージーランド 真夏の聖夜の旅

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  • 東京書籍
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  • Amazon.co.jp ・本 (141ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784487802456

感想・レビュー・書評

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  • 図書館でひっそり本棚の端に立てかけてあり、手にしたら大好きなニュージーランドの風景が!迷わず借りてしまった。
    黛まどかさんがニュージーランドを訪れ、俳句をよんでいる。俳句とニュージーランドの景色が、不思議にマッチしているんだな、何故か。以前、私も訪れた町の事も書いてあり、とても懐かしかった。当時覚えて帰った「ポカレカレアナ」は今でもちゃんと歌えます。
    黛さんは残念ながら天気が悪く星が見れなかったと書いておられたが、私は日本の夏(ニュージーランドの冬)に行ったので非常に寒かったのだが、空気が澄んで町の灯りも少ないからか、星座も分からない程の満天の星空で、とても感動した事を思い出す。逆に今度は黛さんも行かれた夏にニュージーランドに行って、ルピナスの花畑も見てみたい。
    あー、本当に一生のうちもう一度で良いから、ニュージーランドに行きたいなぁ。

  •  南半球のニュージーランド、日本と全く逆の四季の国で、日本の俳人はどんな句を詠むのだろう・・・。そんな興味をそそられる、俳人・黛まどかのニュージーランド紀行。全編を通して、大らかな自然を映した写真と共にことばが綴られている。
     都市部を写したものが少ない所為か、緑の濃さと空の広さが印象的だ。そしてカレンダー的にはクリスマスのこの時期、ニュージーランドでは夏の盛り。北に行けば暖かく、桜が咲くのは10月。頭では分かっていても北半球でうまれて育った人にはこんがらがる話である。本書は、序盤は黛まどかによる紀行文、次に著者が旅先で詠んだ俳句、最後に同行者による別の視点からのレポートの3部構成になっている。テンポの違う3つの語り口で切り取られたニュージーランドの旅。ゆったりとおおらかな気分になれそうだ。

  • 私の大好きな場所を紹介していたので、思わず手にとった一冊。やっぱり善き羊飼いの教会はステキな場所だと思う!

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著者プロフィール

俳人。神奈川県生まれ。1994年、「B面の夏」50句で第40回角川俳句賞奨励賞。2002年、句集『京都の恋』で第2回山本健吉文学賞。2010年4月より1年間文化庁「文化交流使」として欧州で活動。スペインサンティアゴ巡礼道、韓国プサン~ソウル、四国遍路など踏破。2021年より京都×俳句プロジェクト「世界オンライン句会」を主宰。著書に、句集『B面の夏』『忘れ貝』『てっぺんの星』、紀行集『奇跡の四国遍路』、随筆『暮らしの中の二十四節気』など多数。

「2022年 『句集 北落師門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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