新本格猛虎会の冒険

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  • 東京創元社
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感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488023768

感想・レビュー・書評

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  • これは予言の書である   2003年ペナント開幕日に発行→18年ぶり優勝
    いしいひさいちの作品の中で巨人に33点取られる→2005年日本シリーズでロッテに総得点33点献上 おお、もう…

    しゃべくり探偵がすきやねん

  • どんだけ阪神か。それぞれの作家による短編ミステリーのなかに、それぞれ阪神ネタが散りばめられていて、「オレがいちばんトラキチや」と行間で主張。面白すぎ、本全体から元気があふれている。

    編集者の企画勝ち、そのへんのアンソロジーよりずっといい。阪神ファンの文学好きには記念すべき一冊では。続編を待望しています。

  • 阪神タイガースを主題とした、いろんな作家さんのアンソロ。
    一応推理小説。
    基本おふざけな感じ。
    タイガースが好きな人はいいかもしれない。

  • 蔵書整理シリーズ
    阪神タイガースにちなんだ話を集めた短編集
    タイトルに新本格と銘打ってありますが,トリックがあるという意味では新本格なのですが・・・
    新本格って,こんなんでいいんでしたっけ?
    ちなみに,私は,元阪神フアンでした(最近も応援してはいますが,ほとんど野球中継を見なくなったので、もはやファンとは名乗れません)。

  • 阪神タイガース熱烈応援ミステリ・アンソロジー。 (「BOOK」データベースより)

    阪神タイガースは、絶対優勝するのである!(逢坂剛)
    五人の王と昇天する男達の謎(北村薫)
    一九八五年の言霊(小森健太朗)
    黄昏の阪神タイガース(エドワード・D.ホック)
    虎に捧げる密室(白峰良介)
    犯人・タイガース共犯事件(いしいひさいち)
    甲子園騒動(黒崎緑)
    猛虎館の惨劇(有栖川有栖)

    熱烈な阪神タイガース・ファンの推理作家たちの阪神タイガースへの愛情たっぷりの書き下ろしミステリー。
    阪神タイガースファン=アンチジャイアンツという公式がほぼ成り立つようですが、私は父の影響で小さな頃からジャイアンツファンとして育ちました。
    今はもうほとんど野球を見ることもないですが、高校ではソフトボール部でした。

    まあ野球そのものがテーマとなっている作品というわけではないのですが、懐かしい選手の名前がいくつも出てきたりして、ああいたいた、そんな人、とか思いながら読みました。

    タイガースファンって、熱いなあ。
    感想はこの一言に尽きます(笑)。

  • 優勝したら文庫化するのかな(笑
    北村薫と黒崎緑で買いましたが、トラキチ作家諸氏の健気なかわいらしさに、タイガースファンでなくともなにやらニヤニヤしてしまう。
    ミステリアンソロとしてもハズレはない一冊。

  • (収録作品)猛虎館の惨劇(有栖川有栖)/五人の王と昇天する男達の謎(北村薫)/甲子園騒動(黒崎緑)/一九八五の言霊(小森健太朗)/虎に捧げる密室(白峰良介)

  • トラキチに国境なし。
    トラキチに職業の別なし。
    トラ愛あふれすぎてる1冊。
    よくもまあ出す気になったね出版社。
    大好きだよ。

  • トラキチなのでこの評価。そうじゃなかったら星2つかな。
    タイガースファンだという作家の面子はそうそうたるものだけど、ネタ的にはどうだろう?
    途中でネタバレしちゃうのもあったし、どう見ても本格とは言えないようなものも…。
    トラキチには懐かしく盛り上がる選手名も、そうじゃない人が読んだら何のことやらだろうし。
    タイトルが示す通り、タイガースファンのための1冊。数年前のブームを当て込んだ出版だったんだろうなぁ。
    収録作の中では黒崎緑氏の「甲子園騒動」が面白かった。どこに出張しようと保住君と和戸君は変わらずだし、オチもも悪くなかった。
    この2人の新作を、そろそろたっぷり読みたいなぁ。

  • 野球ファンなら「判る!」と同意できるだろう。阪神ファンならシェイクハンドしたくなるかも。氷河期を耐え抜いていま、強くなった阪神にハイになってる阪神ファンに乾杯。

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著者プロフィール

1959年大阪生まれ。同志社大学法学部卒業。89年「月光ゲーム」でデビュー。「マレー鉄道の謎」で日本推理作家協会賞を受賞。「本格ミステリ作家クラブ」初代会長。著書に「暗い宿」「ジュリエットの悲鳴」「朱色の研究」「絶叫城殺人事件」など多数。

「2023年 『濱地健三郎の幽たる事件簿』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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