ユニオン・クラブ綺談 (創元推理文庫)

  • 東京創元社
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感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (340ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488167073

感想・レビュー・書評

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  • 再読

  • 「黒後家蜘蛛の会」別バージョン、って感じというか、
    「隅の老人」との掛け合わせというか。
    雑誌連載だったそうで、水戸黄門並に同じパターン踏襲で、一遍一遍がとても短く、すぐ回収されてストレスがたまらない~・・・でも玉石混有。

  • 二十一世紀の日本では分からないネタが多い。つまりアメリカ人なら分かる(英語ネタ)とか、現代では日常的ではないネタが多い。中には答えを聞いても、そんなの分かるかってのもあって、不満の多い一冊。

  • ブラウン神父に続く、小編小説。
    読みやすく、古典的なミステリの入門的な印象。

    没個性的なユニオン・クラブメンバーの談話は、メインであるミステリーより面白い。グリズヴォルドの慢心には腹が腹が立ちながらも、後半になると可愛くすら感じる。

    個人的には「1から999まで」とコブレットの話が印象深い。いい意味と悪い意味で

  • 今月の猫ミス課題図書。『黒後家蜘蛛の会』と並ぶ、アシモフの短編ミステリー集。まあ、例によって例のごとくトリックはどれもこれも、いかにも手すさびといった前時代感をまぬがれないのだが、黒後家同様、「ユニオン・クラブ」に集まる男達やその雰囲気を楽しむ本。ちょっとしたアイデア一つから始めて、こういう物語世界を作り上げてしまうところにアシモフのストーリー・テラーとしての凄さがある。

    個人的には、露骨に鼻もちならない Griswold よりも、わざとらしい謙虚さが鼻につく Henry の方が好きかな。

  • 推理ショートショート集。軽妙。休日の気楽な読書に最適でした。

  • 13/8/27
    読み終わった
    完全に解けたのが2つ。惜しかったのが2つくらい。

  •  推理クイズみたいな短篇がたくさん載ってる短篇集。

     これだけの量のお話を考えるアシモフに脱帽。一気に読むとありがたみ(?)が薄れるので、一日一篇ぐらいで読み進めるのがオススメ。

  • アシモフでこういうスタイルはやはり黒蜘蛛シリーズを思い出す。

    謎解きはロジカルと言えばロジカルなんだろうけど、
    今ひとつ腑に落ちないのは
    文化の違いなのかなあ?
    という感じで謎解きに「なるほど!」という感じがあまりなかったので
    うーん、★3かな...。

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著者プロフィール

Isaac Asimov (1920―1992 )。アメリカの作家、生化学者。著書に『われはロボット』『ファウンデーション』『黒後家蜘蛛の会』等のSF,ミステリーのほか、『化学の歴史』『宇宙の測り方』等の科学啓蒙書やエッセイが多数ある。

「2014年 『生物学の歴史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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