屍人荘の殺人

著者 :
  • 東京創元社
3.66
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本棚登録 : 2540
レビュー : 398
  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488025557

感想・レビュー・書評

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  • 所謂クローズドサークルミステリーだが、凄いクローズドサークルだなぁ。前代未聞といっていいかも。
    そして、その異常な状況の特色が、トリックにあますところなく生かされていて、正統派ミステリーとしてきちんと成立しているのが素晴らしい。
    舞台となるペンションの状況、登場人物の相関関係、時系列の説明等々、読み手にの頭にするする入るよう整理工夫されているのも、気持ちがいい。一気に読んでしまった。

    • ありが亭めんべいさん
      フォローして下さってありがとうございます 感謝します♪本も食べ物と同じように好き嫌いが人それぞれですけど、皆さんの評価やコメントがとても参考...
      フォローして下さってありがとうございます 感謝します♪本も食べ物と同じように好き嫌いが人それぞれですけど、皆さんの評価やコメントがとても参考になります。どうぞよろしくお願いいたします_(._.)_
      2018/07/01
    • みふゆさん
      コメントありがとうございます。(^^)
      本って、本当に人それぞれ、好みも捉え方も違いますよね。
      だからこそ、色んな方の本棚を拝見して、思いも...
      コメントありがとうございます。(^^)
      本って、本当に人それぞれ、好みも捉え方も違いますよね。
      だからこそ、色んな方の本棚を拝見して、思いもよらない本や、その感想と出会うのが、とても楽しいです。
      こちらこそ、どうぞよろしくお願いしますね。
      2018/07/01
  • 途中までは、主人公の語りが面白くて自分も夏合宿に参加しながら探偵ごっこをしている気分を味わえた。
    が、だんだんホラー感が出てきたのと、こんなに切羽詰まってるのに案外冷静だな〜とか、思ってしまい読んでいる自分自身が冷静になってしまった。
    そんな中、犯人の動機が微妙だったので追い打ちをかけて冷めてしまいました。
    でも、斬新な部分やよく出来てるなぁーと感じる場面も多々あった。
    映像化したの見てみたいな。

  • 処女作でここまで目が行き届いたミステリはなかなかお目にかかれません。手練れだなぁ。
    たった一つだけ、ここだけは本当にやめてほしいと思った部分があったので★4にさせてもらいました。マンガでしか見ないようなクサイ演出のあれこれ。(○○させてあげる♡だとかクライマックスのあのセリフとか最後の一行とか)何度本を落としそうになったことか……

  • めちゃくちゃ話題になっていた本、ついに読みました。
    確かに、そう来たか~て感じで、「えっ」「えっ」ってのが何回かあった。
    面白かった。けど読む前にずいぶん期待してハードル上がっちゃってたかな。

    表紙から感じたイメージと、中のテイストがちょっと違ったかな。表紙から「十角館」ぽいおぞましいのを想像していたのだけれど、それより軽い感じ。
    設定と殺され方からして、もっとぞわーってするはずなんだけど、それがなかったかな。多分最初の明智と葉村のほわーっとした会話があったからかな~。明智が、いい味出してたんだと思う。
    葉村のワトソン、嫌いじゃない。

    これがデビュー作とは、、、2作目期待!!
    シリーズ化するのかな?

    そして、「学生アリスシリーズ」また読みたくなった!(^^)!

  • どうにも現実感がなさすぎ。

    ゾンビと密室殺人のコラボ作品。
    ゾンビでクローズドサークルって発想がすごい。

    ただ、どうにも現実感がなく、途中でお芝居でしたってなるのかなと思ったら最後まで…。

    このせいであまり推理にのめり込めず、やや消化不良になってしまった。

    もう少しゾンビに真実味を与えてほしかったかな。

    人と違うもの作り出そうという気概は感じますが、
    非常に惜しい作品でした。

  • 大学生がペンションを貸し切り、さあいったい誰から殺されるんだ、と思いながら読み進めていた矢先。
    は?
    まさかのゾンビにペンションを包囲されるという展開に、思わず失笑。
    えーっと、私ミステリを読んでたよね?
    パニックホラー読んでたんじゃないよね?

