こうしてイギリスから熊がいなくなりました

制作 : 田内 志文 
  • 東京創元社
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本棚登録 : 57
レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (165ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488010829

作品紹介・あらすじ

昔々、森を徘徊する悪魔と言われた「熊精霊」。通夜で豪華な食事とともに故人の罪を食べる「罪喰い熊」。服を着て綱渡りをさせられた「サーカスの熊」。ロンドンの地下に閉じこめられ、汚物を川へ運ぶ労役につかされた「下水熊」。人間に紛れて潜水士として働く「市民熊」。皮肉とユーモアを交えて独特の世界観で描かれる8つの奇妙な熊の物語。『10の奇妙な話』の著者がイギリスで絶滅してしまった熊に捧げる大人のための寓話。イラスト=デイヴィッド・ロバーツ。

感想・レビュー・書評

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  • イギリスでは早くも11世紀に野生の熊が絶滅したそうで。
    その辺に触れている訳者あとがきも面白い。
    寓話っぽさ・神話っぽさ・民話っぽさが入り混じる、でも奇妙なリアリティもある一冊。

  • 熊たちが可愛くて怖くて哀しい。
    不思議な世界だけれど、すぐ隣にある世界のようでもある。
    挿画も、とてもとても魅力的。

  • 企画でゲラがあたり、読みました。
    人間から抑制された熊(単純な動物としての熊ではなく多少擬人化されている)が、解放されるお話です。8つの短編寓話からなっています。
    寓話というと教訓が込められているイメージですが、本作に至っては皮肉めいた笑いが殆どです。まるでSF短編を読んだ読後感の様でした。

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