密室から黒猫を取り出す方法 名探偵音野順の事件簿

著者 :
  • 東京創元社
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本棚登録 : 461
レビュー : 84
  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488024437

感想・レビュー・書評

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  • 初めての作家さん。やや無理あるトリックもあったが音野探偵のキャラが可愛いから続けて読んでみようかな

  • 2016.10.1 読了


    シリーズ2作目。

    極度の人嫌いの名探偵 音野順と、
    ミステリー作家の白瀬のコンビ。

    短編集で、ウダウダした下りがなく、
    状況を聞いただけで
    だいたい 謎を解いてしまうという
    テンポのよさ。

    なので、盛り上がりには かけるかもしれない
    けど、サクサク読めます。

    新たなライバル探偵?も最後に登場。
    もしかして 続編とかにも
    出てくるようになるのかな?


    ひとつ モヤモヤしたラストのもありますが、
    マンネリせずに いろんな結末があり
    引き続き 読みたいです。

  • ミステリ短編集。
    キャラもトリックも好きになれず。
    イマイチ特徴がないように思う。

  • 続き読みたいけど、本になるほどにはないのかな。
    最後の話、ズルっ!というのもあり。
    うわー、確かに横からの図はないけれども。ブツの高さが違っても実行できるのか。

  • タイトル詐欺では……???
    こんなにも魅力的なタイトルだが表題作はゴミ。

    ・密室から黒猫を取り出す方法
    情景を想像してみるとシュール。本当に女の子はそんなことできましたか?できませんよね?ねえ?難癖付けたくなっちゃう~。
    ・人喰いテレビ
    こちらは逆に情景を想像すると笑える。もう大きいテレビ見なくなったなあ。
    ・音楽は凶器じゃない
    犯人つえー。ってだけの話。名探偵が解いてもどうにもならないっていう新しい展開はいいけどハウダニットとしてはイマイチ。そんなの上手くいくか?
    ・停電から夜明けまで
    最高。たぶんこの作品のことは忘れないと思う。タイトルも綺麗だしこっちを表題作にすればよかったのに。
    ・クローズド・キャンドル
    情景が想像しにくい。漫画版だとだいぶわかりやすかったらしい。ああこいつは物理の北山だったなあと思い出させる構成が上手い。

  • 音野&白瀬のとぼけっぷりがおもしろくて大好き。
    「音野、落ち着け、朝食べたパンのことを思い出せ」という白瀬の台詞、いきなりツボにはまって吹いてしまった。殺人事件の推理小説なのに‥こんなこと言われる名探偵。続きも楽しみ。

  • 音野順シリーズ2作目。
    相変わらずトリックはそんなややこしい方法でやらずとも…というのばっかりだったけど、キャラクターの面白さですいすい読めてしまいました。白瀬が真面目にアホで好きです。
    「停電から夜まで」が面白かった。「いたのか!」に笑った。
    最近のミステリにはライバルキャラというのがあんまり登場しないので、琴宮の活躍には今後も期待したいところです。

  • このタイトルで興味を引かれて手に取った作品。
    第2弾は読みきり短編ながらもシリーズものらしく登場人物がにぎやか。「音楽は凶器じゃない」で名探偵とその宿敵!みたいな感じになるのか!と思ったけど…落合嬢、その後にも登場するのかなぁ。続編待ちです…!
    気弱だけど譲れないところのある音野の見せ場が好き。
    「停電から夜明けまで」で「いたのか!」のつっこみに笑った。

  • 「停電から夜明けまで」はよかった

  • 音野順シリーズ2作目。
    物理トリックが楽しい短編集全四編。
    気弱な名探偵・音野が相変わらずかわいい。

    ネタバレ・・・・・・・・・・・・・・・・・・









    【密室から黒猫を取り出す方法】密室により自殺に偽装した殺人犯。この扉を閉めれば完全犯罪完成!というまさにその時、黒猫が密室にスルリと入り込んだ。そこから瓦解していく犯罪。
    猫の件を知っているのは犯人だけだったはずが、たまたま猫さがしをしていた音野たちによって猫の消失トリックが分かり、犯罪の露見につながるのはおもしろいです。
    猫の脱出トリックですが、これは危なそう。でもこれを考え付いたのは凄い。
    猫好きな岩飛警部がかっこいいです。

    【人喰いテレビ】山奥のロッジで目撃したのは、テレビに喰われているような男。翌日その男の死体が発見される。
    壁の穴を弾痕と見破り、右腕の切断や衣服の剥ぎ取りと絡めて拳銃の隠蔽と推理したのには感嘆。
    UFOや人喰いテレビなんていうオカルトな雰囲気も楽しい。
    テレビに喰われるという描写、てっきり画面に頭を突っ込んだのかと思いましたが上からみたいですね。
    時代を感じさせるトリックです。

    【音楽は凶器じゃない】凶器の謎が主眼ですが、このトリックは前作の「踊るジョーカー」と似ています。
    強度が疑問ですし、ポスターにも血痕がつくのが心配です。それで自分をたんこぶが出来る程度に殴って凶器を始末するというのも難しそう。
    後味の悪い不気味なラストとなってしまいました。

    【停電から夜明けまで】停電での暗闇を利用した殺人計画。暗視ゴーグルを使った計画ですが、見えるが故の錯誤を上手く利用しています。
    音野要が再登場でうれしい。。
    音野順が一言も喋らず、要の言うとおりまさにいるだけで犯罪を暴いたのには笑いました。
    ルミノール液を持ち歩いてる作家って一体。

    【クローズド・キャンドル】密室殺人。ディスプレイ用の大きなキャンドルが床一面に灯された室内で首を吊って死んだ男。
    儀式めいた現場、姿を見せない女、変わった一族、登場した謎の名探偵・琴宮という王道の展開ですが、こうした状況が蝋燭や比之彦のトリックにも利用されているのが見事です。
    琴宮の名探偵発言がいちいちおもしろいですし、布団を敷いてしっかり寝ている音野や、相変わらずの白瀬にも笑いました。

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著者プロフィール

2002年、『『クロック城』殺人事件』(講談社ノベルス)で第24回メフィスト賞を受賞しデビューする。代表作として、デビュー作に端を発する『『瑠璃城』殺人事件』(講談社ノベルス)などの一連の<城シリーズ>などがある。

「2020年 『ステイホームの密室殺人 1 コロナ時代のミステリー小説アンソロジー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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