    ゾンビが包囲することによってペンション全体を密室にしたり、ゾンビを武器にしたり毒薬にしたり…ゾンビってこんなに活用法があったんだーと今までにない発想は確かに奇抜で面白かった!

    ただ謎解きはまぁそれなりに納得したとして、謎解きを優先するあまりゾンビに対しての危機感が無さすぎて違和感を覚えてしまった。
    私だったら扉の前にベッドとか置いてバリケード強化する!
    扉一枚隔てた向こう側にゾンビがいるのに一番近くの部屋に一人で寝るとか絶対無理!
    扉破られてゾンビが迫ってきてるのにこのタイミングで謎解きとかもうこの際どうでもいい!
    それにあのゾンビをどうやって収束させたのか、斑目機関とは何か、重元くんの行く末はどうなったのかの方が気になる。
    でもこの辺を詳しく書き始めると、それこそもう本格ミステリではなくて本格パニックホラーになっちゃうもんね!

    もうこれはミステリよりゾンビ映画を楽しむ感覚で読んだ方がかもしれない。

  • 設定やトリックはとてもおもしろくほぼ一気読みに近かった。
    ちょっと納得できないところもいくつかあったけど。この動機でこの残虐さ?結局テロリストの目的は?廃ホテルに残された手帳の意味って?葉山くんは自分の時計を取り戻したことをそんなに悪行だと思っていたのか?(犯人と取引をするほどに)重元はどうなったの?
    これらを差し引いても読後は満足。

  • どちらかというと、クローズドサークルって好きではなかった(途中で飽きてしまったり、謎解きが難しすぎてついていけない)のだが…。
    これは…展開が意外過ぎて「へ?」となり、捻りがいくつも効いていて、びっくり!
    冒頭の手紙を読んで、そちらがメインかと…。素直に面白かった!

    • ひとしさん
      もう読み終わったんですか!ちえさん、速すぎです(笑)
      もう読み終わったんですか!ちえさん、速すぎです(笑)
      2018/01/31
    • marimocoさん
      私も最近読みました。chieさんと違って、クローズドサークルは好きなほうなんですけど、この展開は衝撃で!
      これがデビュー作とのことなので、次...
      私も最近読みました。chieさんと違って、クローズドサークルは好きなほうなんですけど、この展開は衝撃で!
      これがデビュー作とのことなので、次作以降がちょっと楽しみな作家さんです。
      2018/02/01
  • 古典的な筋書きと近未来的な要素の評価抜群の作品
    私の読後の評価も抜群
    作者の意気込みが詰まってる

  • 推理好きのコンビに、事件を解決した実績を持つ探偵少女。脅迫状あり、見取り図あり、クローズドサークルあり。
    べたべたな王道ミステリのような始まりなのに、その設定をひっくり返していく展開が、新鮮。
    新しいタイプの、クローズドサークルミステリ。
    意表をつく展開ではあるものの、推理に関しては正統派。
    第27回鮎川哲也賞受賞作ということですが、デビュー作とは思えない読みやすさでした。『このミステリーがすごい! 2018年版』第1位。

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著者プロフィール

今村 昌弘(いまむら まさひろ)
1985年、長崎県生まれ。岡山大学医学部保健学科卒業後、放射線技師として勤務。29歳で退職し、執筆活動に専念。2017年『屍人荘の殺人』で鮎川哲也賞、本格ミステリ大賞、を受賞。ほか、SRの会年間ベスト第1位、「このミステリーがすごい!2018」第1位、「2018 週刊文春ミステリーベスト10」第1位、「2018 本格ミステリ・ベスト10」第1位、第15回本屋大賞第3位、「キノベス!2018」第2位ときわめて高い評価を受けた。
『屍人荘の殺人』は他にも、2017年度エアミステリ研究会ランキング第1位、名古屋大学生協による南部書籍大賞、福井県のみそ店「米五」の社員が選ぶ「味噌屋大賞」などにも選ばれている。

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屍人荘の殺人 Kindle版 屍人荘の殺人 今村昌弘

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