女(わたし)には向かない職業

  • 東京創元社
3.63
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本棚登録 : 136
レビュー : 15
  • Amazon.co.jp ・マンガ (189ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488023522

感想・レビュー・書評

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  • P.D.ジェイムズのミステリ『女には向かない職業(原題 An Unsuitable Job for a Woman)』の題名に引っかけた作品は多々ありますが、これが最高峰ではないかと(笑)。

    大手新聞連載の4コママンガ『となりの山田くん』→『ののちゃん』に登場したののちゃんの担任、藤原瞳先生のスピンアウトマンガです。藤原先生が教職のかたわら小説教室に参加しながら研鑽を積み、ミステリ作家としてデビューしてからのあれこれが描かれます。自習の多い授業、新人賞の様子、締め切りに追われる様子、凶眼で酒におぼれる様子(笑)が4コママンガで描かれ、へらへらと笑えます。男前でしかもダメっぷりが素晴らしい(笑)。リアルなのかどうなのかわからないギョーカイの様子もあのいしいひさいちタッチで描かれているので、くすくす笑えます。文学界の重鎮がなぜか広岡達朗に似ている(若者は誰も分かりませんよ:笑)、とか。

    ずいぶん前、仕事を替わろう…とへこんでいたときに書店で手に取ったマンガです。ネガティブ(本当はそうじゃないけど、そのときの気分にマッチしていた)なタイトル、ポジティブ?な内容で少し元気になった覚えがあります(笑)。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「凶眼で酒におぼれる様子」
      先輩にソックリで驚いた記憶が、、、私が飲まない人生を選んだのも、その人のお蔭(多分)、、、
      「凶眼で酒におぼれる様子」
      先輩にソックリで驚いた記憶が、、、私が飲まない人生を選んだのも、その人のお蔭(多分)、、、
      2014/05/26
    • Pipo@ひねもす縁側さん
      酒は飲んでも飲まれるな、と(笑)。

      私は飲んでも記憶が飛ばないので(でも弱いです、念のため)、一度だけでもいいから「記憶が飛ぶ」という...
      酒は飲んでも飲まれるな、と(笑)。

      私は飲んでも記憶が飛ばないので(でも弱いです、念のため)、一度だけでもいいから「記憶が飛ぶ」という感覚だけは味わってみたいです。でも、翌日の周りの反応で自分の行動を推測するというのも、かなり恥ずかしくてイヤ…。
      2014/05/26
    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「自分の行動を推測する」
      失われた記憶を辿るのは、推理小説のの定番類型ですから是非、、、
      「自分の行動を推測する」
      失われた記憶を辿るのは、推理小説のの定番類型ですから是非、、、
      2014/05/27
  • ダンナの漫画だけど、お先に読みました。

  • 藤原センセ好きだわー
    このゆるゆる感すばらしいわー

  • 『ののちゃん』の学校の先生、藤原先生を主人公にした四コマ。映画『ホーホケキョとなりの山田君』では、新年の抱負を「適当」とされていました。うまいもんだと思いました。
    当初こそ学校の先生をしていた藤原先生、そのうちに推理作家としてデビューしますが、その後の作家生活は・・・。「のんびり」というよりも、やはり「いいかげん」。でも、わかるなぁって同感してしまう。
    のほほんとしているから「天然か?」と思ってしまうけど、多分そうではないのでしょうね。自分にとって関心のないことには興味を向けないのでしょう。
    時々気楽に読みたくなる本です。

  • 「ののちゃん」の藤原先生のお話。
    2もあります!

  • 落ち込んだときに読む漫画。
    藤原先生、大好きだ。

  • いしい ひさいちさんのお話はいつも脱力した笑い?がこみ上げてきます。
    お酒好きでちょっとズボラで、だけどとても大らかでユーモアな主人公の先生を、小学校の子どもたちが温かく見守っていたのが印象的です。田淵さんって…。

  • 久しぶりに、いしいひさいちの漫画を読んだ。この人も随分と息の長い漫画家だ。週間漫画アクションか何かに、「頑張れタブチ君」という題名だったと思うけれども、プロ野球を題材にしたパロディ漫画を書いていたのは、僕が高校生か大学生の頃だったと思う。たしか、映画になるほどはやったような記憶がある。これだけ長い間、水準の高いギャグ漫画を書き続けられるというのは、すごい才能だと思う。

  • 藤原先生サイコーです。

  • 某新聞の4コマ漫画にも登場している、『山田くん』『ののちゃん』の藤原ひとみ先生メインの話。
    ここでは藤原先生は教職の傍ら作家業をしています。
    たまに高村薫さんをモデルにした高村ミユキさんが登場したりします。
    忍者とか軍隊とか政治とか哲学とかミステリーとか、至るジャンルで作品を出してて、この人それだけ引き出しがあるんだろうと常々感心。

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著者プロフィール

1951年、岡山県玉野市生まれ。関西大学に入学し漫画同好会に入会。在学中より求人誌『日刊アルバイト情報』で「Oh!バイトくん」を連載し、大学卒業後、四コマまんが集『バイトくん』(プレイガイドジャーナル社)を出版。1985年に文藝春秋漫画賞、2003年に手塚治虫文化賞、2006年に菊池寛賞を受賞。現在、朝日新聞朝刊の「ののちゃん」を連載中。著作に「がんばれ!!タブチくん!!」「おじゃまんが山田くん」「地底人」「コミカル・ミステリー・ツアー」「現代思想の遭難者たち」「女には向かない職業」「となりの山田くん」「ホン!」「フン!」「ヘン!」「まぁ映画な、岡山じゃ県!2―シネママル珍風土記」「現代思想の遭難者たち」「ののちゃん①~⑪」など多数。

「2018年 『ののちゃん ⑪』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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