- Amazon.co.jp ・本 (356ページ)
- / ISBN・EAN: 9784488018597
作品紹介・あらすじ
語り伝えたい、昔話は人類の大切な遺産。世界中の昔話を集めた古典童話集を完全新訳・新編集。「小さな緑のカエル」「魔法使いの王様」「飛ぶ船」「とんまなハンス」など28編収録。
感想・レビュー・書評
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監修者あとがき収録。挿絵は初版時のものを使用。H・J・フォードの美麗なイラストを多数収録。完全新訳。監修者あとがき=西村醇子
アンドルー・ラング
スコットランドのセルカーク生まれ。民俗学者、作家、編集者。スコットランドのセント・アンドリューズ大学、グラスゴー大学をへてオックスフォード大学へ移り、同大学マートン・カレッジの特別研究員になる。のちにロンドンでジャーナリストとして活躍、ロングマン社の編集顧問に。この〈アンドルー・ラング世界童話集〉に代表される昔話の蒐集再話のほか、翻訳や詩集、創作童話「プリジオ王子」(富山太佳夫+富山芳子編 青土社『幸福な王子』所収)、伝記、それに多数のエッセイや書評記事も書いた。日本では『書斎』(生田耕作訳、白水社刊)、『書物と愛書家』(不破有理訳、図書出版社刊)などが訳されている。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
共訳
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「へびの王子」所収
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良い妖精(=良い魔女)の出てくる話が伝わっている地域とトロル(=悪い魔女)の出てくる話が伝わっている地域は、どうやらきっちり分かれてるっぽくて面白い。
アイスランドの民話は好きなのが多かったなぁ。 -
「あお」「あか」「みどり」と読み進めてきた「アンドルー・ラング世界童話集」の第4巻。 今回は「きいろの童話集」です。 ところで・・・・・どうしてこのラングの世界童話集は「あお」だったり「あか」だったり「みどり」だったり「きいろ」だったりするんでしょうねぇ。 収録されている作品がある種のエリア別・・・・というか出典別・・・・の傾向があるのはそこはかとな~く伝わってくるのですが、たとえば「グリム」なんかは結構色々な色の童話集に出てくるみたいだし、必ずしもそれだけではないような感じもします。 それに例えばこの第4巻がどうして他の色じゃなくて「きいろ」なのか、気になって気になって仕方がないんですよね~。 まあ、実際問題としてこれが万が一「黄色」じゃなくて「黄土色」だったとしても「群青色」だったとしても、物語を楽しむというスタンスの KiKi としては何ら問題ないんですよ。 でもね、敢えて色を指定されてしまうと「なぜ?」が気になるもの・・・・だと思いませんか? それにね、今回 KiKi は東京創元社のシリーズで読み進めているわけだけど、もう1つの「ラング世界童話集シリーズ」の偕成社文庫とは色の名前も違えば、色ごとに収録されている作品まで同じとは言えないわけでして・・・・・・。 う~ん、気になる・・・・気になる・・・・・。
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