シチュエーションパズルの攻防: 珊瑚朗先生無頼控 (創元クライム・クラブ)

著者 :
  • 東京創元社
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感想 : 38
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  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488025274

感想・レビュー・書評

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  • 主人公は叔母がママを務める文壇バーのアルバイトをしている。客の作家が鮮やかな推理をする短編集だが、安楽椅子探偵かな。その作家が鼻持ちならないのと、事件自体にあんまり魅力がなくひねりがないのが残念。

  • 探偵役?の作家に魅力が…

  • 珊瑚さんよりミーコママの方が謎に満ちている気がするのだけれど、どうなのかしら。
    昭和初期の文壇に時々登場する超魅力的なご婦人(あっちこっちでモテまくり、数人の作家と結婚したり離婚したうえに、途中でも他の作家と付き合ってる的な)に興味あるんだよなー。

  • ほんわかミステリ。

  • 銀座の夜の世界というのは分からないが、どの登場人物も魅力的に見える。 主人公の了は社会勉強兼就活のコネ作りのために叔母が営んでいる文壇バーのアルバイトをすることになった。そこの常連である辻堂珊瑚朗先生の安楽椅子探偵ぶりが実に鮮やかである。 それに珊瑚朗先生とホステスの女の子たちの男女の駆け引きや、同業者の藤沢先生との罵倒の言い回しなど、笑えてしまう。

  • 短編連作。
    とあるクラブ(キャバクラ?)が舞台で、そこの常連である作家が、ちょっとした日常の事件を解決する話。
    ほとんどが歓楽街で起きた出来事や、クラブのママが絡んだ話。
    ライトノベルです。

  • 人が死なないミステリー。文壇バーですけべじじいの作家が謎解きをする。

  • 安楽椅子探偵ものということで手に取ったものの、シチェーションパズルものも絡み、結果が二転三転して、バタバタしてる。

    クロロホルムの厩火事
    シチェーションパズルの攻防
    ダブルヘッダーの伝説
    クリスマスカードの裏舞台
    アームチェアの極意

    ダブルヘッダー辺りから、ちょっと落ち着いて、いいかもと思っていたのに、ラストのアームチェアで、え?というくらいさりげな過ぎる幕引き。
    もっと盛り上げられたのにという物語たち。物足りないのは何でなんだろう。
    せっかくの銀座のバーなのにエロチックさもなければ、お酒も美味しそうでないからか。
    珊瑚朗先生の推理より、その小説が読みたい。
    妖刀で事件解決って。気になりすぎ!

  • つまらないってわけでもないけど期待してたほどではなかった。わりと退屈だし探偵役が苦手。

  • “文壇バーで繰り広げられる推理ゲーム”という設定は好み。
    面白かったんだけど、登場人物たちに魅力を感じられず(どことなくステレオタイプな感じ)なんだか物足りない感じだったのがちょっと残念。

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