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Amazon.co.jp ・本 (64ページ) / ISBN・EAN: 9784488011451
作品紹介・あらすじ
はっぱが1ドル札になった!
パパはおこづかいを貯金しろって言うけど
ぼく、あたらしいマンガがほしいんだ
エドワード・ゴーリーのイラスト30点!
不条理でとぼけた男の子の物語
ツリーホーンはマンガを14冊持っていて、それぞれ19回ずつ読んでいた。おこづかいをもらえたら、新しいのを買うんだ。でもおとうさんは貯金しろっていう。ただ貯めたって意味がないのに……。おとうさんは「金のなる木はない」っていうけど、庭に出てみたら、はっぱが1ドル札になっていた! 英国児童文学の人気作家フローレンス・パリー・ハイドとイラストレーター、エドワード・ゴーリーがタッグを組んだナンセンスで可愛い物語。
みんなの感想まとめ
子ども独自の視点が鮮やかに描かれた物語で、主人公のツリーホーンは新しいマンガを手に入れるためにおこづかいを欲しがりますが、父親からは貯金を勧められます。庭で見つけた葉っぱが1ドル札に変わるという奇妙な...
感想・レビュー・書評
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ツリーホーンは、おこづかいで新しいマンガを買いたい。
おとうさんにおこづかいをもらいたいと言うが、その間もおかあさんとしゃべっている。
おとうさんは、金というのは、貯めるためにあるんだと使うためじゃないと言う。
ツリーホーンは、庭の木のはっぱが、1ドル札になっているのを見つける。
それをペンキぬりの人にも言うが、話にならない。
おかあさんも、バーサおばさんも話を聞いてくれない。
少しだけの1ドル札が、木にいっぱい1ドル札になっている。
取りに行かなくちゃと思って、はしごを持って行きのぼるとそれはもう…。
エドワード・ゴーリーのイラストが癖になるのは、奇妙なんだか小気味良いのか、なんだかとても気になるのは相変わらずで、ツリーホーンのことをお構いなしに話を続ける両親やバーサおばさんにペンキぬりが面白い。
この突き離した感というか、無視してるわけでもないのにかまっていることもないけど愛情がないわけでもないというわからなさが妙に具合がいいと感じる。
小学校中学年向けだが、子どもたちはどんな感想を言うのだろうか興味がある。
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ツリーホーンはおこづかいが欲しいあまりに、庭の木の葉っぱが1ドル札に見えてくる。
でも大人に言っても誰もとりあってくれない。
以前に読んだ、同シリーズ「ツリーホーン、どんどん小さくなる」よりも、子どもの世界がうまく表現されていると感じた。
子ども独自の論理がうまく描かれていると思った。
好きだったのは、ツリーホーンが、母とおばとレストランに行く場面。レストランは暗く、懐中電灯なしでは歩けない。大人たちはメニューを見ていて、顔が見えない。こういう描写、誇張されていうけどとてもリアリティがある。 -
マンガ好きの男の子・ツリーホーンが、お父さんがくれた1ドル札を庭の木のうろに入れたら、葉っぱがお札に変わった! と両親やペンキ屋さんに言うけれど、誰も真に受けない。それ以前に、ツリーホーンの言うことをまともに聴こうとしないから。可笑しいけれど、なんか虚しさが漂います。ツリーホーンは、大人は子どもを自分の視点からしか見てないことをとっくに諦めているのかな。
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ツリーホーンシリーズ。謎の不条理現象が起こり、いつの間にか元に戻る……がこの世界観?
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話を聞かない…。
自分が考えてることに全てを変換して生きている大人たち。
でも、彼も彼で、伝えようという工夫はしない。だけど、とにかくいろんな人に伝えようとする。
みんなまるで聞いてないけど。
そういう世界に慣れちゃったから、伝える工夫もしようとしないのかな。
それでも伝え続ける彼はすごいのかもしれない。
人の話を聞かない人のお金は多分増えないと思うな、お父さん。 -
相変わらずかみ合わない家族だな。
ペンキ塗りのおじさんだけがマトモに見える。
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