サイン会はいかが?―成風堂書店事件メモ (ミステリ・フロンティア)

著者 :
  • 東京創元社
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本棚登録 : 633
レビュー : 153
  • Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488017392

作品紹介・あらすじ

同一書籍に四件の取り寄せ依頼。ところが連絡を入れると、四人が四人ともそんな注文はした覚えがないと…。「ファンの正体を見破れる店員のいる店でサイン会を開きたい」-若手ミステリ作家のちょっと変わった要望に、名乗りを上げた成風堂だが…。駅ビル内の書店・成風堂を舞台に、しっかりものの書店員・杏子と、勘の鋭いアルバイト・多絵のコンビが、書店に持ち込まれる様々な謎に取り組んでいく。短編五本を収録した本格書店ミステリ、好評シリーズ第三弾。

感想・レビュー・書評

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  • やっぱり本屋の謎は本屋でおきて本屋で解いてもらいたいね。
    表題作の「サイン会はいかが?」サスペンス要素が強くておもしろかったし、
    「君と語る永遠」がとてもよかった。
    ほろりとさせられました。
    あとは、金森くんに微笑ましくなったり。

    ミステリーとしてはまぁまぁってとこですが、次も出たら読みたいです。
    本屋さんの日常のさまざまな労力を垣間見るとともに、本屋の活用法や楽しみ方も学べるのがうれしいです。

  • いきなりシリーズ第三弾から読んじゃったけどじゅうぶん楽しめた。
    こっちは本屋さんの立場でのミステリー。おもしろかったあ!!!
    本屋ってやっぱりちょっとだけバイトしてた、あの空気そのまんまの仕事なんだなー。大変だなー。

  • 書店・成風堂を舞台に書店員・杏子ど勘の鋭いアルバイト店員・多絵のコンビが成風堂に持ち込まれる謎を解く短篇集。事件と言うほどでもない出来事だが推理を展開していく過程が読んでいて楽しい。そしてホロッとするところも。最後の「ヤギさんの忘れ物」が特に気に入った。
    コミックのビニール掛けとが付録付雑誌の紐掛け、返品作業に発注など書店の裏側も見れて面白い。

  •  杏子さんと多絵ちゃんシリーズは、短編の方がいい。ほのぼのとしていい話だった。君と語る永遠は、本屋を通じての父と子の物語で子どもの健気さに打たれた。金森君の告白は、ほんのりとした恋愛話でほのぼのしい。サイン会はいかがは、「自分が目指したいのはすごくなくてもいいから身近な人が笑顔をのぞかせてくれるような棚だ。」というところに共感。ヤギさんは、そういう人と人がつながれる本やさんっていいなあ。私ならどこがあるかなあと考えた。大崎さんって本を通じてのほんのりとした人のつながりを書くのがうまいなあと思った。

  • 書店シリーズ第3弾。今日も本屋さんは大忙しです。
    一緒に謎解きを始めてしまう癖がついてしまった。
    このシリーズははまる人ははまります。特に本屋好きにはいいかも。日常感がたまらない。

  • 思ったよりブラックな話も入ってた。昔読んだはずなのに、相変わらずまるで覚えてなくてびっくり。ミステリ楽しむにはちょうどいいのかもしれないけど(。-∀-)本屋話も連作短編集も大好きなんで、楽しめた。

  • 成風堂書店のシリーズ3作目。この作品にでてくる作品だったり、絵本だったり、読んでいこうかな。

  • とても面白かったです。本屋×ミステリーって新しい感じでとても良かったです。このシリーズの他の2冊も読みたいと思います。それにしても、本屋さんってお仕事大変なんですね、知りませんでした…。

  • 成風堂シリーズ、第三弾。
    短編集に戻りました。表題の「サイン会はいかが?」は中編くらいのボリュームでしたが、長編ほどだれず、短編ほどあっさりしていなくて、これくらいの話がちょうどいいなぁと思いました。
    内容は…イジメ同様、冗談だのふざけただけだの、軽いつもりでいた人たちはまったく悪くないつもりでいても、された方は忘れてないし、心の中ではまったく笑えないでずっと苦い思い出として残っていたのでしょうね。それだけならまだしも、それを脚色して本にされたら…。犯人を擁護するわけではありませんが。

    全5編の収録ですが、「ヤギさんの忘れ物」がほっこりする感じで好きです。「君と語る永遠」は…無理矢理泣ける話にしてますという風に感じてしまって、私は好みではなかったです。
    それにしても多恵ちゃんの性格は、第一弾と比べて変わってきているような…。急に毒を吐くし。

    お取り寄せの仕組みや雑誌の扱いが重くて面倒なことなど、本屋でバイトしていた頃が思い出されて懐かしいです。

  • 最後の絵本が読んでみたいし
    誰かにプレゼントしたいなー。

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著者プロフィール

大崎 梢(おおさき こずえ) 
東京都生まれ、神奈川県在住。10年以上の書店員経験がある。2006年、書店で起こる小さな謎を描いた連作短編集『配達あかずきん』でデビューし、以降「成風堂書店事件メモ」としてシリーズ化、代表作となる。ほか、「出版社営業・井辻智紀の業務日誌」、「天才探偵Sen」のシリーズがある。
原宿を舞台にエリート出版社員が原宿系ファッション誌担当となるコメディお仕事小説、『プリティが多すぎる』が2018年10月ドラマ化される。カンヌでワールドプレミア開催&アジア各国で同時期放送が決まり、新たな代表作となった。

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