不完全な魔法使い 下

  • 東京創元社
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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488010140

作品紹介・あらすじ

王都ダイヤモンドで王の魔法使いになったヘリオットは、ある日市場で街に生きるひとりの少年に出会った。一方狂気の王子ダイサードは領主の娘リネットとの仲を深めていく。

感想・レビュー・書評

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  • 生まれ、愛しそして死ぬ。
    それが人とゆうもの。

  • なんとなく掴みどころが無いお話だなぁと思っていたのだけれど、後半は王道らしい展開にワクワクできた。
    はっきり言って表紙とタイトルは嫌いですが、作品はとても素敵でした。

  • ホード王国の三人の王子。王太子たる第一王子、“英雄”の座を狙う第二王子、“狂気の王子”と呼ばれる第三王子。“狂気の王子”ダイサードと王都ダイヤモンドにやってきたヘリオットとの出会いが、ホード王国の運命を変えた。

  • 情景がよく見える良い作品だった。己々が己々の夢や望みを抱き変身していく物語
    読後感も良かった。

    http://www.lib.miyakyo-u.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=328536

  • 息もつかせぬ展開で一気に読み終わった。

    ただ全体的に人物が薄い。主人公がいきなり魔法使いの頂点に立つのもなんか、いかにもジュブナイルだなぁ。主人公とつるむ末子の存在意義もよくわかんなかったし。王の長子が主人公の話が読んでみたかった。そんな中で「英雄」のクズっぷりに満足。悪役が最後まで悪役なのがマーヒーらしい。

  • おもしろかった。
    けど、結局は二組の幸せなカップルの誕生のお話だったような気も・・・・・。
    ケーリーの存在がもうちょい魔法使いにとって
    もろ刃の刃的なものになるのかと思いきや、
    結構あっさりただの両想いだったな。
    つーか、イザチェルがちょっと情けなさすぎる感じ。
    まあ、子ども相手にしか卑怯な手を使えない奴だった、ということなのだろうが・・・・。

  • 上のままいったらどうなることかと思いましたが、そこは抑えられててよかったです。
    割と大人向けで地味な話だと思うのですが、 描写が豊かで引きこまれてしまう。

  • 2014.05.11

  • 「紙人形のぼうけん」清水真砂子:訳や「錬金術」山田順子:訳が岩波少年文庫にならないかと、思っているのでした!

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    国際アンデルセン賞受賞作家、マーガレット・マーヒーの本格異世界ファンタジー『不完全な魔法使い』
    http://www.webmysteries.jp/topic/1401-02.html

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著者プロフィール

マーガレット・マーヒー

「1984年 『魔法使いのチョコレート・ケーキ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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