屍人荘の殺人

著者 :
  • 東京創元社
3.69
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本棚登録 : 2270
レビュー : 350
  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488025557

感想・レビュー・書評

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  • 推理小説と思いきやホラー、かと思いきややっぱり推理小説?推理小説どうしても苦手で最後まで読破できず。まどろっこしい話しは嫌い。

  • 読みやすかったし、探偵役の意外な展開も良かったけど、クローズドになった設定が、現実味がないというか…。話としてはまとまっていたけど、斑目機関がなんなのか、何のために、みたいな所は放置だったから、それはまた別の話として書かれるのだろうか。
    特別おお…!みたいな所はなかったし、一度読めば十分なので、3.5てところか。

  • 大学生サークルが旅行先で事件に巻き込まれる王道感と舞台装置の派手さとミステリとしての丁寧さとボーイミーツガール要素のハイブリッドで好みに刺さった。

  • 物語が大きく展開し始めた
    百頁過ぎから
    ミステリの要素が優先され
    文学性やリアリティが
    置き去りにされてしまいました。
    ミステリを成立させる為の都合と
    矛盾の指摘を回避する為の説明的な
    セリフや語り手の思考が目立ったので
    ☆の評価は控えます。

  • 怖いのは苦手だけど話題作なので読んでみた。
    謎がたくさん残る上に、現実離れしすぎてて入り込めない作品だった。
    面白さがわからなかった。

  • 金田一少年がバイオハザードの世界で推理してるような感じ。かなりシュールな世界観だけど楽しめた。
    この作品を評した人の、新しい形のクローズドミステリ、って言葉がしっくりきた。

    ただ、どこかでゾンビがみんな戻ることを、正確に言うと仲間がどこかで生きてることを望んでいたので、クライマックスのところは切なかったです。

    結局ゾンビ元の人たちの目的はなんだったのだろう?という疑問は残ったまま。続きあるのかな?

    2018.6.26

  • 怪しげな映画研究部の夏合宿に加わった主人公が、想像を絶する事態に直面してクローズドサークルで事件に巻き込まれる物語。
    王道ミステリーだと想像していたので、全く違う内容に面食らったけど、圧倒的に読みやすくかつ意外な展開の連続なので、飽きることなく一気読みした。
    殺人推理小説であり、ゾンビ物でもある。どちらか片方ならどこにでもあるけど、二つを組み合わせた事が斬新で秀逸。
    トリックも完璧だし、登場人物達のバックグラウンドもきちんと描かれているので行動の動機に矛盾がない。
    比留子のキャラがいい。葉村とのコンビで活躍する続編を期待したい。

  • 神紅大学ミステリ愛好会の葉村譲と明智恭介は、曰くつきの映画研究部の夏合宿に加わるため、紫湛荘を訪ねた。その夜、想像しえない事態に遭遇し紫湛荘に立て籠もった彼らだが、翌日部員の1人が密室で死体となって発見され…。

    2017年に「このミス」、「文春ミステリ」、「本格ミステリ」でいずれも1位を獲得した作品。確かに密室状況は完璧に作られていて事件も解決しているから「本格ミステリ」と言えるかもしれないけれど、密室状態の作られ方が常軌を逸しているので、私は素直に評価できない。これがありなら何でもあり、と思う。
    (Ⅽ)

  • 面白かったです。
    館シリーズ的な本格ミステリの導入部分から急な舵取りでパニックホラーに入って、でもちゃんとミステリ要素も押さえてて、どういう展開になるんだと続きが気になって一気に読み進められました。

    突拍子もない感じもしますけど、その突拍子のなさが予測しえない展開を生み出して、こうきたか〜と感嘆しました。

    本格ミステリだとこの中に犯人がいるという疑心暗鬼から人間の本性が表れて、人間の醜い部分が浮き彫りになるという面白さがあるけど、

    今回はこの中に犯人はいる、けど生き延びるためには協力しないといけない、とか、殺害の手口は狂気的だけど、比留子や高木を助けたり人道的な部分もある、みたいななんかこういろんな感情がごちゃ混ぜになった闇鍋感が面白かったです。

    でも班目機関がなんだったのかは気になるな〜、吹雪や豪雨のような自然災害と捉えるべきって意見もあるようですが、けっこう意味深に書かれていたので、ちょっともやっとしたかな。

    次回作が読みたいです。

  • 非王道ミステリ。
    ただし、ミステリとしての要素はしっかり押さえており、
    非常に読みやすく、面白かった。

    この本の読者の評価が割れている理由は、
    おそらく王道ミステリ派の方も多く手に取ってしまったことによるものかと。
    「〇〇賞受賞!」という煽り文句につられて買ってしまった方、
    結構多くいらっしゃるんじゃないかな。
    自分は割とこういう少しファンタジが混じるエンタメはウェルカムなんですが、
    そうでない方は少しもにょったかもしれない。

    ふと「うみねこのなく頃に」を思い出しました。
    あれがいける方は行けると思います。

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プロフィール

今村 昌弘(いまむら まさひろ)
1985年、長崎県生まれ。岡山大学医学部保健学科卒業後、放射線技師として勤務。29歳で退職し、執筆活動に専念。2017年『屍人荘の殺人』で鮎川哲也賞、本格ミステリ大賞、を受賞。ほか、SRの会年間ベスト第1位、「このミステリーがすごい!2018」第1位、「2018 週刊文春ミステリーベスト10」第1位、「2018 本格ミステリ・ベスト10」第1位、第15回本屋大賞第3位、「キノベス!2018」第2位ときわめて高い評価を受けた。
『屍人荘の殺人』は他にも、2017年度エアミステリ研究会ランキング第1位、名古屋大学生協による南部書籍大賞、福井県のみそ店「米五」の社員が選ぶ「味噌屋大賞」などにも選ばれている。

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