片思いレシピ

著者 :
  • 東京創元社
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本棚登録 : 208
感想 : 48
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  • Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488024758

作品紹介・あらすじ

学習塾内での殺人、巨大猫とカラス軍団の決闘!?そして淡い恋。あの柚木草平の愛娘・加奈子ちゃんのほほ笑ましくも、爽やかな探偵行。娘を持つすべての父親に贈る、著者渾身のミステリ。柚木草平シリーズ番外編。

感想・レビュー・書評

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  • 樋口さんの柚木さんシリーズ、大好きだから読んでみたけれど、、、娘の加奈子ちゃんが主役で期待していた分、、、少々がっかりしてしまった。加奈子ちゃんが理屈っぽいというかなんというか、ぜんぜん可愛くない。
    あの口調はお父さんの場合、素敵に感じられるんだけどなぁ!

  • この評価の低さったら!贔屓目でたくさんつけちゃおう。
    加奈子ちゃんが主役の柚木草平シリーズ番外編。
    片思いの行く末も気になるし、また書いて欲しい。

  • シリーズ物の番外編。こんな小学生はいないだろ~でも出てくるキャラは楽しめた♪
    2013.2.14

  • この作家は初めて読みましたが・・・
    こんなスタイル何でしょうか?
    なんでもこの本はスピンオフ作品らしいですが・・・
    本来はこの本の主人公のお父さんが主役らしい。

    話的には可もなく不可もなく。面白いか面白くないかでいえば、どちらとも云いにくく
    「普通」
    って所でしょうか?

    小6の女の子が主人公との事ですが、読んでて中学生か歳取ってても高1くらいの
    女の子っぽい。
    いや・・・最近の女の子はこんなものなのか?と思ったら
    自分の想像する小学生の女の子より最近の子は成長が早くなってきたから
    自分の中学時代が今の小学生高学年かもしれませんが・・・

    本の内容が若い女性作家かと思いきや結構年配の男性作家だった。
    だからなのか
    『年頃の女の娘とはこんなもの』と言うのが全面過ぎてプラス『最近の小娘はこんなだろう』ばかりが強調され過ぎていて、話が頭に残らない。
    流すように文字が流れて行った。と言う感じ。
    一応ミステリーと言うか推理小説らしいですが、推理も何もなかったように思える。

    本編の話(つまりパパが主人公の話)を知らないので
    この父娘の普段のやり取りが解りませんが、この父娘の関係が
    SOUL EATERのマカちゃんとデスサイズパパと一緒か?程度くらいにしか
    思わなかったので、このお父さんがどれだけ仕事が出来るのか解らなかったけど
    この話で云えば、その過程(真相に迫る部分)がないから
    話がダラダラ続いて結果オチとして犯人の話をしてお終い。って感じ。

    もう1冊くらい読んだ方が良いのかしらん?
    とにかくグダグダで終わった感じ。

  • 柚木草平シリーズ番外編。愛娘・加奈子ちゃんの通う塾内での殺人事件顛末を本線にして、加奈子ちゃんの親友・柚子ちゃん家族との交流、淡い恋模様を描く。手堅く面白いが、廸子ちゃんのお兄ちゃんが、加奈子ちゃんが好きになるタイプとはどうしても思えず。この違和感であまり楽しめなかったかな。

  • 柚木草平シリーズのスピンオフ。柚木の娘が主役。
    とはいえ、この子が推理して事件を解決するような話ではなく、解決するのはやっぱり柚木。
    話自体はなんか淡々と進んで淡々と解決した感じ。
    あと、妻沼家の人々が誰一人好きになれない。

  • 登場人物の設定がぶっとびすぎててあまり好きになれなかった。例えば、登場人物中の柚子の祖父とか。
    いわゆる一般人をどうも馬鹿にしているというか、なんというか。

  • よくある刑事物もの。

  • 2017.9.17 読了


    柚木草平シリーズですが、今回は娘の
    加奈子が主役。

    なかなか新鮮でしたが、
    なかなか 話が進まず というか、
    最後 確信に触れず イライラというか
    忸怩たる思いが。。。


    読後感は イマイチかな。


  • みんなキャラが濃いですぅ

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著者プロフィール

1950年、群馬県生まれ。業界紙記者などを経て、88年『ぼくと、ぼくらの夏』で第6回サントリーミステリー大賞読者賞を受賞しデビュー。『風少女』で第103回直木賞候補。著書に『礼儀正しい空き巣の死 警部補卯月枝衣子の思惑』、「船宿たき川捕り物暦」シリーズの『変わり朝顔』『初めての梅』(以上、祥伝社文庫刊)など。2021年10月、逝去。

「2023年 『礼儀正しい空き巣の死 警部補卯月枝衣子の策略』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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