数学は歴史をどう変えてきたか: ピラミッド建設から無限の探求へ

  • 東京書籍
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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784487807383

作品紹介・あらすじ

はるか昔から人間は、混沌とも見えるこの宇宙にも何らかの秩序があると信じてきた。<br>目に見える世界もそうでない世界も、この世のすべては何らかのパターンや法則に則って動いている。<br>それらのパターンや法則を発見し、宇宙の真の姿を解明しようとした人間が、その最も強力なツールとして使ってきたのが数学である。<br>本書では、数えることすら知らなかった洞窟にすむ古代人から現代に生きる私たちまで、過去4000年間に明らかにされてきた優れた知の足跡をたどりながら、数学という人類の偉大な功績を振り返る。<br>また、ユークリッド、アポロニウス、ピタゴラス、ブラーマグプタ、アリヤバータ1世、劉徽、ウマル・ハイヤーム、アル=フワーリズミー、ネイピア、ガリレオ、ライプニッツ、パスカル、ニュートン、ガウス、リーマン、ラッセルなど、世界を変える大発見を成した偉大な数学者たちの魅力的な横顔にも多数触れることができる。

感想・レビュー・書評

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  • ▼福島大学附属図書館の貸出状況
    https://www.lib.fukushima-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/TB90304767

    代数や幾何・微積など分野別で数学の歴史が紹介されており、
    予備知識がなくとも興味があるところから読み進めることが
    できる。

    (推薦者:人間発達文化学類 和田 正樹先生)

  • 人間の歴史とその歴史にどのように数学が関わってきたか、数学の分野ごとにまとめた本。

    オールカラーで挿絵も多くとても見やすい本です。東京書籍なので何かの参考書なのでしょうか。

    学生の時に読みたい本ですね。


    (以上、ブログ全文です。)

    ブログはこちら。
    http://blog.livedoor.jp/oda1979/archives/4638727.html

  • 数学の成り立ちを歴史上の人物を交えながら描いた一冊。数学の本というより、歴史、人文系の本といっていい。公式を作った偉人の人となりを知ることでより数学に興味がもてるような気がする。

  • 数学の歴史書って文章と数式で構成されることが多いけど、この本のように写真が豊富だとそこに新鮮さを感じる。
    一番驚いたのは、普段乗っている地下鉄が、ファジー理論の代表として取り上げられていたこと。外国で書かれた本に、日本の地方の地下鉄が取り上げられているとは思わないよな、普通。

  • ある程度の数学の知識があるとかなり面白い。
    数学に興味がなくても様々な雑学的知識が身につくかも?

    2013/06/08図書館から借用;他の本をよんでいて読み始めが06/21朝の通勤電車からになった。25日の夕方の通勤電車で読了。

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著者プロフィール

アン・ルーニー(ANNE ROONEY)
ケンブリッジ大学トリニティ・カレッジで博士号を取得。ヨーク大学、ケンブリッジ大学で教鞭をとったのち著述業に。歴史・哲学から科学テクノロジーまで幅広い分野の入門書を多数、手掛けている。ケンブリッジ在住。ケンブリッジ大学ニューナム・カレッジのロイヤル・リテラリー・ファンドのフェロー。

「2018年 『自分の頭で考えたい人のための15分間哲学教室』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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