もう年はとれない (創元推理文庫)

制作 : 野口 百合子 
  • 東京創元社
3.53
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本棚登録 : 452
レビュー : 62
  • Amazon.co.jp ・本 (382ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488122058

感想・レビュー・書評

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  • シェトランド四重奏を読み終えてからのアメリカンミステリ。あまりの読みやすさに数時間で読了。超高齢化社会も悪くはないかもしれない。

  • 87歳のハードボイルド元刑事。
    確かに、アメリカ映画で観るなら(虚構として観るなら)カッコイイ。
    けど、現実にいたら・・・
    銃さえ乱射しないでくれれば、他は好きです。
    銃の乱射がなければ、自分のおじいさんがこんなだったらいいなとも思います。
    銃さえ・・・・・そこが日本と違うとこ?

    このシリーズは高齢者をありのままに表現しようとしている所が良い。
    年を重ねるにつれ、本人の中に沸き起こる葛藤を、ありのままに表現していると思われる。そして、それを受け入れなければいけないことを、分かっている主人公。
    ハードボイルドの中に、人間が生きて行く成長段階を受け入れるという事が、いかに難しく、しかし、それがいかに大切か。ということを教えてくれます。
    世の中には、100歳のおじいさんを40歳台のように扱おう、扱え、と強要してくるご家族が多いので・・・・本人がどう思っているのかを考えてもらうヒントになるような気がするので、そういう人に読んで欲しい・・・・・・・
    あれ?なんかちがう?

  • 言うほど面白くない

  • 老後はもう他人ごとではないけれど
    87歳になったらもう少し静かな生活を
    送りたいと思う。
    ナチスの金塊やら何やら、エキサイティングな老後は
    本の中で楽しみたい。

  • 元軍人であり、元刑事で、すっかり隠居生活を送っていた87歳のバック・シャッツに、死んだと思われていたナチスの将校が大量の金を持って逃げ出していたことが知らされるところから話が始まる。

    金の臭いを嗅ぎつけて、様々な人間がバックにコンタクトを取り、人が変わったように取り入ろうとする点が人の本質を表しているようで痛快。
    金では動かなかった息子のテキーラは、好きな女性を殺されることで人が冷静な判断ができなくなる点に、若さと人間味を感じた。

    最後まで振れずに、大統領の教えを守りヒーローになったバックに感服。
    面白かった。

  • 元戦友の死際にナチス将校のお宝探しを頼まれたバック・シャッツ87歳。
    老いた身体にムチ打って、IT担当の孫息子をお供にいざ出立!

    …。
    どうしてこう厭世的なんだろう。
    先達にはもっと人生を楽しんでいてほしい。
    老いた身体を嘆きながらも残りさ程多くない人生を謳歌するヴァイオリン職人のジャンニや海の上のカムデンのキャレドニアとアンジェラの方が肌にしっくりくる。
    事件も、で、結局どうしたかったのかが見えなくていまひとつのめり込めなかった。
    真犯人の動機も、なぁ…。

  • 妻を愛し家族を思う、地に足の着いた南部の男の、87歳にして折れない気骨にしびれた。
    強がる主人公の最大の理解者・ローズの佇まい、言い添える言葉に、夫婦が過ごした歳月と、乗り越えてきた出来事が窺えて素敵に思う。
    ナチのお宝探しと犯罪については単純で、まさに映画向きと言う印象。

  • ジョークが多々あって面白かった。主人公が発言とは裏腹の、結局何でそういう行動を取ってるのかややぼやけていて、行動がよく理解出来なかった。最終的にもよく分からなかった点があり(読み漏れかもしれないけれど)何となくすっきりしない。犯行動機というよりは、何であの人はあんなことまでしたんだろう…とただただ思う。個人的に、犯人がこういう小説では一番嫌いなオチだったのがとにかく残念だった。

  • 主人公が87歳。安楽椅子探偵じゃないから自分でがんがん動くんだけど、飲んでる薬のせいですぐ内出血しちゃうし、記憶は怪しいし、最近のことには疎いし。でも、おじいちゃん、かっこいいよ!
    イーストウッド主演で映画化、どうでしょう。

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