乙女の日本史

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感想 : 164
  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784487804016

作品紹介・あらすじ

神話の時代から昭和までFOR GIRLS!日本の歴史が乙女目線ですいすいわかる。

感想・レビュー・書評

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  • うんうん、おもしろかったよ。
    ある程度、日本史の知識がある人じゃないと辛い部分もあるけど、逆に歴女には眉唾ものなのかなぁという感じがしました。
    歴女入門書くらいなのかな?
    乙女目線の歴史書というのは、ふつうに面白いです。
    ややBLネタに偏りがちではあるけどね。
    昔は世界史派だったんだけど、今となっては日本史が面白いのよね。萌えます(笑)

  • おっさんたが作り上げた歴史を乙女の目線で読み直す。腐女子的視線も入るのかと思いきやそこらも冷静。
    江戸時代は封建社会かと思いきや共働き家事分担していた。倒幕後に男尊女卑の風土が強い薩長が政治を支配し、天皇を男子に限ったり、選挙権を男子にしか与えず、家長制度などを始めて女性に受難の時代が始まった。
    やはり田舎者が政治の中枢になるとよくないんだなあ。

  •  歴史の教科書では到底見かけない内容だ。さよなら「おじさん史観」。今こそ語ろう、乙女目線の日本史とはじめにで書かれている。その上、「日本はもともと肉食女子×装飾男児の国」と述べている。

     その理由は簡単だ。なぜ、「女の子はやさしく」と言われて育てられるのかという問いに対して、「大人のあなたは、すでにその答えを知っていますよね。そう、もともと女の子ほど強いものはないのです」と宣言している。それに比べて、男は偉そうにしていても所詮、ひ弱ではかない存在。

     乙女の日本史だけあって、女性の世界(たとえば江戸時代の大奥や平安時代の宮中)、恋愛模様、イケメンの話題が主流を占めている。従来ある歴史の本ではなかなかお目にかからない視点で書かれているだけに興味深い。

     意外に思ったのが、江戸時代は髭の薄いのがイケメンとされていたという事だ。身分を問わず、みんなが脱毛に励んでいた姿を想像するだけで、笑ってしまう。平和な時代であったともいえる。

     ついでに、絵巻に登場する平安美人は「妄想」だったとあり、さらに驚いた。「自分の好きな異性の顔を当てはめ、妄想するために、わざとああいう仮面みたいな顔に工夫された」という、大学教授の三田村雅子先生の説を著者は引用している。おかめのような顔で妄想とは、高度なテクニックを使っていたのだなあと違う意味で感心する。

    週刊歴女、歴史上の有名人の人生相談、特別読み切りなど読み応えのある記事があり、すいすいと読み進んであっという間に時間がたつのも忘れてしまう位、「おやじ史観」に飽き足らない歴史好きな方なら夢中になれる。

  • おじさま達の聖域「日本史」を、乙女目線で萌え解いた書。
    イケメンあり、衆道あり、不倫スキャンダルあり。神代から昭和までをザックリまとめた上で、キーパーソンの逸話の紹介や通説の否定、更には女性観の変遷までもを豊富なイラストとコラムで面白おかしく解説しています。
    著者の「単なる乙女妄想ではなく、なるべく史実をもとに!」という心意気が嬉しい。日本史関連漫画・映画・ゲームの紹介も圧巻。東京書籍すげえ!

    高校3年になっても新品のような教科書を保持し、大河ドラマも「毎回見るの超かったるい」という理由のみで敬遠し続けてきたため、日本史に関する知識は赤ちゃんレベル。
    そんな私のアホさ加減に激昂した家人から、彼のフェイバリットであるという小山ゆう『お~い!竜馬』(全23巻)を読破する事を薦められ、今現在素直に読み進めております。いや、読み進めちょります。読み進めちょうぜよ。
    とかエセ土佐弁まで飛び出さずにはいられない程ハマってはいるのですが、読みながら私が「徳川幕府って徳川家康?」「徳川幕府なのに江戸城…え?」等々、ちょっとおませな小学校低学年くらいの子供でも解りそうなボンクラ質問を真顔で繰り出すので、最近では不快感ウゼえ感を露わにされるようになりました。

    で、せめて高校レベルの日本史を勉強し直せるような本ないかな~、っつって書店を彷徨していた折に出会ったのが本書(一緒に『日本史新聞』も購入)。

    『乙女』の幕末、勉強になりました。

  • 新たな切り口。従来のオジサマホイホイとは違い、女性のためのというところに惹かれて購入しました。読みやすく、漫画も少しありと、子供でも読める感覚です。

  • 乙女視点から見た日本史をライトな文体で書いているので、暇な時間にすらすら読めました。どちらかというと歴史的事件より人物評や生活・文化に紙面が割かれている印象。BLネタが多いのは……まあ、覚悟していたので良し。
    欄外で紹介されている歴史漫画が懐かしかったり面白そうだったりして興味深かったです。
    個人的にはやっぱり女の人の生き様を描いている辺りが面白かったな~。

  • 2018/11/27読了

  • 江戸時代あたりから急激に面白くなりました。
    しかし、これは”実話誌”っぽいです。
    もっとも私、実話誌を読んだことないので見出しからの想像だけど。

    日本史好きな乙女は、腐女子とかぶるのでしょうか?
    やたらとボーイズラブに話が発展するのです。

    『陰間』『比叡山の稚児』『衆道』…初めて知りました。
    前者ふたつについて、「10代からマッサージをしたり、棒を入れたりしてトレーニングした結果に可能となったのです。陰間遊びは、そういうメンテナンス代として遊女代より高くつきました」と紹介。

    男性諸君に告ぐ。
    電車の中で『乙女の…』と題する本を可愛い子が読んでいるのを見て、騙されてはいけません。
    中身はこうなのです。

  • 日本史が得意でなくてもわかりやすく、面白い。勉強になる。(ユキ)

  • 同じ歴史の内容であっても、書き方やとらえ方で読む人に与える印象が違うことを感じた。ゴシップ的に書いてある部分もあって、ついつい読んでしまう女性の特性を捉えてるなと思った。

    イラストも女子向けで女子のための歴史本。
    シリーズが他にもあるみたいなので、また読んでみたい。

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著者プロフィール

堀江宏樹(ほりえ・ひろき)

1977年生まれ、大阪府出身。早稲田大学第一文学部フランス文学科卒。
日本、世界、古代、近代を問わず、歴史の持つ面白さを現代的な視点、
軽妙な筆致で取り上げている。
綿密な検証と考察、臨場感溢れる描写には定評がある。
主な著書に『本当は怖い世界史』『本当は怖い日本史』『本当は怖い世界史 戦慄篇』
『愛と欲望の世界史』(以上、三笠書房《王様文庫》)、『乙女の日本史』
『乙女の美術史 日本編』『乙女の美術史 世界編』(以上、KADOKAWA)、
『三大遊郭 江戸吉原・京都島原・大坂新町』(幻冬舎)などがある。

「2021年 『眠れなくなるほど怖い世界史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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