魔眼の匣の殺人

著者 :
  • 東京創元社
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感想 : 678
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  • Amazon.co.jp ・本 (333ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488027964

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ作とは知らず、この作品から読みました。クローズドサークルの話だけど、他のクローズドサークルものをちょっと皮肉ってみたり、難しいロジックではなかったり、文章も読みやすいので面白い作品でした!


  • シリーズ第二弾。葉村さんはあの人をずっと想ってる。
    今回は超能力をテーマにしたクローズドサークル。
    予知能力が本物という設定が面白かったし、予想外の人が殺されたり、なかなかの衝撃の展開。
    殺人の動機となった理由がえっ‼︎となった。

    • 栞さん
      アンシロさん。
      確かに精神的に追い詰められた状況の中、殺人計画を練るなんて思いつかないです。
      比留子さんと葉村くん、明智さん、登場人物達のキ...
      アンシロさん。
      確かに精神的に追い詰められた状況の中、殺人計画を練るなんて思いつかないです。
      比留子さんと葉村くん、明智さん、登場人物達のキャラクターも魅力的で次回作も楽しみです。
      2023/11/03
    • アンシロさん
      おはようございます、栞さん。

      剣崎&葉村のコンビも人間味があっていい感じですよね(^_^)v次回作はどんなストーリー、どんな盲点をつくてく...
      おはようございます、栞さん。

      剣崎&葉村のコンビも人間味があっていい感じですよね(^_^)v次回作はどんなストーリー、どんな盲点をつくてくるのか…待ち時間に『でぃすぺる』ですかね笑。
      2023/11/03
    • 栞さん
      アンシロさん、こんにちは( ˶˙ᵕ˙˶ )
      『でぃすぺる』知らなかったです。
      情報ありがとうございます。読んでみます!
      アンシロさん、こんにちは( ˶˙ᵕ˙˶ )
      『でぃすぺる』知らなかったです。
      情報ありがとうございます。読んでみます!
      2023/11/03
  • 「屍人荘の殺人」を読んだのが2〜3年前だったか?
    その第二弾。葉村譲と剣崎比留子のミステリーサークルが推理に動き出す。
    今回は、斑目機関が数十年前に超能力車を集めて隔離し、謎の研究を進めていた話。そこに研究材料として隔離されていた一人の女性サキミ。未来を予言する。それは彼女の家系に代々引き継がれてきた特殊な能力。そのために背負った人生。
    予言が次々に当たり、事件が起きる。そんな中、羽村と剣崎が巻き込まれる。いや、その中に自ら飛び込む。話の展開が「屍人荘の殺人」と同様に次から次へと進み、いつの間にか引き込まれる。
    もう一度じっくり読んでみたい作品。葉村、剣崎比留子シリーズ第三弾も是非読んでみたい。

  • 前作惜しみなく殺した先輩は復活せず回想止まり
    復活したら読むのやめます
    今勢いのある作家らしい とんでもSF✕密室ミステリー

  • ミステリー書評
    読書レベル 初級〜中級
    ストーリー ★★★★
    読みやすさ ★★★★★
    トリック  ★★★★
    伏線・展開 ★★★★★
    知識・教養 ★★★
    読後の余韻 ★★★
    こういう人におすすめ:
    「『一行』で世界が一変する」というミステリーも好きですが、「『最終章』でじっくりと世界が変貌していく」この作品もまた、非常に面白くてオススメです。
    前作に引き続き、特殊設定モノのミステリーですが、こちらも特殊設定中軸に置いたとても素晴らしい作品です。
    どうしても前作の『屍人荘の殺人』と比べてしまいたくなりますが、前作ほどの危機迫る緊張感がないため、落ち着いて読み進められました。しかしながら、随所に散りばめられた伏線を余す事なく回収していく最終章は圧巻でした。

  • 前作で出てきた謎の「斑目機関」が関わっていたと言われる超能力研究施設。その噂を耳にした比留子と葉村が現地に向かった先で事件が起こる。この2日間男女二人ずつが死ぬ、という信頼性抜群のサキミ様の予言があり施設一帯がクローズドサークルと化した中での事件。それも事件に含める?な序盤から中盤、後半になるに従い予言前提での事件の組み上がり方がロジカルで良い。事件の謎はごくシンプルなんだけど何故それが起きたのか?に焦点が当たるとなんとなく読んでいた箇所も怒濤の様に絡んできて結末にはさらに一捻り。いい意味で期待裏切られましたよ!あと明智先輩の影が凄く濃いのですがどこかで再登場にならないかなぁ。

  • なかなか私には難しい内容でした。
    比留子さんが最後に犯人を説明してくれるのに、うまく飲み込めなかった。
    結局は、そっちの呪いの方が作用されたのかって。
    本当のラストはちょっと切なかったかな。
    最初に読んでて岡町さんってなんかキーワードかなって思ったらやっぱり。
    ネタバレになっちゃうけど、信じて待てるかね~でも、きっと待つんだろうな。

    純君の存在がありがたかった。
    まだまだ葉村君と比留子さんのコンビは続くみたいですね。

  • 一作目の度肝の抜かれ感程の衝撃はないけども、ミステリとして面白かった。3作目も早く読みたい。

  • 屍人荘の殺人続編。
    定番クローズドサークルに囲われた葉山たち。一点普通のミステリーと違うのは、ホンモノの予言の力を持つ人物がいること。
    望まない能力は、才能なのか、それとも呪いなのか……

  • 預言によって失われる命…
    そして その予言を利用して奪う命。
    そこに呪いも加わり、ラストゎもぅ騒然 (驚)。

    悲しい過去に囚われた 魂の行方は……


    最後は悲しい終わり方でしたが…次のシリーズ作品も楽しみです。

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著者プロフィール

1985年長崎県生まれ。岡山大学卒。2017年『屍人荘の殺人』で第27回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。同作は『このミステリーがすごい!』、〈週刊文春〉ミステリーベスト10、『本格ミステリ・ベスト10』で第1位を獲得し、第18回本格ミステリ大賞[小説部門]を受賞、第15回本屋大賞第3位に選出。映画化、コミカライズもされた。シリーズ第2弾『魔眼の匣の殺人』も各ミステリランキングベスト3に連続ランクイン。2021年、テレビドラマ『ネメシス』に脚本協力として参加。いま最も注目される期待の俊英。

「2021年 『兇人邸の殺人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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