- Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
- / ISBN・EAN: 9784488019686
感想・レビュー・書評
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あのグリム兄弟の子孫であるサブリナとダフネ姉妹が、現代のアメリカを舞台に、おとぎ話の登場人物(エバーアフター)たちの奇妙でおかしな事件に巻きこまれていく…。
「おとぎ話」は全て本当の話で、エバーアフターたちは今も魔法が使えるものもいたりするけれど、グリム兄弟の活躍により一つの町から出ることが出来ない。など発想が面白く、楽しく読めた。
しかし、「おとぎ話」ということで、伝承の登場人物も創作の登場人物もひとくくりにされているのに若干違和感。(この物語の中での「おとぎ話」の位置付けが疑問)
そんな下らないことを気にしなければ、白雪姫やハートの女王、魔女グリンダ…などなど、どこかで出会ったことのあるキャラクターが出てきて楽しい。
チャーミング王子が全部同一人物扱いなのがなんとなく笑える。
妖精パックが良い感じです。 -
読んで良かった。次女がとても可愛い。楽しかった。
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両親の謎の失踪をきっかけに施設に入れられ、いろいろな家庭に養子に出されるもそのたび問題を起こして脱走し、施設に戻る生活を繰り返してきた姉妹がある日おばあちゃんを名乗るものに引き取られ、自分たちがグリム兄弟の末裔だと知らされる。
今まで親類は一人もいないと知らされてきた姉妹は、はじめは謎のおばあちゃんに警戒するも、田舎の村で起こる摩訶不思議な出来事に、次第に自分たちがグリムの一族であることを確信して行く。
そしてグリムの末裔であることが、姉妹を不思議な事件に巻き込んでいき、両親失踪の真相も明らかに…?
グリム童話の主人公やお話が上手に盛り込まれています。
まだ全巻読んでいないので真相が明らかになったのかは分からないですが、面白かったです。
グリム童話がベースになったお話なので、本家に詳しいともっと楽しめますね。
これを機にグリム童話をもっと詳しく知りたい!と思うようになるのかも。 -
現実とお伽話の中間地点に位置するファンタジー。
ちょっと気になるのは、王子様の名前がチャーミング王子っていうのは一般的なのかということ。
日本だと普通に「王子」としか書いてないですよねえ。
以前見たディズニー映画「魔法にかけられて」でもチャーミング王子だった気はする。
…
なんでおばあさんは息子の写真をとっとと見せてあげなかったのかと。
見せればサブリナがあそこまで頑なにはならなかったと思うのですが。
まあ話の流れに文句つけてもナンセンスではありますけどね。
ああ、これが長子よりも末っ子のが優れ者的お伽話オマージュなのですかね。 -
おとぎ話の世界の住人が今も生きている街で暮らすことになったグリム姉妹(グリム兄弟の子孫)の話。
面白かった。
次巻が楽しみ。
白雪姫とプリンス・チャーミングの再会が見たいなぁ。 -
装丁の可愛らしさと「グリム」に魅かれました!
おとぎばなしの登場人物がいっぱい出て来て楽しいです! -
ファンタジーとミステリーが合体。…そうきたか、という思いで一気に読みました。パロディ心満載!おもしろかったです。