エンド・クレジットに最適な夏 (ミステリ・フロンティア)

  • 東京創元社 (2007年5月31日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (302ページ) / ISBN・EAN: 9784488017361

みんなの感想まとめ

大学生の晴也は、同級生の女子学生を守るために不審者の調査を始めるが、次々と現れるトラブルに巻き込まれていく。彼の持ち前の正義感と度胸で、さまざまな人々と出会いながら謎を解決していく過程は、スピード感が...

感想・レビュー・書評

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  • 同じ大学に通う女子学生をつけ回す不審者を捕まえるように頼まれた貧乏学生の『晴也』。早速彼女のマンションを見上げていた男を問いただすも、隣の部屋に住む女性の兄で、妹と連絡が取れなくなり心配しているというので、手掛かりを探す手伝いをすることに。さらには浮気をネタに脅されている社長の件にも首を突っ込む羽目に…。
    芋づる式に増えていく難題を解決しつつ、女子学生を守り切ることができるのか?

    ストーカーまがいを追っていたはずが、次から次とトラブルが舞い込み大きな事件へ。いくつもの線が錯綜するも、テンポよく進むのでサクサク読める。伏線の仕込み方も上手いし、まとまりもあった。
    ラストのラストはそこまで持っていくのか…と感心しながらも、ちょっと動機がチープで残念。
    表紙裏の紹介文、俊英(しゅんえい)を『としひで』って誰?とずっと思っていたことは秘密です。

  • ★2008年42冊目読了『エンドクレジットに最適な夏』福田栄一著 評価A

  • 大学生の晴也は、友人から依頼を受け、一人の同級生の女性の身を守ることに。そこから様々な人たちと出会い、同時にいくつもトラブルに巻き込まれることになるのだが、持ち前の度胸と正義感で、謎を解決していく。
    キスマイ玉森くん主演の連ドラの原作。(見てなかったけど)
    展開はスピード感あり退屈しないとこは⚪︎。最後まで引っ張るミスリードもなかなか良かった。だけど逆に、もう少し一つずつのエピソードを丁寧に描いてもいいかもな、と思った。

  • ちょっとした?相談事がどんどん大事に…こんなふうに繋がるのか〜と一気に読めました。ラストはちょっと切なかったけど。彼らの話しをまた読みたいなあ。

  • 同じレーベルの「八月の熱い雨」と逆に覚えていて、読んだことがあると勘違いしてた…。

    一つの事件が芋蔓式に増えていくのが面白くて一気に読めた。最後のまとまり方も上手いと思う。まさかアレが伏線だったとは…。ある意味自業自得。
    主人公が皆に信用されすぎな気もするけど、そういう人柄ってことで。

  • 玉森くん主演で実写化との事で読んでみました。
    すらすら読めて面白かったですが込み入って来てちょこちょこ登場人物が増えていくので、たまにあれ?誰だったけってなります。
    ラストは無事に事件も解決して大団円〜となるかとおもいきや、うん…ちょっともやっとしつつも。
    どう実写化されるのかたのしみですー!

  • ノンストップのエンターテイメント。
    かなりやばい裏世界に首を突っ込んで事件を解決する大学生の物語。腕におぼえが有るので、かなり度胸のある捜索をする。探偵顔負けの行動力と推理で息も吐かせずストーリーが展開していく。少し旨く行き過ぎるのが、気になるが、キャラクターがよく機能しているので、物語に乗りやすい。

  • 芋蔓式に増える厄介ごとを解決すべく走り回る貧乏大学生晴也の大忙しのひと夏の物語。

    こんなにコトが複雑になってどうするんだ?
    と思いつつもページを繰る手が止まらないジェットコースター小説。
    読了後の感想はひと言「おもしろかったー!」

    どんどんと絡まる糸のような謎の数々もキレイに回収されて読後すっきり。
    ラストはちょっとほろ苦いけれど、これも青春というものよ。
    がんばれっ!晴也!!

  • 面白かった。展開もよくて、一気に読めた。
    大学生の晴也が臨機応変に事態に対処していくのが小気味よいが、こんな強い学生っているかぁ?って感じはします

  • 内容は面白かったけど、主人公が俺は昔は悪かったんだぜ~、とか強いんだぜ~みたいなところが作中に多く見受けられたのが何だかがっかりしました。

  • とても多忙なミステリー。友人から依頼されたストーカー退治から恐喝、麻薬、盗撮といろんな事件が持ち上がる。それも受けてしまうのかと驚かされる程の主人公のバイタリティが魅力的。全ての事件に黒幕がいて・・・と言うような広がりでなく、少しずつ関係者がかぶるくらいで押さえ気味なのが、大学生の夏と言う設定によくあっていて好感が持てた。ハッピーエンドかと思ったら最後に落とし穴。確かに未解決だった部分がすっきりとはしたけれども、ちょっと寂しい読後感だった。

