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- Amazon.co.jp ・本 (394ページ)
- / ISBN・EAN: 9784488122010
感想・レビュー・書評
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この時代の他の探偵達は、比較的、人して癖の強い人が多かった気がする。人嫌いだったり、高慢だったり、薬中だったりして探偵として優れていても人として問題が多い、けど、このホノルル警察のチャーリー・チャン警部は、ともかく良い人だ。
先ず、ともかく謙虚で奥ゆかしい人だ。仕事には揺るぎない信念で事件に向かい。家庭人としては12人の子供の素晴らしい父で有り、良き夫である。
物語は、ザ!推理小説で本当に面白い。
オールドスタイルの推理小説の王道だ。
人間観察と積み重ねた事象を元に熟慮して、常にアンテナを張り巡らし、本ボシ自らのミスを誘い出す手腕が素晴らしい。
戦前までは、ホームズやポアロと並ぶ人気シリーズで数多くの映画も作られたのだが、是非、小説も映画も再評価して欲しい作品だ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
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世界一周旅行団の中で起きた殺人。ホテルで殺害されたドレイク老人。スコットランド・ヤードのダフ警部が捜査に当たるがフランスでドレイク老人とホテルの部屋を交換したハニウッドが殺害され、イタリアではハニウッドの妻が殺害される。そして日本にいたり観光団に張り付いていたダフの同僚が殺害されるにいたり、ハワイへ。
再会するチャンとダフ。しかしダフが銃弾に倒れチャン警部が捜査を引き継ぐことに。
2010年2月24日再読
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