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- Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
- / ISBN・EAN: 9784488140199
感想・レビュー・書評
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イリスとドゥドゥーの大冒険(?)という感じの話。なんというか、感想に困ります。いったい私は何を読まされているのだろう? というのが正直な感想かな。
感動もののようで、なんかモヤモヤしたものが残り、すっきりしないなぁ、という感じです。そのすっきりしないのも、味と言えばそうなのかもしれません。
イリスとドゥドゥーの会話はなかなかしゃれていて、最初の方は面白いです。
中盤いろいろな人物と出くわします。それによってイリスの気持ちが徐々に変わっていきます。精神的な成長を描きたかったのかもしれませんが、それって本当に成長なんでしょうか。
イリスが拗らせていく様子は、かなり痛々しくて読んでいて気がめいります。
最後の展開はハッピーエンドなの? バッドエンドだけど、映像的に美しいという作品がありますよね。なんかその逆を見せつけられた感じです。
ですが、それが悪いというわけでもなく、ある意味それを狙っていたのではないかとも思えます。イヤミスというのでもない、なんか不思議な感覚の作品でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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