あなたが名探偵 (創元クライム・クラブ)

  • 東京創元社
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本棚登録 : 134
レビュー : 29
  • Amazon.co.jp ・本 (298ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488023836

感想・レビュー・書評

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  • 泡坂氏だけなんかやっぱり古いな…


    しかも最初回答編の存在に気づいてなくて
    えらい尻切れだな…とか思ってた( ´ ▽ ` )ノ

  • フーダニット短編集。巻末に解答編付。
    こういう犯人あて系の小説は、読者は登場人物のようにビジュアルでみることができないのが不利だし、大概は解答編で今まで出てこなかった事実が決め手となって解決するのでズルい。

  • 複数の作家さんの“挑戦”を一度に試せるし、読み返しにも時間が掛からない短編なので、脱漫然受身読書の入門書向き?
    https://blogs.yahoo.co.jp/rrqnn187/14824072.html

  •  ちょっと長めのミステリクイズアンソロジー。
     犯人当て小説という形式以外に決まったテーマはなく、登場人物も、それぞれの著者たちが普段動かしているキャラが出て来るんで、みんなバラバラ。
     そういう意味で、読んでて飽きが来ないかな。

     個人的な感想としては、

    ○蚊取湖殺人事件(泡坂妻夫)【★ ☆ ☆ ☆ ☆】
    ○お弁当ぐるぐる(西澤保彦)【★ ★ ★ ☆ ☆】
    ○大きな森の小さな密室(小林泰三)【★ ★ ★ ☆ ☆】
    ○ヘリオスの神像(麻耶雄嵩)【★ ★ ★ ★ ★】
    ○ゼウスの息子たち(法月綸太郎)【★ ★ ★ ★ ★】
    ○読者よ欺かれておくれ(芦辺拓)【★ ★ ★ ★ ★】
    ○左手でバーベキュー(霞流一)【★ ★ ★ ☆ ☆】


     ところで、1話目が泡坂妻夫さんの、何か雰囲気が古い…。
     最初に読んだとき、少なくとも1990年代前半以前だな、て思って、奥付見たら初出が21世紀ですごいビックリした。キャラとかシチュエーションが古い。
     2話目以降がそうではなかったから、泡坂さんの文章の書き方のせい? まぁ、わざとそうしたのかもしれないけどね。

     あと、泡坂さんの作品でもう1つ気になったのが、病院の会計で、保険証がなくて10割請求された男が、高いと文句を言って、腕1本いくらというような定価表があるのかといちゃもんを付けるんだけれど、それに対して事務の人がそう言ったものはない、て答えるところ。
     医療機関での診療や治療は診療報酬が決まっているから、腕1本いくらという定価表はなくても、それに相当するものはあるわけですよ。だから、それを答えればいいのに、何で言わないのかと。
     てか、たとえ10割支払うことになるのだとしても、このたび請求する診療費がどういう内訳なのか、その診療報酬を開示しないといけないんだから、言いたくなくても、その定価表に代わるものを見せざるを得ないのに、ホント、何であんな答え方したんだろう。
     保険証がなくて10割請求されたことにいちゃもんを付ける男も男だけれど(だって、もういい年なのに、保険証の役割を知らないの?)、事務の人はそれが専門で仕事をしているはずなのに、何なの。

  • 犯人当てミステリ。
    最後に回答編がありました。

  •  後半に回答編がある読者参加型の推理小説。楽しい企画だ。

     まずは、既読の「蚊取湖殺人事件(泡坂妻夫)」。キレなく平凡。次の「お弁当ぐるぐる(西沢保彦)」も西澤節不発で企画に無理矢理あわせた感じ。

     この作品を検索して本書に辿りついたのだから、もっとも期待した「大きな森の小さな密室(小林泰三)」だったのだが、密室殺人にこだわり過ぎてイマイチ。

     ほんめいが期待はずれだったから、後は惰性。「ヘリオスの神像(麻耶雄嵩)」は、逆に凝り過ぎて非現実。しかし、さすが大御所「ゼウスの息子たち(法月綸太郎)」はあっと驚く展開に明快なオチと、ひとつ抜きん出ているイメージ。良かった。「読者よ欺かれておくれ(芦辺拓)」は、タイトル通り企画のための作品でギャグっぽい。さらに「左手でバーベキュー(霞流一)」も無理がありありで非現実感満載。

     結局、法月作品でもっている感じかな。

  •  順番が回ってくるのに時間がかかった本です。
     目次を見て、ドキッ!! なんとまぁ「解答編」があるじゃありませんか! どういう事?と思いながら、読み始めました(読みたかった本なのに、内容を忘れていた)

     事件は40ページ弱の中で起こります。もちろんその文中には伏し線がびっしり…とある筈ですが、わかる訳なんか無くて、う~~~ん…湖・自宅・ペンション・ホテルに別荘と いかにも事件の起こりそうな、あらゆるところでそれぞれの事件は起こり、誰もかれもが怪しくて、え?何?誰?と謎謎謎でした。

     結局…1つだけ当たりました。
     他は事件編を読み、解答編を読んで「そんなんわかるかぁ~」とつぶやいてばかり。ストーリー的に好きだったのは、麻耶さんと法月さんでしたが、もちろん、両作ともみごとに外れです。

     読みながら、これを書いている時の作家の方々の顔を想像していましたが、みんな笑って楽しそうなんですよねぇ。きっと楽しい仕事だったろうと思っていたら、芦部さんが、その産みの苦しみ的なことを書いていて、ご自身の若き日から、持っているトラウマに至った経緯をご披露してくれてました。意外でした。

     問題を読んだ後、解決編を読みに行く……を繰り返していると、学生時代に問題集を解いていた頃を思い出します。が、あの頃と違ってとても気分がいい!

  • 意地悪な出題ばっかりだった(泣)ボンクラ迷探偵認定だわ(^_^;)1話しかわからなかった☆『芦部必死だな(笑)』と悔しまぎれに捨て台詞を言っておこう(笑)

  • 泡坂さんのと法月さんのは読んだことがあった。法月さんのが一番好き。あまり自分で解こうという努力はしてないけど…

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著者プロフィール

泡坂妻夫(あわさか つまお)
1933~2009年。小説家・奇術師。代表作に「亜愛一郎シリーズ」など。『乱れからくり』で第31回日本推理作家協会賞。『折鶴』で第16回泉鏡花文学賞。『蔭桔梗』で第103回直木賞。

「2020年 『秘文字』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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