- Amazon.co.jp ・本 (278ページ)
- / ISBN・EAN: 9784488017507
感想・レビュー・書評
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あかりが勤める和菓子屋、福桜堂と
その2軒先にあるショコラトリー、ショコラ・ド・ルイ。
和菓子と洋菓子が食べたい!!
同作家さんのラ・パティスリーの登場人物も再び登場。
出版年順に読んで良かった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
神戸を舞台とする、連作スイーツミステリ短編集。
老舗和菓子店の工場長の娘であるヒロインが、近隣の人気ショコラトリーの敏腕シェフと知り合い、親しむ中で、菓子に纏わるささやかな謎と人間模様の奥深さに触れてゆく。
シェフが解き明かす人心の機微と、職人の矜持。
華やかで甘い、夢見がちな題材を扱いながら、作風は切々かつしっとりと、苦味の残る『大人向け』のビターストーリー。 -
スイーツミステリー(^^) 私はかなり好きなテイストでした!主人公があまり主張するキャラじゃないから、ショコラティエの長峰さんがいきてる。カチューシャの少女やチョコレートハウスの奥さんは多少やりすぎ感がありますが、許容範囲。七番目のフェーヴの二人はその後どうなんだろう?ちゃんと幸せになれるのかな?考えると切なくなってしまう。あーおいしいショコラが食べたくなったぞぅ(o^^o)♡
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図書館で借りる。
初の作家さんでお菓子描写に期待していたら、思った以上に人物描写がよくて楽しく読めた。 -
食べ物系小説が好きなのと、テーマがスイーツなのが自分ブームなので読み始める。シリーズが他にあると知らなかったが、単体として読んで全く違和感が無かった。ミステリー要素に関しては意外性はあまり無かったが、スイーツの描写や人間描写は個人的に好みだったので星4。
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著者のお菓子の描写が大すき。読んでいるだけで幸せになる。
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この作者は「小松左京賞」を取っているので、SF小説がメインの人なのだろうけれど、田野倉は推理小説しか読んでないです。すみません。父が和菓子職人で、リストラにより無職になってしまったあかりは、現在その店で売り子をしている。そんな時、二軒先にチョコレートブティックがオープンした。あかりが店で買い物をしていると、目の前でギフト用の商品が万引きされる事件が起きた。けれど、万引きしたと思われる学生たちは、そんな荷物を持っていなくて…。ショコラティエとあかりが、色々な事件に関わっていく短編集。前作(といっても版元は違うが)「ラ・パティスリー」に出てきた菓子職人もちょっとだけ出ます。スピンオフって感じ?両方読んでると、更に楽しい。けれど、この二作には物足りないところがあるのだ。たぶん、わざとそういう風にかいてるんだろうけどね。
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和菓子より洋菓子かな
著者プロフィール
上田早夕里の作品





