二番目のフローラ 上 (一万一千の部屋を持つ屋敷と魔法の執事)

  • 東京創元社
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本棚登録 : 119
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (273ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488013332

作品紹介・あらすじ

魔力を持つ執事が名門の屋敷を切り盛りする国カリファ。一万一千の部屋を持つクラックポット屋敷に住む少女フローラは、ひょんなことから屋敷内の大図書室に迷いこむ。そこにいたのは、とうの昔に屋敷から追放されたはずの魔法執事。魔力が衰え、見るもあわれな執事から、自分をよみがえらせてくれれば荒れた屋敷もよみがえると言われ、フローラは半信半疑で自らの生命力を分けあたえる。だが、気づくと自分の存在が消えはじめていて…。愛と冒険に満ちた摩訶不思議なファンタジー。

感想・レビュー・書評

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  • ダイアナ・ウィン・ジョーンズと似た匂いがする。しっちゃかめっちゃかに事件が起きて後半で一気に収束するんでしょう。たぶん。ここまで読んできた限りでは、面白くなるまで後一歩という感じ。主人公のフローラは不憫ですが。父親は心の病気気味だし、母親は軍人で忙しいし大変な環境です。頑張り屋さんなのだろうな。キャラクターはみんな強烈な個性派ぞろいです。魔法の執事があんまり活躍しなくて残念でした。後半に期待します。

  • 上巻終えても魔法の執事が活躍しない。主人公に品がなく、ナンセンスなキャラばかりでまとまらない世界観。その世界と魅力のない登場人物達に嫌気が差したので下巻は読まない。それに、一般人にも魔術が使えるなら、魔法の執事はいらないんじゃないの?子供向けの本とはいえ、翻訳のセンスも冴えない。

  • 一万一千の部屋を持つ屋敷と魔法の執事という
    タイトルに惹かれて借りたが、面白かった。
    魔法を使う執事を追放したママ。
    そんな執事とひょんな事から出会ってしまった
    フローラ。
    フローラと執事の生命の口移し。
    本当にパパが言うように、執事は危険なやつなのだろうか?まだ、わからない。

    上の終わり方が唐突なので、下巻がとても気になる。

    クラックポット屋敷…、行って見たいなぁ!

  • 久しぶりに外国の本を読みました。

  • 主人公の女の子・フローラは本当に頑張っているなあと思うお話でした。
    あんなに滅茶苦茶(と言っては失礼ですが)なお屋敷、私にはとても住めません…。
    そしてフローラの一族とその執事が超個性的すぎます。


    いつの間にかぐいぐいと引き込まれる語りと展開で、最後までドキドキしていました。
    おしゃれ海賊団を救出することはできるのか?
    下巻が楽しみです。

  • 感想は下巻に。

  • 久々のファンタジー小説でワクワク感を楽しめた。

  • ママが魔法の執事を追放したせいで、フェルドラーカ屋敷は崩壊寸前だった。フローラだけが掃除や馬と犬の世話、そしてやっかいなパパの面倒を見なくてはならない。もう、うんざり。そんなある日、使ってはいけないエレベーターにのりこんだフローラは、初めて見る部屋についてしまう。そしてそこには消えたはずの執事、バレフォールがいて、フローラに助けてほしいと頼むのだった…。
    一万一千の部屋がある屋敷、それをあっという間に掃除する執事、そしてスパイになりたい少女フローラ。魔法がおこす厄介ごと、はまりこんで抜けられないトラブル満載。

  • 屋敷に代々住む魔法執事がいないせいで、荒れ果てた屋敷に陸軍大将のママと、ひきこもりのパパと暮らすフローラ。ある日、学校へ行く時忘れ物を思い出し大急ぎで屋敷に戻った時、今まで行ったことのなかった図書室に入ってしまう。そして、そこで力の薄れた魔法執事のバレフォールと出会う。そして、その時からフローラと幼なじみのウードの冒険が始まる。

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