エジプト十字架の謎 (創元推理文庫)

  • 東京創元社
3.83
  • (23)
  • (25)
  • (31)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 264
レビュー : 25
  • Amazon.co.jp ・本 (503ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488104344

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 二度目。一回目は気が散っていたのでしょうか、気付きが足りなかったのか、今回再読してみておぉ~って思えるところ満載。
    ひねりも二重三重の仕掛けがすごい。
    クイーンの性格の悪さ(!?)も相変わらず。イケメンだと侮るなかれ、ですね。
    古い作品~いえいえ、名作は普遍的なものだと改めて感じます。

  • クイーンは『Yの悲劇』以来の二作目だが、『Y』同様、大時代な名探偵ぶりはやっぱり鼻につく。

    デューセンバーグを縦横無尽に駆っての捜査は、スピード感というより逆に呑気さを感じてしまう。

    首無し死体の真相は「やっぱり」という感じ。

    ヨーチンの推理は、犯人が普通にラベル貼りの瓶を使っていたらそれまでの話だし。

    それよりオレが犯人なら、第三の殺人より第四の殺人の方を先にやっているよなぁ・・・。

  • 言わずと知れた有名作、今更読みました。
    事件のインパクトがとにかく派手でぐいぐい読めました。終盤の追跡劇も読みごたえがあって、なるほどこれは某作みたいに退屈だとは感じなかったです(苦笑)。
    このトリック、現代では通用しないよなあって思ってしまいましたが。だからこそ古き良き時代という気もします。ハイテク捜査もいいけれど、ちょっと味気ないと感じることもあるので。むしろこれ、今読めば斬新に感じるかも? 真っ先に除外する可能性だよねえ。
    だけど最後の事件のあれで犯人を特定するのが、シンプルながらまさしくエレガント! すっと読み流してしまったら気づきませんでした。とてもはっきり書いてあったのに!

  • 国名シリーズ Tの連続殺人事件。おっかけっこ。

    C0197

  • 2015.12.23

  • 首を切り取られ磔にされた男はτ(タウ)十字架の見立て。
    現場に残された執拗なTのメッセージ。
    繰り返される執拗な猟奇的行為。
    血の復讐劇。
    〈クロサック〉と名乗る国名シリーズ最多の殺害数を誇るシリアルキラーに、さしずめエラリーも泥臭く戦う。

    誉れ高きエラリー・クイーンの国名シリーズ5作目。

  • 国名シリーズ過去四作は、小さな論理を積み重ねていく複雑なプロットが特徴的ですが、本作はヨードチンキの手掛かりによる閃きから犯人を特定し連続殺人事件の全体像を浮かび上がらせるプロセスが圧巻です。
    また、T字形の道標に磔にされた首なし死体が発見されるという凄惨な事件、愛車デューセンバーグで四州を横断するダイナミックな追跡劇などエンタメ感も抜群。エラリー・クイーンの入門書として万人にお薦め出来る一冊だと思います。

  • 訳のせいなのかなんなのか、文章が読みにくかった。あとこれは日本人的センスだと思うが、登場人物の名前の判別が利きにくかった。物語は面白かった。だがなんとなく登場人物の感情の動きが納得できないのは時代のせいだろうか。

  • 国名シリーズの中でも有名な本書は推理小説を普段読まない人にも薦められる絶好の一冊となっている。詳細→http://takeshi3017.chu.jp/file4/naiyou17402.html

  • 法月綸太郎『ノックス・マシン』に誘発されて再読。
    フェアな記述、読者への挑戦状etc.どこを切っても説明不要の歴史的傑作はヴィンテージ・ワインの味わい…ってヴィンテージ・ワインなんて飲んだことないけどさ~^^;

全25件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

フレデリック・ダネイ(1905-1982)、マンフレッド・ベニントン・リー(1905-1971)のいとこ同士のユニットのペンネーム。クイーン名義の処女作『ローマ帽子の謎』(1929年)以来本格探偵小説の旗手として多くの作品を発表。本作は「エラリー・クイーン・ジュニア」名義で発表された、少年探偵が主人公のシリーズ。

「2017年 『見習い探偵ジュナの冒険 黒い犬と逃げた銀行強盗』 で使われていた紹介文から引用しています。」

エラリー・クイーンの作品

エジプト十字架の謎 (創元推理文庫)を本棚に登録しているひと

ツイートする