屍人荘の殺人

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著者 : 今村昌弘
  • 東京創元社 (2017年10月12日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488025557

屍人荘の殺人の感想・レビュー・書評

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  • 史上初、デビュー作にして三冠!という帯に惹かれ、久しぶりに単行本を購入。

    出てくる人の喋り方がラノベっぽくて、序盤から萎えましたが、、、読み進めました。断じて否!とか絶対普段言わんやろ、ってセリフが多くて全然入り込めない(笑)
    女探偵もオタクっぽくて苦手。

    明智さんという一見重要そうな人物が、早々に死んでゾンビになってしまうという展開も、結局最後までなにが狙いかわからなかった。

    ゾンビに囲まれたクローズドサークル、葉村と犯人の女が取引していたところなど、トリックは本格ミステリという感じはしたが、そんなに絶賛されるほど?と少々疑問でした。

    冒頭で、剣崎ひるこに届いていた手紙は誰からのものだったのか、ゾンビウイルスをまきちらした機関の目的は?などたくさんの謎を残したままなので、もしかしてシリーズ化するのかな。

  • 確かに、ほとんど一気読み

    登場人物が多いので
    ああもう覚えられない!
    と思ったところで、親切に覚え方まで教えてくれるところはナイス!

    ただ、いろいろ突っ込みどころはあるよね

    まず、あの状況で仲間があんな死に方をしているのに、案外みんな冷静 (笑)

    次に犯人の動機がねぇ
    身内ならまだわかるけど、その関係でそこまでする?
    っていう感じはしたよね

    あと、時計の件ね
    なんでわざわざ震災の被災者を強調するのかと思ったけど
    最後の布石ね
    ちょっと無理やり感漂ったわ(笑)

  • ★3.8
    ○○○が原因で陸の孤島と化すのが斬新で面白いです。
    まあタイトルで何となく予想してましたが・・

    文章も軽くて読みやすいのでスラスラ読めるし所々笑えます。
    ですが最後まで読むと、まあまあかな~と・・・
    多分、明智さんをあんなに早く物語から退場させたのが原因だと思います。
    あとから剣崎さんを出すなら明智さん最初からいらんやんって思ってしまって・・
    あと主人公が明智さんの事をあんまり悲しまないままお話が進むのでなんだかな~って思いました。
    周りを○○○に囲まれ、館内では殺人事件まで起きてしまい悲しんでる余裕なんてないのかもしんないけど、少しは思い出してほしかった(明智さんは生きてる!!と希望を抱いてましたが)
    でラストあれですしね。やっぱり○○○になっとるやんか!!
    これは結構ショックでした。

    それ以外は普通に楽しめました。
    特に2番目のトリックとかはなるほどね~と感心しましたし。
    だからこそ明智さんの事がなかったら大満足だったんです。
    ここまでレビュー書いて思いましたが私どんだけ明智さん好きやねん(笑)

    しかつめらしい顔して推理を披露する彼を見てみたかったので残念でした。

  • 『Why done it?
    犯人は何故、犯行に及んだのか』

    内容は敢えてふれずに。。。とにかく面白かった!
    本屋大賞ノミネートの中で、私のイチオシ作品です。

  • 「このミス」1位を始め、デビュー作が前代未聞の三冠、という華々しいキャッチとともに各書店でドバーンと推し出されていたので手に取ってみたが…。
    どこかラノベっぽさがある書き出しに少し萎え気味のところに、まず以てディテールが甘い。
    関西の私大生たちが多数登場するという設定の物語でありながら、なんで全員揃いも揃って標準語?
    もちろん大学には全国から人が集まりはするが、私大で、これだけの人数がいながら地元出身が1人もいないというのはありえなく、関西の大学に通った経験がある身としては、そういう細かくも重要なところを蔑ろにする人なのかな、という疑念がまずここから膨らんだ。
    1つ粗さが気になると止まらなくなるもので、大学生がビジネスホテルに泊まり慣れてるわけねーだろとか、今時ラジカセってなんやねんとか、震災って一言で言うけどどの震災やねんとか、とにかくツッコミどころが目についてしまう。
    肝心のプロット、トリックについても、クローズドサークルものとゾンビものを組み合わせたところが評価されているようだけど、それが有機的かつ効果的な化学反応を起こしているとは到底私には思えないし、それぞれの描写は極めて類型的かつ凡庸な完成度で、バイオテロに関しては何も回収されていない。
    登場人物たちの行動心理も共感できない箇所がとても多い。
    なぜ生命が脅かされている極限状況でラノベめいた妄想が生まれるのか? SOSを求めるより先に時間を割いて真相披瀝の演説があるのか?

