図鑑 世界の哲学者

  • 東京書籍 (2020年8月6日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (360ページ) / ISBN・EAN: 9784487813285

作品紹介・あらすじ

世界の哲学者・哲学史が一目でわかるビジュアル大図鑑!

●類書にはないビジュアル性で一線を画す構成
●古代ギリシャからジャン・ボードリヤールまで、老荘思想からポスト構造主義まで、古今東西の哲学者を網羅
●女性の哲学者も多数掲載

古代から現在まで約2600年の間に活動した哲学者に焦点を当て編年的に配列。
取り上げるのは、老子、釈迦、ソクラテスから、チョムスキー、クリステヴァ、ソンタグまで世界の哲学者・思想家と代表作。
大判で数多くの写真・図版を使用し、その時代を彩った哲学の流れが視覚的に浮かび上がってくるように構成されている。
哲学史の全容を知ることができるのはもちろん、ページを眺めているだけで楽しく、哲学的教養が身につく。

みんなの感想まとめ

古代から現代までの約2600年にわたる哲学者の足跡を、視覚的に楽しみながら学べる一冊です。編年的に配列された内容は、哲学者の肖像画や写真、関連資料を豊富に使用し、分かりやすく解説しています。各哲学者の...

感想・レビュー・書評

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  •  最近やっと、気になっていた哲学図鑑を手に入れた。サイモン・ブラックバーン監修/熊野純彦日本語版監修の『図鑑 世界の哲学者』である。哲学史については巨視的なものから微視的で詳細なものまで、様々な形でのものがあり豊富である。しかし誰もが一昔前までの詳細な哲学史のスタンダードであった中央公論新社の『哲学の歴史』を揃えられるわけではなかろう。かといって、ある程度勉強が進んでくると『概念と歴史がわかる西洋哲学事典』には出てこないことが気になってくるでことあろう。今ではコトバンクにニッポニカも掲載されており、ネット上にも正確な情報がアクセスしやすくはなっている。とはいえ、ニッポニカなどの情報ではアクセスできない哲学者についての情報を知りたいということになれば、その人の著作に手を伸ばすしかないというのが現状ではないだろうか。しかしそういった情報でさえも、訳者の見方や研究者の視点が多分に含まれており、よくわからないという経験をしたこともあるのではないだろうか。例えば、アラスデア・マッキンタイアがコミュニタリアンであると言われたところで、マッキンタイアの取り組もうとした問題は一向にわからないのである。そういった思いをした人にぜひ本書『図鑑 世界の哲学者』を勧めたい。
     本書の特徴は現在進行形で世界の哲学者たちが取り組んでいる問題や、そうした議論の前提としてある程度の総意として受け留められているものを、簡潔に豊富な写真とともに提供していることである。それは生没年といった基本的な事項も含めて、どのような著作にどのような意味があり、どのような観点からその人が注目されているのか、何が問題となってきたのかといったことについて手短にかつ核心を捉える仕方で紹介されている。先に挙げたマッキンタイアについては小項目で扱われるのみであるが、彼の生い立ちや主著の投げかけた問題などが手短に報告される(より深い記述を得たい読者にはThe Oxford Companion to Philosophyをお勧めしたい)。本書をぱらぱらとめくるとハンナ・アーレントやアイリス・マードック、フィリッパ・フットやマーサ・ヌスバウムのページが目を引く。ある程度勉強が進んでくると、従来の哲学史からはみ出して全体像がつかめない哲学者が出てくると思うが、そういった人々についての簡潔ながらも踏み込んだ記述を通して問題の所在が浮き彫りにされており、哲学研究の前提とされているような暗黙知の部分を程よくカバーしている本であることに気が付く。それなりに学んだ人にとっては、当たり前のことを何を今更という声もあるかもしれないが、本書の最大の特徴はパラパラとめくって生き生きとしたビジュアルを通して哲学者たちに近づけることにある。彼らが生きた時代、教えた場所、取り組んだ問題を再現してくれるのである。時代順に並べられた項目を通して、パラパラとめくる内に意外な発見があること必定であろう。一度手に取って確かめてほしい一冊である。必ずや知的好奇心を沸き立たせてくれる本であり、じわじわと読者を獲得していく図鑑であるに違いない。是非とも一家に一冊、いかがでしょうか。

  • 2024/05/24 更新

  • ふむ

  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/745142

  • 古代から現在まで約2600年の間に活躍した哲学者に焦点をあて編年的に配列している。哲学者の肖像画・肖像写真、関連資料の図版など、大判で数多くの写真・図版を使用して分かりやすく解説している。

  • 図鑑
    南山大学に所蔵有

  • 南山所蔵図書 (B1F_図書)
    図鑑
    解説のほかに写真や名言などが載っていた

  • 著名な哲学者の生涯や研究内容について資料を交えながらまとめてある。概要を把握するのによい。

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著者プロフィール

監修:サイモン ブラックバーン Simon Blackburn
ケンブリッジ大学トリニティ・カレッジのフェロー(特別研究員)。
ケンブリッジ大学バートランド・ラッセル記念名誉哲学教授。
ベストセラーとなった『オックスフォード哲学辞典』(1994年)、『考えよ:強制的哲学入門』(1999年)、『ビーイング・グッド:倫理学入門』(2001年〔邦訳:坂本知宏・村上毅訳、晃洋書房、2003年〕)など著書多数。これらの著書は英語版だけで15万部以上売れており、さらに20カ国語以上に翻訳されている。オックスフォード大学出版局の「7つの大罪シリーズ」では、2005年に、色欲をテーマにした『哲人たちはいかにして色欲と闘ってきたのか』(邦訳:屋代通子訳、築地書館、2011年)を担当した。
1969年から89年までオックスフォード大学ペンブローク・カレッジのフェローおよびチューターを務め、1990年から2000年にかけてはノースカロライナ大学チャペルヒル校のエドナ・J・コウリー記念特別教授職にあった。
また1984年から90年の間、哲学雑誌『マインド』の編集人を務めている。

「2020年 『図鑑 世界の哲学者』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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