赤朽葉家の伝説

著者 :
  • 東京創元社
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本棚登録 : 2601
レビュー : 540
  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488023935

感想・レビュー・書評

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  • 読み終わったときの高揚が忘れられない本。こういう作品を読むと「ああ世の中には素敵な本がいっぱいあるな!もっと読もう」と思える。

  • 赤朽葉万葉、赤朽葉毛鞠、赤朽葉瞳子という「赤朽葉家」の三代の女たちをめぐる長編。
    第一部の、万葉についての話が面白かった。神秘的でどこか不気味な雰囲気に引き込まれる。

  • 山陰のお屋敷の三代に渡る女の生涯。それぞれの時代の雰囲気をよく出してる語りで、最初から最後まで興味を失わずに読んだ。ドラマ化したら2クール(半年)やるな。

  • 山陰地方の旧家を舞台に三代にわたる女性の物語。
    日本海側のじめっとした空気を理解できるのは、私もそちら側の出身だから。
    千里眼の能力をもつ万葉、破天荒な生き方を貫いた万葉の娘毛毬、現代の閉塞感の中で生きている孫の瞳子。
    万葉と毛毬の物語が強烈でぐいぐい引っ張られるのに対し、瞳子は本人も自覚している通り何も持たない。
    それが今の世の中にも通じるのだろうが、最後に物語がしぼんだ印象は否めない。
    けれど、私の人生を物語ろうとすれば、きっと瞳子よりも何もない、かもな。

  • 戦後直後の鳥取県紅緑村。

    万葉は周囲の子供と違い不思議な力を持っていたため「千里眼」と呼ばれる。

    成長した万葉は地元の名家「赤朽葉家」へ嫁入りする。

    万葉の娘、毛鞠はレディースの頭となり、引退後は少女マンガ家として成功を収める。

    毛鞠の娘、瞳子は赤朽葉家の謎を解くことになる。



    まず思ったのは、ものすごい力作だということです。

    作中の後半から謎が明かされるのですが、それまでに挫けそうになるほど内容の濃い物語でした。

    一気に読むことをお勧めします。

  • 3世代の女性の物語。
    それぞれになかなか考えさせられるものがあった。

  • 赤朽葉家という伝説の家系の物語。
    ファンタジーなのに現代に近づくにつれてどんどん庶民的というか現実的になってきて妙におかしかった。
    とても読みごたえがあって面白かった。

  • 赤朽葉家女三代記。三代目(瞳子)の章になって漸くこの小説がミステリであることに気づいた。年代記であり昭和史でありミステリでもありでごった煮感は否めない。面白かったけど心に残るというわけでもない。

  • 本屋大賞2008 7位

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著者プロフィール

桜庭 一樹(さくらば かずき)
1971年、島根県生まれの小説家。
1999年「夜空に、満点の星」で第1回ファミ通エンタテインメント大賞小説部門佳作を受賞しデビュー。
『赤朽葉家の伝説』で第60回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編部門)、『私の男』で直木賞を受賞。他の代表作に『GOSICK -ゴシック-』『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』『赤朽葉家の伝説』などがある。
ゲームのノベライズやライトノベル作品や、山田桜丸名義でゲームシナリオを手がけるなど幅広く活躍している。

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