犯罪は王侯の楽しみ (創元推理文庫)

  • 東京創元社
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本棚登録 : 24
感想 : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488140083

作品紹介・あらすじ

社会的地位も財産も美しい妻も手に入れ、満ち足りた生活を送っていた男が、それだけでは飽きたらず、途方もない計画を立てた。航空ショーの売上金という足のつかない大金を運ぶ輸送車を襲うというのだ。ロンドン警視庁への挑戦!警察重鎮の娘を人質に取り、輸送ルートを調べ上げ、すべては抜かりなく実行されたはずだったが…。犯罪の愉楽が彼と妻にもたらしたものは…?!

感想・レビュー・書評

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  • あまり有名な本では無いようだけど、

    友人から貰った本で、
    6年間ほったらかしだった。

    読んで見たら結構面白くて、
    あっという間に読めました。

    もう少し評価されても良い本だと思うけどな。

  • 血筋も、社会的地位も、財産もある。容姿にも頭脳にも恵まれ、話の分かる美しい妻も、有力な友人達もいる。全てを手にした男が次に求めたのは完全犯罪の達成だった。
    生まれついての庶民と致しましては、自分の退屈しのぎに他人の弱みを利用するようなお貴族様にはぜひ痛い目に遭っていただきたい。どっかでボロを出せ、誰かに逃げられるか裏切られるかしてしまえ、と浅ましいことを期待してしまいます。その一方でどんな計画なのか、本当に達成できるのかが気になって仕方ない。強奪のダイナミックな部分と、妻と面接した男性との繊細な心理描写などにも惹きつけられます。やがて明らかになる真の目的とその結果はなんともいえない余韻を残し、誰にとっても1番御し難いのは自分自身なのかもしれないと思ったりしました。

  • 完全犯罪。
    すべてがうまくいったはずが、まったく爽快感がない。ラストの後味の悪さがたまらない。アメリカの小説なら、同じ筋書きでまったく違う書き方にしただろう。
    ティファニーの人物像、グレイグとの関わりは好き。主人公たちは男なんだけれど、やはりアヌレーが書くのは女なのだと思う。

  • 『犯罪は王侯の楽しみ』のラストの章を読み終え「えぇ!?こ、こんな、(ある意味)衝撃のラスト!」とひとり叫んでまった!あんな入念に犯罪計画を立てたのに…え、貴族の遊びって…ルネッサ〜ンス!!( ・∀・)っY☆c(・∀・ )

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