ABC殺人事件 (創元推理文庫)

  • 東京創元社
3.65
  • (30)
  • (55)
  • (83)
  • (2)
  • (1)
本棚登録 : 517
感想 : 36
  • Amazon.co.jp ・本 (407ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488105389

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 犯罪予告してくる系は挑戦的で面白い。
    犯人はわかりましたが、全容はつかめなかったので解決パートで真相がわかってスッキリしました。

  • アガサ・クリスティーの名作。映像化も多いクリスティーだけれども本作と誰もが知る有名作品で展開にワクワクした。ミステリの女王の異名は伊達ではなく、被害者の名前の頭文字がABCと続く謎は、どのように考えればいいのか読者を悩ませる。名探偵ポワロシリーズの代表作。是非!

  • 面白かった。登場人物たちが個性的でとても良かった。最後の最後で「なるほど、その視点を持ってないと分からないのか!」と思った。さすがです!

  • 「名探偵ポワロ」モノの『ABC殺人事件』を読みました。

    この前読んだ『パディントン発4時50分』が面白かったので、連続して「アガサ・クリスティー」作品です。

    犯人からの予告通り連続殺人が実行され、被害者の頭文字がABC順、殺害現場となった町の頭文字もABC順、そして現場には必ず"ABC鉄道案内"が残されているというミステリアスな事件が勃発する序盤から中盤。

    狂人の犯行なのか、「ポワロ」への挑戦なのか、犯罪の動機がわからずやきもきさせられます。

    そして、容疑者が逮捕される終盤。

    状況証拠から、読んでる方も、こいつが犯人なんだろうなぁ… と思いつつも、、、
    相変わらず、犯罪の動機がわからないことから、なんかスッキリしない。

    -----story-------------
    「ポワロ」のもとに奇妙な犯人から、殺人を予告する挑戦状が届いた。
    果然、この手紙を裏がきするかのように「アッシャー夫人(A)」が「アンドーヴァー(A)」で殺害された。
    続いて「ベティー・バーナード(B)」が「ベクスヒル(B)」で……。
    しかも現場には必ず"ABC鉄道案内"が残されていた。
    アルファベット順に殺人を繰り返す犯人の意図を「ポアロ」は必死につかもうとするが……
    「ポワロ」の心理捜査が始まる!
    -----------------------

    そして、「ポワロ」が謎解きをするエンディング。

    全く想像もしなかった意外な人物が犯人でした。

    ここまで動機がわからずスッキリしなかったのは、犯人の動機を隠そうとする策略が見事に成功していたということですね。
    それを解き明かした「ポアロ」はお見事でしたねぇ。

    『パディントン発4時50分』に続き、最後の最後まで楽しませてもらいました。

  • 話がややできすぎに感じる箇所もあったが、なかなか面白かった。
    最後のくだりは違法収集証拠かと思ったけど、判例のネット情報によると、虚偽排除の観点から証拠能力が否定されそう。

  • アガサ・クリスティ2冊目。
    わたしのひゃくごじっ冊以上ある積読の中でも、中学くらいから積んでた、化石になりそうな積読中の積読であった。

    カストくんが序盤から犯人だと読まされてたから、カストくんとの繋がりとか動機とかが分からないのが読んでて違和感があってしんどくて、多分意図的に入れた伏線とかミスリードとかやったんやろうけど、中盤はほんとに読むのがだるかった。でも最後ちゃんとどんでん返しがあってスッキリしたよ。

    ちなみに古い版だから訳者はこの人じゃないんやけど、いろんな人のレビューみる限り新しい訳者のを読んどけばもっと楽しく読めたのかもしれんな。言葉遣いに不自然なとこがちょこちょこあった。

  • アガサクリスティの4大有名作のひとつ。
    殺人動機が分からず難しい、whyの作品。
    古典作品なのに名作というのは、読みやすくて素晴らしい。

  • 久々の海外名作。
    古典ミステリーは時々触れたくなる分野。
    ちょうど誕生日に貰ってすぐ読んでしまった。
    すばらしい没入感と読後感。登場人物の会話が本当に生き生きとしていて、どのキャラクターもずっと入ってくる。
    ポワロにはまりそうだ。

  • 鉄道ミステリ! 地図でイギリスの地名を探り当てては興奮★


     多作なアガサ・クリスティーの著作中でも、群を抜いて刺激が強い! 著者が最も油ののり切った時期に書いた一作だと断言します。その分、お上品系のクリスティーにしては珍しいほど、血なまぐさい事件です。※以下、ネタバレ。

     名探偵エルキュール・ポアロのもとに舞いこんだ挑戦状。差出人は「ABC」。犯行現場の地名と被害者の頭文字がABC順にそろった、不気味な連続殺人が始まります。仕上げには現場にABC鉄道案内が置かれる、こだわりの犯行★ 地図でイギリスの地名を探り当てては興奮した覚えがあります。鉄道ファンも喜びそうな事件ですね(書きかたが悪いか……)。
     ポアロの敗北(?)をここぞとばかりに書き立てるマスゴミ(笑)も、この事件には欠かせません。紙のメディアがそこまで影響力をふるった時代性(新聞記事に大衆が本気で熱狂できること)が、ちょっとうらやましい気もしましたね。

     この作品は、真正面からズルかった★
     読者の盲点を突き、真相を最後の最後まで隠すのが巧みなクリスティーに、しばしば「フェアじゃないよな……☆」と難癖っぽくなってしまう私なのだけれど、この作品に限ってはまるごと肯定したくなりました。
     アルファベット順の犯行に加えて、毎回名探偵に予告状を出す犯人。事件のキモは、「なぜ、殺人が徐々に困難になるようなルールを設けたのか?」です。そこには深い理由が な い !
     と、実に劇的な場所とタイミングで気づいたポワロさん。そんなことを考えつく人間は……と、捜査よりも性格診断(?)から真相にたどりつくことに。そういえば、この心理学っぽいアプローチも面白いのだったなぁ☆

     おまけにもう一つ、大好きな場面が入っている小説でもあるのです。ポアロの手厳しいツッコミに長年耐えてきた友人・ヘイスティングズ大尉に温かい言葉がかけられる、短いながらもじんわり来る場面。ヘイスファンはお読み逃しなく!

  • 初めて読んだクリスティ作品。
    冒頭の白髪トークで盛り上がるポワロとヘイスティングスの掛け合いがとても好きです。ホームズとワトソンと同じように、バディ要素のあるミステリは楽しいと改めて実感……。

全36件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1890年、英国、デボン州生まれ。本名アガサ・メアリ・クラリッサ・ミラー。別名メアリ・ウェストマコット、アガサ・クリスティ・マローワン。1920年、アガサ・クリスティ名義で書いたエルキュール・ポアロ物の第一作「スタイルズ荘の怪事件」で作家デビュー。以後、長編ミステリ66冊、短編ミステリ156本、戯曲15本、ノンフィクションなど4冊、メアリ・ウェストマコット名義の普通小説6冊を上梓し、幅広い分野で長きに亘って活躍した。76年死去。

「2018年 『十人の小さなインディアン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

アガサ・クリスティの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
宮部みゆき
東野 圭吾
宮部 みゆき
フランツ・カフカ
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×