    この1年間に発表された新人のミステリーがそれほど不作だったのか、こうして注目新人を作り出さなければいけないほど出版界が危機に瀕しているのか…。

  • これは…意外過ぎた!年末ミステリランキングで絶賛の嵐。ほほう、そんなに面白いのですか、と思っていたら、この斬新な設定!最初に×××に囲まれた瞬間に「ええっ⁉︎」と思った。まさに衝撃。いや、本当ビックリ。
    美少女探偵と(勝手なイメージで)冴えないワトソン役。ほかのキャラクター含め、ベタなキャラ設定だけれど、好ましいベタ。
    最初に主人公が失くした時計が、こう活きてくるとは思わなかった。やられた。
    殺人の動機もベタで、簡単に予想できる。けど、その×××に殺させた動機にはゾッとしたよ…。
    なんというか、全体的にベタな食材ではあるんだけど、それを斬新な調理法で、新しい料理に仕上げた、みたいなミステリ。

  • 斬新なクローズド。
    読みやすく、登場人物が覚えやすく良い。

  • 神紅大学ミステリ愛好会の葉村讓と会長の明智恭介は、曰く付きの映画研究部の夏合宿に加わるため、同じ大学の探偵少女、剣崎比瑠子と共にペンション紫湛荘を訪ねた。合宿1日目の夜、映研のメンバーたちと肝試しに出かけるが、想像しえなかった事態に遭遇し紫湛荘に立て籠りを余儀なくされる。緊張と混乱の一夜が明け、部員の一人が密室で惨殺死体となって発見される。しかしそれは連続殺人の幕開けにすぎなかった……

    鮎川賞の時間だよー!!!!なんだかんだ定期的に読んでる鮎川賞、近年の中で一番よく出来てたと思う。タイトルがそのものずばりだった。設定はむちゃくちゃだけど、それを完全に活かしたトリック、展開、落ちの付け方だった。ミステリーマニアがいてメタ的な部分もあるし、キャラクター(特に主役級が)突飛すぎるような気もしつつ、あと序盤であああ〜って悲しくなったりもしつつ。あと二重構造については辻真先先生の解説読んでそれそれ、ってなった。でも良く出来てたなー面白かったな!他の受賞作みたくシリーズ化していくかな?

  • <内容紹介より>
    神紅大学ミステリ愛好会の葉村譲と会長の明智恭介は、曰くつきの映画研究部の夏合宿に加わるため、同じ大学の探偵少女、剣崎比留子と共にペンション紫湛荘を訪ねた。合宿一日目の夜、映研のメンバーたちと肝試しに出かけるが、想像しえなかった事態に遭遇し、紫湛荘に立て籠もりを余儀なくされる。
    緊張と混乱の一夜が明け――。部員の一人が密室で惨殺死体となって発見される。しかしそれは連続殺人の幕開けに過ぎなかった……‼究極の絶望の淵で、葉村は、明智は、そして比留子は、生き残り謎を解き明かせるか?!奇想と本格ミステリが見事に融合する選考委員大絶賛の第27回鮎川哲也賞受賞作!

    ――――
    序盤では、ミステリが好きな大学生二人組が、いわくつきの合宿に参加して、山奥のペンションへ、といういわば「古典的」な舞台設定に安心して(若干の刺激の足りなさを感じながらも)読んでいました。
    ところが、合宿初日の夜に行われた肝試しからその「当たり前のミステリ」から一転、今までに見たことの無い展開に!
    「トンデモ」作品になってしまうかもしれないような奇抜な設定であるにもかかわらず、その中で登場人物の動機も、犯行手段も、実によく練られていました。
    各所から推薦コメントが寄せられているだけある、話題になりそうな面白い作品でした。

  • おわりと始まりはすごく良かった。あと進藤の殺害方法も。ただ、動機はなんとなく納得できなくて、あと最後犯人の自殺で自分の目を刺したけどそんなことできるのかな?どちらにしろ今後どんなトリックを描くのか楽しみな作家さん

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