屍人荘の殺人

著者 :
  • 東京創元社
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本棚登録 : 3818
レビュー : 628
  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488025557

感想・レビュー・書評

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  • 初めは、どんなミステリー小説だろう?どんなトリックだろうと思って読み始めたけど…
    トリックとか考える前に、とんでもないことが起こった。
    こんな中でもきちんとトリックも考えられていて、最初から最後まで楽しく読むことができた。
    ただ、あの事件を起こしたグループの意図の謎が明かされてなくて、それが気になってしょうがない。

  • 新しい❗️この一言に尽きる。
    脈絡もなくゾンビが出てくるのも斬新だし、ホラー一色というわけではなく明智さんまでも。。。。ラストにひょっこりと出てくることを期待していただけに☆4つ。彼は良いキャラなだけに非常に惜しいなぁ。
    謎解きの筋立ても回収もしっかりと出来て読み応えもあって、すごい新人さんがでてきたなぁ。

  • 映画研究部の合宿に訪れたペンションで一行を待ち受けていたのは、予想だにいしていない異常事態だった。ミステリ愛好会の学生と探偵少女はこの状況にどう立ち向かっていくのか…、とぼかして説明するとまっすぐな古典ミステリな形式なのです。
    が。
    いきなりわらわらとアレらが出てきたり、ちょっとあなたは謎を解くべきじゃ?という人がああなったりと意外な展開が続いてなかなかヒネリを利かせて面白く読めたお話でした。展開はアクロバティックに進むものの、謎解きそのものは純粋に行われて巧く収束するので、読み終えれば確かに紛れなくミステリでした、以外には言えないくらいにすっきりします。まあでもみんな血みどろな事態に追い込まれていてわりと頭冷静ですね、とは思いましたが…スッキリ進むためには致し方ないかもしれません。

    しかし映画化決定ってどうなるんでしょう。さすがにわらわら出てくるアレを避けては宣伝できないでしょうけど、あれがいきなり出てくるのがわりと鍵のひとつだと思うんですけど、巧くやってくれるといいですね。

  • 2019.7.9.凄まじい評判の第27回鮎川哲也賞受賞作品。私は基本、本を読む前の情報を極力得ないようにしているのだが、この作品に関してはその性癖は大変良かったと思う。まさかの……が重要な役割を担う作品とは予想が全くできなかった。おそらく事前情報を得ていたら、読む気をなくしていたと思う。たった1時間半で世界は一変したというのを何かのどんでん返しと思っていたのでそこは期待を裏切られたが、それも一瞬で物語にのめり込まされた。ファイダニット、フーダニットに関してはある程度予測出来たが、この作品において一番興味を覚えるのはハウダニットだったと思う。人間の力が及ばないものをどのようにコントロールして犯行を成し得たか…そのアイデア?(人を殺すのにアイデアとは軽い言葉にすぎるかもしれないが…)に感心させらてしまった。ただ、プロローグの斑目機関の謎は回収されないままで、あと、剣崎比留子の人物像に関しても今ひとつ説得力がないので、おそらく、彼の第ニ作などで知っていきたいという消化不良間は残った。

  • 二作目を読んでからですが、面白かった

  • 序盤からの急転直下の展開に驚愕。言われてみれば納得の、これしかないという流れが美しい。ロジック+サスペンスで普通のミステリにはないドキドキ感。蚊によるベクター感染に注意!までは想像できたけれど、血を吸った時点で蚊も死ぬかもという視点にはなるほど。明智のキャラがあまりにももったいなく思うし、小林泰三『わざわざゾンビを~』も頭にちらつくので、あのキャラのまま、ゾンビ探偵として復活したら面白いのになあ。

  • ゾンビパニックと、クローズドサークルの連続殺人事件が同時に起きる。
    正直、斑目機関が起こしたゾンビパニック事件の方が気になった。
    ゾンビという、ある種のファンタジー的要素を入れることでリアリティがなくなった気がするが、試みとしては良かった。
    しかし、明智の名を持つ者を序盤で殺してしまうのは残念。
    主人公の過去を知っているのも、仲が良いのも明智だけなのに…。
    震災や人体実験、テロリストといった現代的なテーマを絡めるのはいいが、現代でも合コンのためだけにペンションに泊まるかは疑問。
    剣崎が主人公を選んだ理由がわからず、トリックよりも人間関係がわからない。
    結局、犯人の動機も犯人自身が何かされた訳でもないし、新人なので人間関係の部分の稚拙さが目立った。

  • 奇想な状況と密室。それぞれ個別のストーリーだったら飽きてしまいそうだが、組み合わせが意外で、読むほどゾクゾクするほど引き込まれた。ここまでノンフィクションだと、想像しがいがある。ペンションの設定だが、登場人物が今時で、古くさを感じることがなかった点も読みやすかった。

  • この組み合わせは予想できなかったけど……相性バツグン!

  • 普段ミステリ読まない自分が楽しめた

    すっごく面白い

    設定が独特だし

    ミステリ読み慣れていない人もおいていかない
    優しさが感じられたのも良かった

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著者プロフィール

今村 昌弘(いまむら まさひろ)
1985年、長崎県生まれ。岡山大学医学部保健学科卒業後、放射線技師として勤務。29歳で退職し、執筆活動に専念。2017年『屍人荘の殺人』で鮎川哲也賞、本格ミステリ大賞を受賞。ほか、SRの会年間ベスト第1位、「このミステリーがすごい!2018」第1位、「2018 週刊文春ミステリーベスト10」第1位、「2018 本格ミステリ・ベスト10」第1位、第15回本屋大賞第3位、「キノベス!2018」第2位ときわめて高い評価を受け、2017年度エアミステリ研究会ランキング第1位、名古屋大学生協による南部書籍大賞、福井県のみそ店「米五」の社員が選ぶ「味噌屋大賞」などにも選ばれている。2019年映画化が決定。神木隆之介・浜辺美波・中村倫也が出演。

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