眼鏡屋は消えた

著者 :
  • 東京創元社
2.79
  • (1)
  • (9)
  • (68)
  • (23)
  • (5)
本棚登録 : 224
レビュー : 56
  • Amazon.co.jp ・本 (338ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488024833

作品紹介・あらすじ

気がつくとあたしは演劇部の部室の床でのびていた。そのうえ八年間の記憶が失われ、現在あたしは母校で教師になっているらしい。しかも親友の実綺が高二の文化祭直前に亡くなっていたなんて!!!八年前と同様に学園内では、彼女の書いた脚本『眼鏡屋は消えた』の上演を巡るごたごたが起きている。実綺の死には何か裏がありそうだ。上演を実現し、自分の記憶を取り戻すため、元同級生の探偵に事の真相を探ることを頼んだ。あたしが最も苦手とする、イケメン戸川涼介に-。青春時代の切ない事件と謎を、リーダビリティ抜群の筆致で描くミステリ。第21回鮎川哲也賞受賞作。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 見事に期待外れでした。
    設定は面白いけど、謎を追っていく過程が回りくどくて挫折しそうになりました。
    同じような仮説の検証がああでもない、こうでもない、と続くのにはうんざりします。
    主人公や探偵にも好感が持てず、オチも微妙。

  • 2011年「第21回鮎川哲也賞受賞作品」とのこと。
    学園ミステリーものなのだが、劇中劇とも言える文化祭上演予定劇『眼鏡屋は消えた』を巡って引き起こされた殺人事件の謎が、主人公の記憶喪失をきっかけによみがえる、、、

    わざとなんだろうが、主人公役のヒロインや探偵役イケメンの性格設定が難点。これでは読み手の共感を得るのは難しかろう。ミステリーとしても、一方的な推論に基づく解決で、上出来とは言いかねる。そのあたり、巻末の鮎川賞選考委員たちの言葉にも表れているのだけれど、、、これを強力に推挙した人(一人だけいるのだが)の気が知れない。
    300ページを越える分厚いこの作品を読み進めるは、実に難儀だった。

  • ヒロインの語り口にかなり癖があり、このテンションについていけるかどうかで意見が分かれそう。私はちょっとダメでした。それなりに重い結末を迎えているにも関わらず、そのノリはないだろう、と。本格ミステリのトリックなんかは既に出尽くした感があるので、いかにして真相を解き明かすかという推理過程で魅せる小説を目指したとの言葉に惹かれて読んでみたのですが、結局想像だけで語ってしまっているような。もっと、丁寧に伏線を拾って確固たる論理を築き上げていくような作品を期待していたんだけどな。

  • 八年間の記憶をなくし高二の演劇部員だった筈の千絵が母校の教師として部室の床で気が付く。八年前の親友の墜落死の謎と過去の学生の墜落死がモデルの親友作の脚本の上演を巡るごたごたを元同級生のイケメン探偵と探る。演劇部模様には頁を割かれず残念。展開や推理が丁寧なのだろうけれど冗長。教師の頑なな変貌がリアル。

  • 気が付くと8年間の記憶を失っていた「あたし」
    女子高生だったはずなのに、母校の教師になっていた。
    しかも記憶を失った数日後に親友が謎の死をとげていた。

    親友の死の謎を解くため、探偵となった当時の部活仲間と共に過去をさぐりだす。

    明るく軽い文体なのに、何故か読んでてイライラする(笑)
    死の真相は「あぁ、やっぱりね」という感じ。
    イマイチでした~

  • 他の方の感想にもあるように推理や会話がくどかった。内容以前に主人公が私の苦手なタイプで、読んでいてイラつくことも少なくなかった。内容としては、それなりに面白かった。途中から犯人は誰なんだろう?とドキドキしながらページをめくっていきました。まあ、結果はその割りに想像通りというか何というか...まさか!という衝撃はなく、やっぱりという感じで落胆しました。でも、それなりに楽しめました。

  • うんうん、テンポはいいし
    読みやすかった。

    でもー、ほかに締め方はなかったのかな?
    エピローグでもあるかと思って
    ページをめくったら、お話が終わってた。
    話の行き掛かり上、仕方ないけど
    登場人物も多くて疲れたなー。

  • 06/17/2016 読了。

    図書館から。

    んー…微妙…。

  • 何者かに殴られて8年間の記憶を失った千絵。8年前に親友が亡くなり、その親友が書いた劇の上演を巡り8年前と同じくゴタゴタが起きたことを知り、もっとも苦手なイケメンに調査を依頼するーー。

    海外のコージーミステリっぽい雰囲気。けど、あらすじからの想像に反して、千絵と戸川の恋愛がないのが良かった。

    誰がどうして千絵を殴ったのか?実騎の死は自殺か事故か、はたまた他殺か?劇の元になった少年の死の真相は?
    3つの事件が(多少の上手く行き過ぎ感はあるけど)上手く絡んでいると思う。

    実騎の事件に千絵が関わっているというのは想像通り。
    でも、築紫先生の事は意外だった。自分の行動を正しいと信じているのが怖い。

  •  話がくどい。

全56件中 1 - 10件を表示

眼鏡屋は消えたのその他の作品

山田彩人の作品

眼鏡屋は消えたを本棚に登録しているひと

ツイートする