犯罪心理捜査官セバスチャン 上 (創元推理文庫)

制作 : ヘレンハルメ 美穂 
  • 東京創元社
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本棚登録 : 296
レビュー : 26
  • Amazon.co.jp ・本 (358ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488199036

作品紹介・あらすじ

心臓をえぐり取られた少年。事件を担当する国家刑事警察の殺人捜査特別班に、かつてのトップのプロファイラーが加わる。だがこの男、自信過剰で協調性ゼロの迷惑男だった。

感想・レビュー・書評

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  • スウェーデンからまたミステリ作家が出ました。
    脚本家二人の合作。
    面白いシリーズになりそうです☆

    セバスチャンは母親がなくなったため、実家を整理しようと故郷に戻ってきた。
    若い頃に家を出たきり戻らなかったのには事情がある。
    その町で殺人事件が起き、国家刑事警察の殺人捜査特別班が呼ばれる。
    それはかってセバスチャンが心理捜査官として活動していた班で、旧知の仲のトルケルがリーダー。
    セバスチャンは仕事に加わるよう依頼される。
    優秀だが口が悪く協調性に欠け、女と見れば口説いて回るセバスチャンはトラブルメーカーで、同僚は嫌な顔をするのだったが‥
    セバスチャンはある理由から参加することに。

    猟奇殺人に捜査官は嫌な男?かもしれないので、読むのは後回しにしていました。
    いやこれが‥
    捜査側にも個性的な登場人物が揃っていて、それぞれの人生があり、仕事だけに打ち込んでいる刑事は一人もいないぐらい。
    リアルさもありつつユーモア漂う描写、それに殺人の描写はしつこくありません。
    セバスチャンは内面も描かれているので、単なる自己中男というのではなく、意外に感情移入も可能。
    自分でもどうしようもない男と思っているのですが、そのひねくれぶりがけっこう面白い。高圧的な教育者の父親と冷たい母親に育てられ、一度は心から愛した人もいたのです。

    キャリアウーマンが何人もいて外見の描写が少なく、見慣れない名前ばかりなため最初は区別がつきにくい。名前と年齢層、職業でスウェーデン人ならイメージがある程度できるのかもしれませんが。
    脚本家なのにと意外でしたが、脚本家ゆえかもしれませんね。
    どんな女優でも配役できるように、ね。
    既に映像化されているようです☆

  • いつかの何かの書評で誰かが絶賛してた本書。いつぞやの書評に違わずとても面白い。とにかく一癖も二癖もあるたくさんの登場人物が皆それぞれ人間臭くて魅力的。タイトルにあるセバスチャンは女好きを通り越したような人だけど、セバスチャンが言ってた「40歳前後の読書好きの女の難易度は3だ」には思わず笑ってしまった。さすがセバスチャン。そんな核心をついてくるようなまさにリアルなセンテンスがこの物語をさらに面白いものとしているんだと思う。

  • 女にだらしがなくすっげぇ嫌な奴って言われてるセバスチャンだが、だらしがないわけじゃなく(独身だし)嫌な奴と言うよりはわざと空気読まないことで人の反応見て楽しんでる趣味が悪い奴、ってだけだもんね、こういう人、いるいる。捜査チームの面々の個性もきっちり描き分けられており、読み応え有り。

  • 表紙のイラストの人物をセバスチャンだと思って読んでいたら、外見描写がかなーり違っていてびくーり!
    イメージ修正に大苦戦中。

    感想は下巻で。

  • 面白い!職場近くの図書館で借りました。
    登場人物がそれぞれ面白い。
    セバスチャンはかなりの曲者だけど、なかなか人間味のある人です。
    下巻が楽しみ。

  • 原書名:DET FÖRDOLDA

    著者:ミカエル・ヨート(Hjorth, Michael, 1963-、スウェーデン、映画監督)、ハンス・ローセンフェルト(Rosenfeldt, Hans, 1964-、スウェーデン、脚本家)
    訳者:ヘレンハルメ美穂(1975-、神奈川県、翻訳家)

  • ミステリ

  • 面白い。下巻へ!

  • Kindleの、きょうのセールはこれというメールで見て注文。ハマった。キャラクターがいいのかな。

  • 読みやすい。

    ミカエル・ヨートは映画監督、プロデューサー、脚本家。
    ヴァランダーシリーズの脚本やエリカ&パトリックシリーズの映像化などを手がける。

    ハンス・ローセンフェルトは脚本家、司会者。
    ザ・ブリッジやヴァランダーシリーズの脚本などを手がける。

    つまりとてもワクワクする二人組ということだ♪

    邦題からするとセバスチャンが一応主人公のようだが、他のキャラもなかなか立ってる。
    著者たちの意向ほどには、セバスチャンのクソ野郎具合がさほど鼻につかない。
    もっとやな奴に仕立ててもいいのでは。

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