黒後家蜘蛛の会 2 (創元推理文庫 167-2)

  • 東京創元社
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  • Amazon.co.jp ・本 (358ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488167028

感想・レビュー・書評

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  • 黒後家蜘蛛の会久しぶり読んだー1巻は一体何年前よってぐらいに久しぶりだった。相変わらずの皆さんとヘンリーだったなぁ。


    1つ1つの話は意外にも会食が始まる前の会話がフラグになってる感じがする。が、それはヘンリーがそう言ってくれたから「あーなるほどね」となる。
    そして、他のメンバーと同じようにヘンリーの推理に納得して「さすがヘンリー!」ってなる。


    話は全部面白かったんだけど、最後の話のウンチクが少し難しかったなぁ。惑星の話は難しかった。作者がSF作家だからかかな。


    3巻読むのはいつになるかなぁ。


    2020.7.20 読了

  • ミステリ。短編集。
    SFじゃないアシモフははじめて。安楽椅子探偵もの。
    文章には時代を感じるなぁ…。新訳を求む。
    派手ではないが、なかなか。
    「禁煙」「地球が沈んで宵の明星が輝く」「終局的犯罪」が好き。
    ただまあ、アシモフならSFを読みたいのが本音。

  • 黒後家蜘蛛の会もの。安楽椅子探偵もので、1のときより、どちらかというとゲストの話よりミステリを引き出す趣向になってるような気がします。1を読んだのが少し前なので曖昧ですが、1はメンバーの話が中心だったと思うのですが、それは違いましたね。でも、内容は相変わらず鋭いもので、グレゴリア暦についてや天体に関しての講義的なものもあり、また、シャーロック・ホームズ物語を主題とした作品まで収録されており、知識を得ることもできる有益かつ楽しい作品でした。

  • 金大生のための読書案内で展示していた図書です。
    ▼先生の推薦文はこちら
    https://library.kanazawa-u.ac.jp/?page_id=18431

    ▼金沢大学附属図書館の所蔵情報
    http://www1.lib.kanazawa-u.ac.jp/recordID/catalog.bib/BN02499283

  • 短編で読みやすい。殺人みたいな話は無くて、みんなで考えよう!って、ワイワイ楽しいかも。

  • 2011/3/18 予約 2011/3/29 借りる。 4/23 読み始める。 読んでる時間がないので中断。

    1を読んで面白かったので、2も読むことに!
    黒後家蜘蛛の会 1
     

  • 前作読んでから間が空いた。
    相変わらず、弁護士、科学者、数学教師、画家、政府の諜報機関務め等の面々の集い。レストランには蔵書も沢山あり、喧々諤々とお喋りが五月蝿いこと。中でも何でも口を挟まないと済まない作家、イマニュエル・ルービン。アシモフ先生はご自分をカリカチュライズしているらしい。

    ゲストが齎す謎も、ミステリーや科学に寄ったものや、トル―キンの「指輪物語」やシャーロック・ホームズ論など他方面に渡る。掲載紙もエラリー・クイーン・マガジンやSF誌だったらしい。
    節度をわきまえながら、最後に見事に謎の解明をするのが給仕のヘンリー。前作の感想にも書いたけど、うるさ型の連中が寄せるヘンリーへの信頼とヘンリーの奥床しさが良い。
    アシモフ先生について、ロボット物のSF作家と思いこんでいた不明を恥じつつ、読了。

  • 短編集。いくつか読んだが、あまり夢中にはなれず途中で返却(図書館)。

  • 様々な分野がお題となるので、
    知的な会話を楽しむことができる読者もいるのだろうが、
    あまりにも難しくてついていけないこともしばし。
    編集者が難解すぎると掲載を断るわけだ。

    それでも、
    意外な形で指輪物語が出てきたり、
    シャーロック・ホームズが取り上げられたり、
    知識なくとも推理できる話もありと、
    楽しい。

  • 今回は暦の計算やら天体関係のうんちくやら海外の土地の歴史がからんでてちょっと難しかったような。
    そっかーアシモフもヘンリーもシャーロッキアンかぁ。

    カバーイラスト / 桶本 康文
    カバーデザイン / 矢島 高光
    原題 / "MORE TALES OF THE BLACK WIDOWERS"(1976)

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著者プロフィール

Isaac Asimov (1920―1992 )。アメリカの作家、生化学者。著書に『われはロボット』『ファウンデーション』『黒後家蜘蛛の会』等のSF,ミステリーのほか、『化学の歴史』『宇宙の測り方』等の科学啓蒙書やエッセイが多数ある。

「2014年 『生物学の歴史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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