- Amazon.co.jp ・本 (345ページ)
- / ISBN・EAN: 9784488013707
感想・レビュー・書評
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ミネット・ウォルターズ4冊目!
全部★5や…大好きか!
本作読みながら、なぜにこんなにもミネット・ウォルターズ大好きか考えてみました
浮かんだ言葉は「朗らかさ」でした
なんか朗らかなんですよね
凄惨な殺人現場や醜悪な人間関係を描いていながら底の底の方に明るさを感じるんですよね
なのでなんか救われるんです
語り口も含めて、なんか朗らかなミネット・ウォルターズ
好きです
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ミステリーだか内容でハラハラ、ドキドキはしなかった。性の乱れでもうげんなりした。ただ、章の間の日記(後で日記とわかる)のアイデアは好きだ。進んでいるストーリーとは別の視点から事件の事が分かる話、誉田哲也の姫川シリーズもこの手法を使ってると思う。面白いし好きな手法だな。
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老女マチルダ・ギレスピーが頭にスコウルズ・ブライドルを被って死んでいたことから事件は始まります。ほとんどの村人から嫌われていた彼女を殺す動機はいたるところに転がっています。さらにこの事件を軸として、他にも様々な問題が同時に明るみになっていきます。マチルダと親しくしていたブレイクニー夫妻のいざこざ、マチルダの孫ルースの秘密、マチルダ自身の過去など目が離せません。どの人物もとても表情豊かに描かれていて、読んでいても状況が目の前に浮かび上がります。クーパー部長刑事もただの刑事としてだけではなく、一人の男性として心情が丁寧に表現されています。中でも一番鮮やかだった人物がジャック・ブレイクニーでした。ぜひ読んで確かめてください。ミステリーという枠を越えた、非常に魅力的な作品です。
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ミステリーなのかなぁ??
外国のかたの作品は登場人物が全く覚えられないから、ストーリーを追えてるのか非常に不安。 -
夫妻のキャラクターが良かった。不思議と暗い印象の無い話。
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少し前に話題だったウォルターズ。
最近は何か書いてるのかな?
引っ越しの時にもう一回読んでからって思ってとっておいた本。読み終わったんでそろそろ売りにだそうかと。
ジャックってこんなにいい男だったっけ?
次はこれよりえげつない描写があったと記憶している「女彫刻家」を読む予定。