屍人荘の殺人

著者 :
  • 東京創元社
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本棚登録 : 2540
レビュー : 398
  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488025557

感想・レビュー・書評

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  • 〇〇〇に取り囲まれる中の殺人事件。大学生ってこともあるのか、登場人物がラノベっぽいし、怖いものに取り囲まれる中、よく殺人やら謎解きやらできるなと思うところもあるけれど、読みやすく、〇〇〇に追われながら最後まで集中して読めてしまった。本格ミステリでした、しっかりしてました。重すぎず、一風変わっててこういうのもいいんじゃないかな。好みは分かれそうだけれどね。

  • 大学の映画研究部の夏合宿。別荘でのクローズド・サークル。次々と起こる殺人事件。
    と来ればミステリの王道なんだけど、閉鎖状況になる要因がかなり突飛で面白い。
    正直こんな設定のクローズド・サークルは読んだことがない。

    探偵役(と言うかワトソン役)がミステリ好きということで、フーダニット、ハウダニット、ホワイダニットについてもかなり丁寧に検証され、説明されてるので、ミステリに馴染みがなくても問題なく読めそう。

    途中挟まれたミスディレクションや、きっちり回収してる伏線。本格なんだけど、テンポよく読みやすいので大学生らしい青春ミステリ風でもあり、人がたくさん死んだ割りには重くなりすぎない読後感。

    • chie0305さん
      marimocoさん、こんばんは。
      クローズドサークルって舞台が変わらなくて飽きてしまうんです。難しいトリックも苦手で…。この本は全く予想...
      marimocoさん、こんばんは。
      クローズドサークルって舞台が変わらなくて飽きてしまうんです。難しいトリックも苦手で…。この本は全く予想外の展開で飽きませんでした!研究機関もゾンビも小道具だったのか、と(笑)
      marimocoさん、篠田真由美さんがお好きなんですね。私は最近この作家さんを知って(アベラシオンとか!)他も読んでみようと思ってます。
      2018/02/01
  • 密室とゾンビが好きなことに気づかせてくれた本。トリックは派手なほどよい派なので、謎解きも満足でした。斑目機関は消化不良感がある。

  • 途中までは、主人公の語りが面白くて自分も夏合宿に参加しながら探偵ごっこをしている気分を味わえた。
    が、だんだんホラー感が出てきたのと、こんなに切羽詰まってるのに案外冷静だな〜とか、思ってしまい読んでいる自分自身が冷静になってしまった。
    そんな中、犯人の動機が微妙だったので追い打ちをかけて冷めてしまいました。
    でも、斬新な部分やよく出来てるなぁーと感じる場面も多々あった。
    映像化したの見てみたいな。

  • 処女作でここまで目が行き届いたミステリはなかなかお目にかかれません。手練れだなぁ。
    たった一つだけ、ここだけは本当にやめてほしいと思った部分があったので★4にさせてもらいました。マンガでしか見ないようなクサイ演出のあれこれ。(○○させてあげる♡だとかクライマックスのあのセリフとか最後の一行とか)何度本を落としそうになったことか……

  • めちゃくちゃ話題になっていた本、ついに読みました。
    確かに、そう来たか~て感じで、「えっ」「えっ」ってのが何回かあった。
    面白かった。けど読む前にずいぶん期待してハードル上がっちゃってたかな。

    表紙から感じたイメージと、中のテイストがちょっと違ったかな。表紙から「十角館」ぽいおぞましいのを想像していたのだけれど、それより軽い感じ。
    設定と殺され方からして、もっとぞわーってするはずなんだけど、それがなかったかな。多分最初の明智と葉村のほわーっとした会話があったからかな~。明智が、いい味出してたんだと思う。
    葉村のワトソン、嫌いじゃない。

    これがデビュー作とは、、、2作目期待!!
    シリーズ化するのかな?

    そして、「学生アリスシリーズ」また読みたくなった!(^^)!

  • 設定やトリックはとてもおもしろくほぼ一気読みに近かった。
    ちょっと納得できないところもいくつかあったけど。この動機でこの残虐さ?結局テロリストの目的は?廃ホテルに残された手帳の意味って?葉山くんは自分の時計を取り戻したことをそんなに悪行だと思っていたのか?(犯人と取引をするほどに)重元はどうなったの?
    これらを差し引いても読後は満足。

  • どちらかというと、クローズドサークルって好きではなかった(途中で飽きてしまったり、謎解きが難しすぎてついていけない)のだが…。
    これは…展開が意外過ぎて「へ?」となり、捻りがいくつも効いていて、びっくり!
    冒頭の手紙を読んで、そちらがメインかと…。素直に面白かった!

    • ひとしさん
      もう読み終わったんですか!ちえさん、速すぎです(笑)
      もう読み終わったんですか!ちえさん、速すぎです(笑)
      2018/01/31
    • marimocoさん
      私も最近読みました。chieさんと違って、クローズドサークルは好きなほうなんですけど、この展開は衝撃で!
      これがデビュー作とのことなので、次...
      私も最近読みました。chieさんと違って、クローズドサークルは好きなほうなんですけど、この展開は衝撃で!
      これがデビュー作とのことなので、次作以降がちょっと楽しみな作家さんです。
      2018/02/01
  • 期待を裏切らない面白さだった。何か起こりそうなキーワード満載。映研のペンション夏合宿だから、撮影中に何か起こるかと思ったら展開が早い!たまたま遭遇したとんでもない事件の影響による不可能殺人の謎解きがメインなのだけど、普通はとんでもないほうに立ち向かう話になるはず。この設定でスピンオフがいくつも作れそう。

  • クローズドサークルが好きな私にとっては、ゾンビに包囲されるという新しい展開でワクワクしました。


    序盤でホームズが死んでしまうのは予想外でしたが、トリックはスッキリしましたし犯人にさほど驚きは無いものの、剣崎のキャラクターも魅力的で良かったと思います。

著者プロフィール

今村 昌弘(いまむら まさひろ)
1985年、長崎県生まれ。岡山大学医学部保健学科卒業後、放射線技師として勤務。29歳で退職し、執筆活動に専念。2017年『屍人荘の殺人』で鮎川哲也賞、本格ミステリ大賞、を受賞。ほか、SRの会年間ベスト第1位、「このミステリーがすごい!2018」第1位、「2018 週刊文春ミステリーベスト10」第1位、「2018 本格ミステリ・ベスト10」第1位、第15回本屋大賞第3位、「キノベス!2018」第2位ときわめて高い評価を受けた。
『屍人荘の殺人』は他にも、2017年度エアミステリ研究会ランキング第1位、名古屋大学生協による南部書籍大賞、福井県のみそ店「米五」の社員が選ぶ「味噌屋大賞」などにも選ばれている。

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