セヴン・ダイアルズ (創元推理文庫)

  • 東京創元社 (2025年4月18日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (384ページ) / ISBN・EAN: 9784488105549

作品紹介・あらすじ

【名作ミステリ新訳プロジェクト】

チムニーズ館でまたしても殺人事件が
ミステリの女王の名作、
バトル警視シリーズ新訳で登場

鉄鋼王に貸していたチムニーズ館(やかた)で、滞在していた若者が死亡した。戻ってきた館の主(あるじ)の娘で行動的なバンドルは、若者の死に疑問を抱き調べ始める。そんな彼女の目の前で更なる死が。車で轢いてしまったと思った若者が実は何者かに撃たれていたのだ。彼が残した「セヴン・ダイアルズ」という言葉は何を意味するのか?『チムニーズ館の秘密』に続く、ミステリの女王の冒険小説。解説=霜月蒼

(初刊時タイトル『七つのダイヤル』を新訳・改題)

みんなの感想まとめ

好奇心旺盛な令嬢バンドルが、友人の死をきっかけに巻き込まれる陰謀と冒険の物語が展開されます。彼女は「セヴン・ダイアルズ」という秘密結社と国家規模の陰謀に立ち向かい、事件の真相を追います。原作は1920...

感想・レビュー・書評

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  • 「イスパノ・スイザ」は、けっこう有名な自動車だが、この本のなかでは、執拗に「ヒスパノ・スイザ」と書かれている。訳者が若い方なのかと思ったが、そうでもない。

    ミステリでは、人物の階級や人となりを読者に伝えるために自動車やら酒やらに気を配ることが多い。エラリー・クイーンがデュ―センバーグに乗り、フィリップ・マーロウがオールズモビルに乗るのにはわけがあるのだ。

    車の名前など本筋には関係ないと思う向きもあるやもしれない。しかし、細部をおろそかにすると、せっかくの労作も足もとから崩れ落ちることがある。

    訳者と原作者では、生まれた国も違えばその趣味も異なる。作中に出てくるものすべてを知る人間などいない。これは訳者というより、出版社への注文である。

  • Netflixのドラマ化作品が面白かったので原作を読んだ。
    ドラマと原作では設定が異なる箇所も多かったが、大筋は同じなのでスラスラと読めた。
    ドラマは恋愛や家族等、エンタメとして映えるセンセーショナルな設定が追加され、ラストも含めて原作のストーリーから置き換えられていた。
    原作はボリュームが多い分、場面がよく切り替わり、細かく描写されていて、バンドルの冒険譚としての印象がより強かった。読後感がよりスッキリ・ほっこりしているのは原作の方で、個人的には原作の方が好きだった。
    ドラマも原作もどちらも面白かったが、ドラマを観た人にはぜひ原作も読んでもらいたい。


  • 1920年代の話

    好奇心旺盛な令嬢バンドルが、友人ジェリーの死を巡る陰謀に巻き込まれ、秘密結社「セブン・ダイヤルズ」の謎と、国の運命に関わる秘密の発明品を巡る事件を追う物語です。単なる殺人事件ではなく、背後には国家規模の陰謀が隠されており、アガサ・クリスティの代表作の一つ

  • 久々に読んだアガサクリスティ
    古き良きミステリーを堪能できた

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著者プロフィール

1890年、英国、デボン州生まれ。本名アガサ・メアリ・クラリッサ・ミラー。別名メアリ・ウェストマコット、アガサ・クリスティ・マローワン。1920年、アガサ・クリスティ名義で書いたエルキュール・ポアロ物の第一作「スタイルズ荘の怪事件」で作家デビュー。以後、長編ミステリ66冊、短編ミステリ156本、戯曲15本、ノンフィクションなど4冊、メアリ・ウェストマコット名義の普通小説6冊を上梓し、幅広い分野で長きに亘って活躍した。76年死去。

「2018年 『十人の小さなインディアン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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