- Amazon.co.jp ・本 (300ページ)
- / ISBN・EAN: 9784488025380
作品紹介・あらすじ
平凡なサラリーマンの「ぼく」こと海老野が勤める会社の近所に、突如できた小さな美術館。居心地のよさと旨いコーヒー目当てに常連となった海老野は、引退した館長に代わってやって来た川原姉妹の姉・菫子に一目惚れする。来館者から持ち込まれる不可思議な謎を解いて菫子を振り向かせようと、生意気でオタクなその妹・あかねの力を借りつつ奮闘を重ねるが…。恋する一青年が、美術館専属の探偵となって活躍するほんわかミステリ連作集。
感想・レビュー・書評
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泉岳寺近くにある「西園寺英子記念四コマまんが美術館」。月間フリーパス3000円でセルフサービスのコーヒー付き。漫画読み放題。美人なお姉さんが館長。
こんなご近所美術館があったら、フリーパス買って通ってしまいそう。でも、何故か事件が起こりがちで、それも意外と凶悪なのが難…。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
町の小さな美術館を舞台に繰り広げられる連作ミステリ集。日常の謎ミステリが多めです。魅力的なキャラクターも読みどころ。
お気に入りは「ブックエンド」。ありがちかと思いきや、一ひねりあるところにやられました。「マーカー」もいいなあ。でもその謎かけ、分かりにくいってば(笑)。 -
私設美術館の美人館長に一目惚れした主人公が、美術館周辺で起こる大小様々の事件を解決しようと奮闘するお話。
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居心地良さそうな西園寺英子記念四コマまんが美術館。
海老のんとあかねぶーと薫子さん。
私が願ったとおりになって本当にニヤつきました。 -
コンビニの二階にある「西園寺英子記念四コマまんが美術館」。ラウンジでコーヒーをゆっくり飲める不思議な美術館。
医療機器メーカーの営業マンの海老のんは居心地の良さに美術館の常連となり、三代目館長の菫子に一目惚れ。
のんびりほんわかなお話しかと思っていたら、やたらと人を疑うし、あまり穏やかでない展開。
まったり寛ぐ美術館の常連仲間なのにな。
殺人事件に巻き込まれるし、けっこうあちこちに毒がある。
綺麗なだけの菫子の魅力が全くわからないのも盛り上がりに欠けるのかも。
海老のんとあかねぶーのやりとりは楽しかった。微笑ましいコンビです。 -
街中の小さな美術館の常連になった「ぼく」が、新たな美術館の館長に一目惚れして、出会った謎の解決…なのだが、日常系だけでなく殺人事件もあったり結構物騒だなあ…と思いながらもわりと楽しく読んだのだが、主人公全然館長にアプローチ出来てないねとか、あかねちゃんとはコンビが楽しかったのに…となんだかモヤモヤ…
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ほのぼの系かなと思ったら、なかなか大きな事件がおきていました
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小さな美術館が舞台の7つの連作ミステリー短編集。
日常のちょっとしたミステリーかと思いきや、結構大きな事件があったりして、思っていたものと違った。
主人公の海老野と董子のキャラがあまりしっくりこず、物語に入り込めなかったのが残念。。でも、こんな美術館が近くにあったらぜひ常連になりたい。