ロンドンの姉妹、思い出のパリへ行く

Kindle版

β運用中です。
もし違うアイテムのリンクの場合はヘルプセンターへお問い合わせください

  • 東京創元社 (2024年11月9日発売)
3.71
  • (5)
  • (11)
  • (11)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 261
感想 : 9
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (384ページ) / ISBN・EAN: 9784488011406

作品紹介・あらすじ

99歳と97歳の姉妹、合言葉は「いつも機嫌よく」!

モールス信号での会話が得意で格闘術の心得もあり。
第二次世界大戦に従軍した姉妹に
パリで勲章が授与されることに。
チャーミングな姉妹の人生を描いた愛すべき物語!

「さて、今日の“お楽しみ(エクサイトメンツ)”は何かしら?」
ロンドンに住む99歳のジョゼフィーンと97歳のペニーの姉妹は、ただ者ではない。第二次世界大戦中、姉は海軍婦人部隊に、妹は応急看護婦部隊に所属していた。戦後もそれぞれ社会に貢献する日々を送り、現在は退役者として講演をしたり、インタビューを受けたりして暮らしている。そんなとき、戦時中のフランスへの働きに対して、姉妹にレジオン・ドヌール勲章が授与されることに。二人は甥の息子アーチーと一緒にパリへと向かうことにするが、ペニーには別の思惑があった。パリでの勲章授与式の裏で、長年心に秘めてきたある計画を成し遂げなくては――。
モールス信号での会話が得意で格闘術の心得もあり。“いつも機嫌よく(トゥージュール・ゲ)”を合言葉に、第二次世界大戦から現在まで激動の時代をたくましく生きる最高の姉妹を描いた、勇気をもらえる感動作!訳者あとがき=高山祥子

みんなの感想まとめ

99歳と97歳の姉妹が織り成す物語は、表面的な可愛らしさとは裏腹に、戦時中の厳しい現実とそれに立ち向かう強さを描いています。特に妹のペニーの視点から語られる彼女たちの人生は、パワフルでしたたか。年齢を...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • REVIEW: The Excitements by CJ Wray
    https://dearauthor.com/book-reviews/overall-a-reviews/a-reviews/review-the-excitements-by-cj-wray/

    The Excitements by C J Wray: Fast-paced, wonderfully witty, and full of intrigue – book review -
    https://www.lep.co.uk/arts-and-culture/books/the-excitements-by-c-j-wray-fast-paced-wonderfully-witty-and-full-of-intrigue-book-review-4483210

    CJ Wray | Hachette UK
    https://www.authorcjwray.com/

    ロンドンの姉妹、思い出のパリへ行く - C・J・レイ/高山祥子 訳|東京創元社
    https://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488011406

  • タイトルとは裏腹に色々予想外な内容だった。姉妹とあるがメインは妹。すごいお婆さんだった。
    パワフルというかしたたか。この2人といたら大変だけど刺激的だろうなと思った。

  • かわいらしい表紙と題名に惑わされてはいけない。つい、ほんわかほのぼのした物語を想像してしまうけれど、そうではないのだ。年老いた女性は慎ましくあってほしいとの思いをあっさりと裏切ってくれ、話は戦時中のハードボイルドな世界に入っていく。人はいくつになっても野心とユーモアを忘れてはいけないのかもしれない。

  • ミステリーなのかと思って読んでみたら、「コメディとミステリの要素を併せ持つ上質なフィクション」だった。「いつも機嫌よく(トゥージュール・ゲ)」を座右の銘に第二次世界大戦、戦後を乗り越えてきた姉妹のお話。
    姉妹の若かりし頃の話と現在の話が入り混じるので、ちょっとわかりにくいところもあるけど、後から伏線が回収されると疑問が解決されてスッキリ。私も「いつも機嫌よく」を心に留めておきたい。
    ちなみに「いつも機嫌よく(トゥージュール・ゲ)」はアメリカの作家ドン・マーカスの風刺作品出てくるそう。訳者のあとがきが良かった。

  • 99歳と97歳の姉妹と甥の息子。姉妹は第二次世界大戦中にそれぞれ軍で活躍し、それぞれに大きな秘密を抱えつつ、「いつも機嫌よく(トウージュール・ゲ)」を合言葉にやって来たが……
    妹のペニーの視点での記述が大半だが、その歩んできた道のりが大変起伏に富んでいて、複雑だが引き込まれる。姉のジョセフィーンもさらに上手を行っているし、アーチーも良い味を出している。斯くありたいと思わせる内容だった。

  • シュッとした中年男性をお供にした99歳と97歳の姉妹。合言葉は「いつも機嫌よく」…。
    姉妹の人生、秘密も含めてなんとぎゅぎゅっと濃密なこと。
    二人の(三人の)モールス信号での会話も痛快です。 最後まで怒涛の展開で目が離せませんでした。
    面白かった!

    「姉妹はどの国のどの街にもふらりと行って、必ずおもしろい人物にお茶に誘われることになっているようだった。」

  • 英国の第二次世界大戦前後の話ってなんか好き。

  • 第二次世界大戦とその後の混乱を生き抜いた姉妹の物語。
    現代と過去を行ったり来たりしながら、徐々に紐解かれていく2人の?一族の?物語。
    表紙のイメージと違ってシリアスで緊迫した場面も多かったけど、いつの時代もどんな時も“いつも機嫌よく”を合言葉に強い絆で結ばれた姉妹のストーリーはとても面白かったです。
    彼女たちのように、強く気高く面白く生きていきられたら素敵だな、、、おばあちゃんになるのも悪くないなと思ったりして。

全8件中 1 - 8件を表示

この本が好きな人におすすめの本

著者プロフィール

【翻訳】髙山 祥子(たかやま しょうこ)
東京生まれ。成城大学文芸学部卒。出版社勤務後、英米文学翻訳家。主な訳書に『マーロー殺人クラブ』(ロバート・ソログッド)、『宿命の法廷』(マーシャ・クラーク)、『ヒロシマを暴いた男』(レスリー・ブルーム)、『すべての愛しい幽霊たち』(アリソン・マクラウド)、『デス・アーティスト』(ジョナサン・サントロファー)ほか、多数。

「2023年 『最後のモナ・リザ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

髙山祥子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×