屍人荘の殺人

著者 :
  • 東京創元社
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本棚登録 : 2395
レビュー : 373
  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488025557

感想・レビュー・書評

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  • 予備知識なしで読んでみた。ミステリかと思いきやただのゾンビ物語(サバイバルホラー?)でがっかり。
    売れた本には売れた本なりの面白さがあると思って読むけど、自分の毛色にはまったく合わなかったし、「うわぁぁあーー!」「遅いよ~」とか文章の書き方がラノベ?という感じで白ける。トリックや話の構成がどうこうというより著者が合わないのかも。

  • すごい斬新。ウォーキングデッドを並行して見ていたので、どっちの話だかわからんくなりそうだった。流行か?!笑笑

    ウォーキングデッドが流行ってるらしいから、日本ですらこんな風になるのか!?賞も受賞してるけど、たしかに新しいけどなんかミステリのあのなんとも言えないスッキリ感、やっと謎が解けたときのあのスッキリ感がどーもない。

    グダグタと残虐に殺されまくって、謎解きまくって死にまくってっていうのか海外のホラーや流行の流れに乗りまくってる感じもあり、日本のミステリの良さみたいなのがことごとくない気がするけど、それが逆にいいのか?

    わたし的には、日本のミステリはよりリアルに身近に描いて欲しいかったので、わたしの感覚には合わなかったなぁ。

    ゾンビはやっぱ洋物のような気がするわたしでした。

  • 序盤で主人公が

    「明智さんの指摘は的を射ていた。ミス研の部員たちが好んでいたのは、最近流行りの、キャラクターの個性を前面に出し、恋愛や青春小説の要素もふんだんに盛り込んだライトミステリとも呼ぶべき作品群だ。いや、あれはあれでちゃんとミステリに分類されるだろう。そこを否定しては余計な敵(?)を増やすことになる。」

    とつぶやいていますが、本作品がまさにその“ライトミステリ”でした。
    著者はどういったつもりで、この作品を書いたのかちょっと謎ですが、ブーメランが直撃しています。

    審査員やミステリ作家が大絶賛をしていますが、
    これが本格ミステリに分類されるようであれば、今後のミステリ界の発展は望めないかもしれません……。

  • 推理小説と思いきやホラー、かと思いきややっぱり推理小説?推理小説どうしても苦手で最後まで読破できず。まどろっこしい話しは嫌い。

  • またしてもゾンビもんだ。昨年読んだ『コンテクスト・オブ・ ザ・デッド』で満腹なのに。得体の知れないバイオテロと撹拌したら、現実味がまったくなくて、とても本格ミステリとは思えないんだけど、巻末の審査員諸氏の評価はすこぶる高い。俺の頭がコンサバなんだろね。あんなにも凄惨な殺人現場を幾度も検証したり、迫り来る死霊に怯えながらも冷静を保つ彼ら、とりわけ美少女の面々にあっぱれ。ところで、管野は足わ噛まれたんだけどなぁ???

  • 期待外れ。
    鮎川哲也賞受賞作であり評価も高い本書だが、つまらなかった。
    確かにパズルとしてはよく出来ているのかもしれない。しかしトリックを成立させるためとはいえ条件設定が無茶苦茶すぎるし、人物の描き方が中途半端。ユーモアのつもりかもしれないが会話も軽薄。登場人物がまったく魅力的ではない。結果、小説としての面白さがない。
    だから本書はゲーム本の一種としては評価できても、決して優れたミステリ小説とは思えない。

  • 評判だったから読んでみた。いつ面白くなるのだろうと思っていたら最後まで面白くなかった!どの登場人物にも感情移入できず残念。最後に出てきた美少女は誰?

  • 「このミス」1位を始め、デビュー作が前代未聞の三冠、という華々しいキャッチとともに各書店でドバーンと推し出されていたので手に取ってみたが…。
    どこかラノベっぽさがある書き出しに少し萎え気味のところに、まず以てディテールが甘い。
    関西の私大生たちが多数登場するという設定の物語でありながら、なんで全員揃いも揃って標準語?
    もちろん大学には全国から人が集まりはするが、私大で、これだけの人数がいながら地元出身が1人もいないというのはありえなく、関西の大学に通った経験がある身としては、そういう細かくも重要なところを蔑ろにする人なのかな、という疑念がまずここから膨らんだ。
    1つ粗さが気になると止まらなくなるもので、大学生がビジネスホテルに泊まり慣れてるわけねーだろとか、今時ラジカセってなんやねんとか、震災って一言で言うけどどの震災やねんとか、とにかくツッコミどころが目についてしまう。
    肝心のプロット、トリックについても、クローズドサークルものとゾンビものを組み合わせたところが評価されているようだけど、それが有機的かつ効果的な化学反応を起こしているとは到底私には思えないし、それぞれの描写は極めて類型的かつ凡庸な完成度で、バイオテロに関しては何も回収されていない。
    登場人物たちの行動心理も共感できない箇所がとても多い。
    なぜ生命が脅かされている極限状況でラノベめいた妄想が生まれるのか? SOSを求めるより先に時間を割いて真相披瀝の演説があるのか?

    この1年間に発表された新人のミステリーがそれほど不作だったのか、こうして注目新人を作り出さなければいけないほど出版界が危機に瀕しているのか…。

  • 1,なんでゾンビ?
    2,自殺した女子大生の死んだ理由が微妙。
    弄ばれて捨てられて死ぬっていつの時代の話?
    人間不信になるとかならわかるけど、今時、そんなことで死ぬほど純情な女は、ホイホイ付き合ったりしないよね。
    3,復讐する後輩の、死んだ先輩への思い入れもバランス欠いてる
    そのほか、登場人物全体が荒い作り。ミステリーだからしょうがないんだけど。その上に、ゾンビかぁーという微妙さ…なんか、漫画っぽすぎる。コメディ感が出てしまう。それと、深刻に作られた関係者の心情が全然合わない。

  • 期待したんだけど、私にはあわない

     苦手な図面が最初にあって、女性は美人ばかり、唐突に作られるあり得ない設定等、最初から暗雲が。中盤からは、犯人は中なのか?外にいるのか?って謎解きが楽しめる展開で読むテンポがあがるんだけど、ラストはちょっとそれってずるくない?って感じる。殺人の動機が暗いからか、あまり後味が良くない。

     とは言え、きれいに回収される伏線や、読みやすい文書など一気読みできる良い作品だろうね。

著者プロフィール

今村 昌弘(いまむら まさひろ)
1985年、長崎県生まれ。岡山大学医学部保健学科卒業後、放射線技師として勤務。29歳で退職し、執筆活動に専念。2017年『屍人荘の殺人』で鮎川哲也賞、本格ミステリ大賞、を受賞。ほか、SRの会年間ベスト第1位、「このミステリーがすごい!2018」第1位、「2018 週刊文春ミステリーベスト10」第1位、「2018 本格ミステリ・ベスト10」第1位、第15回本屋大賞第3位、「キノベス!2018」第2位ときわめて高い評価を受けた。
『屍人荘の殺人』は他にも、2017年度エアミステリ研究会ランキング第1位、名古屋大学生協による南部書籍大賞、福井県のみそ店「米五」の社員が選ぶ「味噌屋大賞」などにも選ばれている。

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