ホッグズ・バックの怪事件 (創元推理文庫)

  • 東京創元社
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本棚登録 : 52
感想 : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (365ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488106263

作品紹介・あらすじ

イングランドの町で引退した医師が失踪した。三分ほど前には、くつろいで新聞を読んでいる姿を妻が見ているというのに。誘拐か? それとも数日前、彼が密かに会っていた女性と駈け落ちしたのか? 彼が書いていた原稿とは何か? そしてまた失踪者が一人……。フレンチ警部が六十四の手掛かりをあげて連続失踪事件の真相を解明する。

感想・レビュー・書評

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  • 自宅で新聞を読んでいるところを目撃されたのを最後に、医師が失踪した。
    捜査を開始したフレンチは、医師とロンドンで密会していた看護婦も
    失踪していることを突き止める。
    そして、医師邸に滞在中であった、医師の妻の旧友も失踪する。
    近所に住む青年の車に残された粘土の痕跡から、フレンチは
    近在の工事現場に目を付ける。工事現場を発掘すると・・・
    といったミステリー。

    失踪事件を丹念に追っているうちに、殺人事件に発展し、
    解決に至るまでが丹念に描かれており、楽しく読めました。

    なお、動機あり、状況証拠あり、アリバイ無し、なのですが、
    殺人を実行した直接的な物証は無いような・・・

  • 2020/10/03読了

  • 淡々と事象と行動の記録を積み重ねていき、最後に読者に「挑戦する」古典ミステリースタイル。購入は2012/10月ごろ。フレンチ警部もの。

  • フレンチ警部シリーズ

    旧友のジューリア・アールを訪ねてきたアーシェラ・ストーン。アール家の歓待と友人キャピオン家の訪問。ゴルフに行くと言って出かけたアール医師をロンドンで見かけたアーシェラ。見知らぬ女性との浮気か?キャピオン家訪問の日にキャピオン医師から貰ったドールハウス。翌日書斎で新聞を読んでいるのを目撃されたのを最後に行方不明となったアール医師。捜査に赴くフレンチ警部。アールと目撃された女性ナンキヴェル看護婦の失踪。看護婦失踪事件を捜査するタナー警部。捜査を続ける中行方不明となったアーシェラ・ストーン。キャピオンが死亡診断書を書いた富豪フレイザーの死の秘密。フレイザーの元で働いていたナンキヴェル看護婦。フレイザー甥ゲーツとの関係。発見された3人の死体。64のヒントを元に推理を組み立てるフレンチ警部。

     2011年6月20日読了

  • フレンチ警部シリーズ。
    クロフツの作品では珍しく
    無差別かつ一気に殺人が起こります。
    この構成が結構珍しいなと。

    それと犯人が用いたトリックが
    結構秀逸。
    そのためフレンチは何度も何度も
    翻弄されてしまい、苦悩の表情が
    しょっちゅう描写されています。

    この作品、実は注釈がこれでもかと
    出てきてびっくりします。

  • 当初、主人公であったアーシュラが途中で殺害されてしまうのは結構すごかった。 まあ、主人公がフレンチ警部に移った後なので、そんなにショックはないが、 アーシュラが主人公の時点で殺害された話になっていたら、サスペンス的で もっとおもしろかったろうに。それでも、最後まで 面白く読めた。この話は解決編で、証拠が示されているページが明示されており、 今回の読みでは、解決編を読む前にそのほとんどに気付くことが出来た。

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著者プロフィール

フリーマン・ウィルス・クロフツ(Freeman Wills Crofts)
1879年6月1日 - 1957年4月11日
アイルランド生まれ、イギリスの推理作家。アルスター地方で育ち鉄道技師となったが、40歳で病を患い入院。療養しながら記した『樽』を出版社に送ったところ採用、1920年刊行。名声を博し、推理作家デビューとなる。50歳まで本業の技師を続けながら兼業作家を続けていたが、体調悪化で退職して作家専業に。その後、英国芸術学士院の会員にまで上り詰める。
本格推理作家として、S・S・ヴァン・ダイン、アガサ・クリスティー、エラリー・クイーン、ディクスン・カーと並んで極めて高い評価を受けている一人。代表作に前述の『樽』『ポンスン事件』、フレンチ警部シリーズ『フレンチ警部最大の事件』『スターヴェルの悲劇』『マギル卿最後の旅』『クロイドン発12時30分』 など。

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