  • とある貧乏学生晴也のもとにやってきた「不審者をどうにかしてほしい」という女子大生からの頼み。貧乏ゆえに報酬につられて引き受けたら、次から次に芋づる式に増えていき・・・

    なんかすごいですね。まるでギャグのように行く先々で待ち構えている厄介事w
    読んでいて、まあ、気付くんですが「これが段々とつながっていくんだろうなあ・・」という。ベタですが、まあ悪くない。エンターテイメント色が強いお話。

    ただその大波にように一気に解決して・・・で、あっさりと終わっちゃうんですね。もうちょっと余韻というかその後というか・・・その辺がちょっとあっさりしすぎに感じました。

  •  本書を端的に評するならば、ポップなミステリーといったところだろうか。軽快な会話にとんとんとリズミカルにストーリーが進み、それに引っ張られるように主人公晴也も芋づる式に様々な事件に巻き込まれていく。
     重量感のある主義主張がこめられているわけでもなく、純粋にわくわくしながら読み進めることができる。どことなく、ライトノベル的な小説だ。

     クライマックスに向けてどんどん収束していく何本ものストーリーには感心させられるし、他の著書も読んでみようと思わせるだけの魅力がある。
     ただ、残念なのはその幕の引き方。「終わりよければ全てよし」なんて言葉もあるけれど、本書は過程が素晴らしいのに終わり方がしっくりこない。東野圭吾のような最後のどんでん返しは良い発想だけれど、「どうだ、驚いただろ」という著者のしたり顔が見え透いていて冷めてしまった。小説をロジカルに考え過ぎていて、情緒を欠いてしまった感が否めない。

     少し酷いこと書いたが、本書はエンターテイメントとして良書である。ただ、あらすじを読んで本書を手に取ると違和感を感じるはずだ。本書は青春小説ではない。ただ、大学生が主人公というだけ。

  • 面白かった。しかし、主人公キャラがなんとなく安定していない感じ。話の展開は早く、事件も連鎖的に起こるので飽きさせないんですが、んーすっきりしないな。

  • HAPPY〜の主人公が巻き込まれ型だったとすると
    こちらの主人公は自分から首突っ込んでくハードボイルドってとこでしょうか?
    同じ大学生とは思えないくらい貫禄あるんですが・・・もはやハードボイルド
    個人的には、脇役や細かい点などスルーされていて、もったいないなぁと思ってしまいました
    HAPPY〜も続きありそうでなかったし、こういうもんなんですかね
    あと、どちらかといえばHAPPY〜の方が、終盤の事件のまとまり方が強引で面白かったw

  • アレ? かなり面白くないっすか?
    ハードボイルドでござい...的な変にカッコつけた薄っぺらい
    作品よりも(よっぽどコレの前に読んだヤツが尾を引いてるなー)
    ずっとカッコいいし、ラストもいいね!

    ストーリーはかなり強引だけど、ここまでクチャクチャに
    巻き込まれながらも、全てをグルリと繋げる着地は意外とシンプルで
    自然に感じるし...上手い!

    地味ながら個人的には拾い物的なオモシロ作!

  • なんかおしい!!いろいろつながっていく感じは面白いけれど、なんでだか引き込まれる感じが足りないなと思いました。でも、福田 栄一さんの他の作品も読んでみようと思います。

  • 友人の口利きで、ストーカーに悩まされる女性の身辺警護を請け負った大学生が、芋づる式にさまざまな依頼を受けることになる。どうしてそう次々に新しい依頼を受けちゃうのかな、一日でよくそれだけ動けるなあ、と思いながら読みました。予想通りの結末ですがおもしろかった。登場する女の子がみんな同じようなタイプにみえたのがちょっと気になりました。

  • お見事です。エンターテインメントとして言う事ありません。何を書いてもネタバレしそうなので内容にはふれませんが、とにかく気持ちがいい。ただ、ちょっと切ないエンディングで★四つ。

  • 巻き込まれ型主人公、ですね。どんどん話が繋がり転がっていく様子がテンポ良く描かれているので、こちらも楽しく追いかけていけます。ラストはちょっと寂しいですね。正しい選択ではあるのでしょうけど。次はもっと素敵な女の子が主人公の前に現れることを願ってます(苦笑)

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著者プロフィール

1977年、愛媛県生まれ。東京都立大学(現・首都大学東京)法学部卒業。2003年『AHAPPYLUCKYMAN』で光文社よりデビュー。ミステリー、青春小説、コメディなどさまざまなジャンルの作品を執筆。近刊に『夏色ジャンクション』(実業之日本社)、『春の駒 鷺澤家四季』(東京創元社)などがある。

「2016年 『雪桜 牧之瀬准教授の江戸ミステリ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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