奇巌城 (創元推理文庫 107-4 アルセーヌ・リュパン・シリーズ)

  • 東京創元社
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (249ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488107048

感想・レビュー・書評

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  • ルブラン先生、やっぱりホームズ意識しすぎ〜!(笑)
    昔はルパンVSホームズの戦いをドキドキワクワクしながら読んだものですが、今読んだらホームズの扱いがあまりに三枚目だし、むしろ存在感もないし、最後にはまさかのあの失態…(°_°)oh…

    当時は「ホームズひどい!サイテー!」とホームズ批判を図書館の先生相手にしていました(笑)。が、今読んだら、もんのすごいご都合主義で笑ってしまいました(笑)。

    一人で何役もこなすルパン。
    対抗馬として現れたイジドール・ボートルレ青年。
    表舞台に立つことも許されず、完全に当て馬状態のホームズ(笑)。

    三つ巴の戦いかと思いきや、やっぱりルパンの掌の上で転がされるライバル達が、何だか微笑ましくなるのでした( ^ω^ )

    ただ、今作は訳がイマイチなので、学校図書館に置いてある本がいいと思います。小学生の定番出版社・ポプラ社あたりだったかしら?

  • モーリス・ルブランの描く怪盗アルセーヌ・ルパン(本書シリーズでは“リュパン”)シリーズで一、二を争う代表作。
    ル・アーブルの海岸にそびえ立つ無気味な古城を舞台に、天才少年探偵イジドールがリュパンを追うジュブナイルなストーリーは、今さら読み返してみてもワクワクが止まらねっす。名探偵シャーロック・ホームズやガニマール警部らも入り乱れ、巨万の財宝を巡って繰り広げられる冒険活劇最高。書庫の奥底から引っ張り出して読み返したのは10代前半以来だけど、今でも色あせない魅力があります。
    ちなみに難点は訳が古すぎてスムーズに読めないこと。最近の訳本でいいのがあったら読みたいなぁ。

  • 小学生のとき読んでとても面白かった記憶があるが、とてもつまらなかった・・・。

  • 99%の確率でストーリーを忘れてしまうだろう。終いには何も残らないのでは?と思った。

  • 2009/7/19 チェック済み

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著者プロフィール

本名モーリス・マリー・エミール・ルブラン。1864年、フランス、ノルマンディー地方ルーアン生まれ。 1890年頃から小説を発表していたが、1905年に編集者からの 依頼で書いた「アルセーヌ・ルパンの逮捕」が好評を博し、 強盗紳士アルセーヌ・ルパン冒険譚の作者として有名になる。 41年死去。

「2018年 『名探偵ルパン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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