- Amazon.co.jp ・本 (377ページ)
- / ISBN・EAN: 9784488167035
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
欠けているもの、がさすがアシモフである。
1話1話にうっとおしいほどついているあとがきすら楽しそうである。にやにやするわ。 -
第3巻。
どれを読んでも安定して楽しめるが、3巻の中では『ロレーヌの十字架』と『よくよく見れば』が特に印象深い。 -
読了
-
シリーズ3作目。
時事ネタやら世相を反映した語りやらに若干うへぇと思わないでもないけれど、時代を差し引いて考えるとこれだけ公平な見方ができるってすごい。
知識を頭の中に蓄えて、それを即座に取り出せるというのはすごいことだ。
知識を蓄えたブラックウィドワーズの面々の価値がまずあって、
その上で知識は丸暗記しなくたって本から取り出せるヘンリーの価値が描かれる。
本の中の知識を探すには、何をどこで探せばいいかという知識と探し出す能力が必要なわけで、丸暗記と思考力のどっちも大事だよねみたいな。
なんかそういうことを思った。 -
メモ 「犯行時刻」「かえりみすれば」「よくよく見れば」 次点「欠けているもの」
-
「時としてヘンリーの真相解明はミステリの解決であるよりも、咄の下げに近いという気がしないでもない。」という解説は言いえて妙。
-
黒後家蜘蛛の会もの。例のごとく例によって、様々な話題で読者を楽しませてくれる短編集。今作はどこか殺人系の事件が据えられなかった黒後家蜘蛛の会にその色が若干ついてきたのにはちょっとびっくりですね。フーダニットでもハウダニットでもない、とアシモフがあとがきに書いていますが、たしかにそのとおりで、新しい殺人の見方があったり。他にもSF関連の謎や黒後家蜘蛛の会の設立についてなど、いろいろ黒後家蜘蛛の会について新しい知識が増えることもあり、読み続けている読者にとっては、読み応えのあり、面白い作品を集めた作品集でした。
-
3か4で迷うところだけれど…。
相変わらず面白いです。
最期の一編、創始者の出題に回答を強いられるストーリーが、
ちょっと強引な気がします。