ナリワイをつくる:人生を盗まれない働き方

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  • 東京書籍
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レビュー : 141
  • Amazon.co.jp ・本 (241ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784487806263

作品紹介・あらすじ

仕事も、ほしい物も、自分でつくるのは面白い。「ビジネス」でも「ワーク」でもなく、「趣味」でもない。DIY・複業・お裾分けを駆使した「ナリワイ」で、現代社会を痛快に生きる。ポストグローバリゼーション時代の滋味溢れる働き方、非バトルタイプのためのゆるやかな作戦。

感想・レビュー・書評

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  • これからの時代の働き方について、暗い観測ばかりではない、希望的な観測ができる本。おもしろかったです。

    長いので感想はブログにアップしました。

    http://rucca-lusikka.com/blog/archives/3820

  • 仕事を辞めて、さてこれからどうしようかと出掛けたカフェで見つけた本。
    私はこの本に書かれている非バトルタイプの人間で、ナリワイは音楽を表現すること・教えることだと思っています。
    内容は何度か繰り返されますが、自分に言い聞かせている感覚にもなれて良いです。
    自分にできることを組み合わせて生きていこう、という気持ちになれたし、焦る気持ちが少し落ち着きました。

  • ただの自己啓発ではない新しい生き方のスタイルの提案書。収入を増やすのではなく、支出を減らす。月収30万円ではなく、3万円のビジネスを10個持つなど、価値観の転換を与えてくれる良書。多様性のある働き方をすることで変化に強い生活基盤を持てるのかもしれない。いま起こっているメイカームーブメントやDIYと相性の良い考え方だと思う。

  • 先日読んで面白かった『月3万円ビジネス』の著者、藤村さんのお弟子さんの本。なるほど、ナリワイか。
    生活費を稼ぐために、賃金と引き換えに人生を犠牲にするような働き方ではなく、昔の百姓のように、生業として、ただし自覚的に楽しく働こう、という。
    モヤモヤと感じていた方向性に名前をつけてくれた、という意味で感謝したい。
    ただし、何となく違和感が残るのも事実。ボルトとナットのピッチがあっていない感じ。演奏している楽器のチューニングが微妙にあってない感じ。
    手持ちの道具や材料でうまく言い当てることができないのがもどかしい。
    うーん、ノリが学生のアルバイトかフリーターの延長線上にあって、バックパック一つのお一人様で暮らす分にはいいかもしれないけど、家族で暮らしていくことや、地域社会と関わりを保ちながら日々の生活が成り立つように思えない。思考や行動の半径が、5mの次が50mや500m、5kmではなく500kmや5000km、と言えば伝わるだろうか。

  • まえがきだけでかなりまとまってるので、書店とかで立ち読みしてみるのもおすすめ。

    JALが破産したり、SHARPがやばかったり、そういうのが多い昨今の日本ですが、けっこう希望をもてそうな言葉が並んでたりする。

    そもそも経済再生!とかアジア各国に抜かれ気味GDPをなんとかしようとかあるけど、資源もないし自然災害ばっかの日本がGDP一位って相当なラッキーが重なったとしか思えないので、今の日本は凋落してるんじゃなくって、順当なレベルに調整されてるんだと思う。

    そんな日本でもういっかい原点に立ち返って、時間を自分のために使って、別に出世とかそんなんしなくてもわりとなんとかなってそれでけっこう楽しく生きていけるんじゃないかなって本。

  • ナリワイをつくるという楽しい生き方。
    生活に身近な仕事で小さな稼ぎをいくつか持つ暮らし。
    人生を盗まれないとは、その商品やサービスの為のお金を稼ぐのに多くの時間=人生の一部を盗まれないようにしようということ。
    コストカットと自分たちでやってみることで実現できる。

  • ひとつの会社に勤めて、働き上げる。
    転職をするのは選択肢としてありだが、あくまでも一つのことをやり抜く。そういう選択肢しかなかった私にとって、複数の小さなナリワイを持ち、それらを組み合わせて生活していくだなんて、目から鱗の発想だった。そんなので生活していけるのかしら。最初は訝しげだったが、確かに田舎に住んでから、今まで必要だと思っていた生活費やランニングコストって本当にそんなに必要なのか?と思うことはままある。かつては狭いワンルームマンションに月々数万円払っていたが、今はその3分の1程度の金額で10倍広い古民家に住んでいる。

    でも、自分にはそんなお金を稼ぐような能力はない。そんなことができる人は一握りの限られた人。そう思いがちだが、周りを見渡してみると、田舎では若くて元気がある、だけでも確かに需要はありそうだ。一つの所に勤めてしまうと、そこにかなり時間を拘束されてしまうので周りが見えないだけで、実は小さな需要や小さなナリワイは、気付きさえできれば結構ある。らしい。

    ワークショップで習った何かの技術を、私は打ち上げ花火的にその場であー楽しかった、と終わらせてしまう傾向があるが、習ったものを自分のモノにして、今度は自分がワークショップをすることだって、小さな小さなナリワイだ。
    助産師として考えたとしても、助産院を立ち上げる!となると壮大だけど、小さなことでお小遣い稼ぎならできるかもしれない。

    自分にも、何かできないものか。この本を読んでからずっと考えていたところ、一つの場面を思い出した。友人の結婚式に呼ばれて行った時のこと。同じテーブルには、同年代の女子達が沢山いた。授乳中の赤ちゃんを家に置いて、参加している。つまり、結婚式から披露宴の間の3.4時間程度、授乳ができないのでおっぱいが張ってくる。必然的に搾乳が必要になるが、普段直母しかしていないと慣れない搾乳はかなり手がかかる。同じテーブルに座った人がトイレに搾乳に行くと行ったので、良かったら私手伝いましょうか、と搾乳をしてあげたら、めちゃくちゃ喜ばれた。搾乳なんて、毎日仕事でしているので、ちょろいものだ。自分には屁でもなくできることが、他の人には喜ばれる。この体験は、自分にとってとても新鮮で嬉しかった。

    じゃあ、搾乳事業を立ち上げるとか、そういう大仰なことではなくて、こういう小さなアイディアの種を、流さず残しておくことが大切なのだ。そして、小さく始めてみること。助産師も、病院に働くか助産院を開くかの二択しか今までなかったが、柔軟に色々な働き方ができるかもしれない。助産師×〈?〉の可能性とは。そんなヒントをくれた、画期的な本。

  • ナリワイって何と思った。でも、これからの時代はこういうことが出来ると、それなりの幸せが、手に入るのかもしれない。と思いました。

  • ナリワイ、作ってみようと思った。
    そして、いろいろな仕事を進めるという点で、自分に合う可能性も少しだけ見いだせた。

  • "まずは生活自活力を高めて、無駄な支出をカット
    その中でよい工夫があれば、それがナリワイになる

    月3万、5万などのナリワイを何個も持って、生活を組み立てていく

    社会保障がない代わりに、健康に時間をかけることができる

    ナリワイを作るための鍛錬
    「未来を見る」「日常生活の違和感を見つける」

    "

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著者プロフィール

ナリワイ

「2016年 『日本のクリエイティブ・クラス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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