ポルターガイストの囚人

  • 東京創元社 (2025年6月30日発売)
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本 ・本 (352ページ) / ISBN・EAN: 9784488029289

作品紹介・あらすじ

誰もいないはずの家で聞こえる
襖が開閉する音、
触れていないのに落下する遺影、
ひとりでに動くこけし、
そして鏡に映る黒い人影

「ベストホラー2024」(国内部門)
『このホラーがすごい!』2025年版(国内編)宝島社
第1位の『深淵のテレパス』に続く
〈あしや超常現象調査〉シリーズ待望の続編!

「あしや超常現象調査」の芦屋晴子と越野草太は、古い一軒家でポルターガイストに悩まされる人物の依頼を受ける。世界で起こったポルターガイスト現象から法則性を導き出し、独自の対策を編み出して超常現象に立ち向かう二人。やがて現象は収束した……と思った矢先に、依頼人が失踪してしまう。さらに晴子と越野の周囲までもが奇怪な現象に蝕まれ始め──。
「ベストホラー2024」(国内部門)、『このホラーがすごい! 2025年版』(国内編)で1位に輝いた『深淵のテレパス』に続く、〈あしや超常現象調査〉シリーズ第2弾!

感想・レビュー・書評

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  • 物語の面白さはそのまま!
    細かいやり取りが後半の展開に生きてくる作劇も前作同様で感動します。
    越野と芦屋の関係もおままごとにしないのがめっちゃいいです。腐るほどある匂わせがなくてよかった。

    タイトルにある通り、今作はポルターガイスト。
    映画でよくあるやつですね。
    電磁波がキーワードとなって、物やロケーションが上手く使われてて今作はなかなか怖いかも。
    途中の過去編も面白くて異世界に迷い込んだか?と思ったらこの人の話しか!となってハラハラさせられます。不思議の国のアリスを置いてるのもいいですね。
    電磁波で頭やられてる人が出さなかったのがよかったです。チャックじゃないんだから。よくある感じにさせないのが上手いし面白い。
    次作で完結と帯にあるので楽しみ〜!
    次回は更にスケールアップしそうな伏線があるので待ち遠しい!

  • 評価が確実になる2作目。

    1作目より出だしの怖さはパワーアップ。
    もっと怖さがあってもよいね。

    次作が、完結!?

    晴子さんの過去が徐々にあかるみに…


    ぜひ〜

  • あしや超常現象調査、第二弾。

    父が住んでいた古い一軒家に、出戻ってきた俳優の東城。
    その一軒家で、電気が消えたり、ドアが空いていたり、水がかってにながれたり…
    さまざまな現象が起きる。

    晴子と越野は現象の調査に立ち向かう。

    こけし、こけしか怖すぎる…

  • 面白かった!
    すき

    でも今日は鏡が見れないので外出は中止します…
    こわ

  • あしや超常現象調査シリーズの2作目。
    序盤の怖さは1作目より上。独りでに動く姿見やこけしが落ちてくるシーンなんかはゾクゾクした。ただ、怖さはちょうどいい塩梅でホラーが苦手でも楽しめるレベルに収まってる。
    そして今作もテンポ感が良くて読みやすかった。
    個人的には東条が拉致されてからの話が好き。ギリギリの脱出劇がシンプルに面白いし、叙述トリックも見事だった。ちゃんと引っ掛かりました。
    次回作で完結という事で今からとても楽しみ。

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