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Amazon.co.jp ・本 (364ページ) / ISBN・EAN: 9784488203023
みんなの感想まとめ
高級老人ホームで起きた他殺事件をきっかけに、個性豊かな老婦人たちが自らの手で真相を追求する姿が描かれています。ユーモラスな探偵ごっこを通じて、彼女たちの年齢に関わらず元気に動き回る様子が印象的で、読者...
感想・レビュー・書評
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階段下で発見されたスイーティーは、他殺だった。
高級老人ホーム〈海の上のカムデン〉の安寧な生活を取り戻すべく、住人のアンジェラたちは、自ら事件を調べだし……。
シリーズ第1作。
あちこちにガタが来ている老婦人たちが、すったもんだしながら探偵ごっこをする姿が、ユーモラスで楽しい。
主人公のアンジェラが、他人に好かれない人物なのも、新鮮。
その言いたい放題の性格が、事態を前へ前へと進ませる原動力になる。
年下の警察官など相手にしないい、お年寄りたちの言動も、おもしろかった。
この手の設定だと、司法当局は愚か者の役割になりがちだが、お年寄りパワーに圧倒されつつも、警察がきちんと捜査能力を発揮しているのも、よかった。
全体的にコミカルですが、最後はそれだけではなく、ミステリらしい閉め方。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
何故か7、8巻から読んだので、1巻から。
個性の強い老婦人4人組が事件の解明に乗り出していく。
最初に探偵ごっこを提案したのがキャレドニアだったのがビックリ。
膝が痛くなったり、物忘れがあったり、耳が聞こえにくくなったりしても、警部補に関わらないように釘を刺されても、構わず元気に動き回る。
しかもこのお若い警部補さん、そんなご婦人方にイラついたりせず、うま~く誘導して話を聞き出す手腕をお持ちのようで・・・素晴らしい。
ユーモアたっぷりで、優しく、面白く、ちょっと切なくて、次巻も楽しみ。 -
面白かった。
ちゃんと謎解きしてて楽しい。
老人だから出来ることもある。
予想していない結構シリアスな展開になった。 -
海の上のカムデン#1。ドロシー・ギルマン「おばちゃまはスパイ」、ジャナ・デリオン「ワニ町」に続いて、手を出してしまったおばあちゃん活躍もの。忙しい時期に、コージーミステリーは本当に癒やされる。
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即物的なタイトルそのまんま、介護老人施設入居者のばあさんたちが、施設内で起こる連続殺人事件の謎を解く。なんかどこかで見たようなと思ったら、似たような「木曜殺人クラブ」を読んだばかりだった。もちろん警察はちゃんと捜査しているのだが、したたかで行動力のある年寄りに振り回されるばかり、というのもお決まりのパターンだ。狭い世間での事件なので、どうみても内部犯で動機も限られてしまうところが弱い。老人ものではないがこれも最近読んだ「にぎやかな眠り」そっくりだ。こうも類作ばかり読まされると、舞台が舞台なので制限はあるにせよ、もうちょっとプロットの練りようがあるのではという気がしてしまう。まあ生き生きして可愛げのあるばあさんたちの言動、つまりタイトルの前半部分が主題なのだといわれれば納得ではあるが。
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海の近くにある高級老人施設で、地味で貧乏たらしい
スィーティーが海岸に続く階段の下で死んでいるのが発見された。スィーティーは若い頃は図書館司書をやっており、今も本で得た知識を誰彼構わず披露するので、迷惑がられていた。しかし、そのスィーティーの部屋を見ると、宝石やブランド物にバックなどたくさんの高級なもので溢れていた。暇を持て余した老人たちは、自分たちがこの事件を解決するのだと乗り出して…
アンジェラとキャレドニア、ナン、ステラの仲良し4人組が自分達に住んでるところで起きた事件を解決するべく、無茶をしたり刑事さんに怒られたりとする。見てて心配になるけど、少しだけ応援もしたくなる。
結末は意外や意外。まさかの彼女。そして、刑事さんのイケメンぷりが目立った。みんな自分が大切にしてるものを守るために頑張ってきたのだなとは思ったが、まぁ、やはり被害者がクソだったというね。
シリーズ物になっているぽいので第二弾も読んでみたいな。
2021.12.29 読了 -
面白かった❗
四人組のお話かと思ってたら…、意外すぎる展開でした。
みんな個性的で楽しい。ホントにいたら困る人達も多々いましたが。
シリーズものなので続きを読むのが楽しめ。 -
世の中のおばあちゃんには2種類ありまして。
つまりはかわいいおばあちゃんとかわいくないおばあちゃん。
ホテルを改装した老人ホームで、ビーチに出るための階段の下に倒れた入居者の遺体が発見されたとなれば、まあ、事故ですね。
ところが彼女は滅多刺しにされていた。一体誰が、なんのために?
というところで立ち上がりました、一般的にはかわいくないんじゃないかな的なおばあちゃん、アンジェラ。
いや、警察に任せて置こうぜ…と読者にツッコミを入れられそうな勢いで暴れまわります。
面白かったです。 -
毎回同じ老人ホームで起こる殺人事件を解決する
入居者の老人2人。
はなからシリーズ化に無理がある。
まぁそんなカタいこと言わずに読むと
探偵役であるおばあちゃんの大きい方は、
訛りを表現した訳が面白いし、
小さいおばあちゃんは、少女のように可愛らしい。 -
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シリーズ最終巻を読んだので、1巻から再読。
初読の時にはさらっと読み流していたが、主役のアンジェラがこんなに嫌われものだったとは?!
この巻でも少しオトナになっているし、シリーズが進むにつれて、性格が矯正されて魅力的になっていたんだな~、とあらためて驚いた。キャレドニアはあまり変わらない。そこがいいところだし。
あと、最初の方の「老いるとはどういうことか」の文章がすばらしかった。著者が登場人物と同じ年代というのは有名だけれど、「老人になる」ことの鋭い分析と、的確で容赦ない(ので却って清々しい……)描写が秀逸❗
おそらく著者はここの部分がいちばん言いたかったんだろうなぁ。
妙に腑に落ちてしまって、初読から自分にも15年の月日が経ったことを実感した。
事件そのものもきちんと作り込んであり、どんでん返しもあり、表紙の絵もかわいいし、邦題がちょいとカタすぎたのが日本ではあまり流行らなかった理由かも?
洒脱と笑いと切なさとやるせなさと時間の重みと強さと優しさが絶妙にブレンドされていて、本格コージーミステリの傑作。 -
「紅雲町」シリーズの解説で見かけて。
かつてこんなにけなされる主人公がいただろうか、
というぐらいアンジェラを貶めてはじまり、
高級老人ホームの仲良し四人組がハラハラドキドキ、
時々膝や腰をシクシク痛ませながら事件を解決するのかと思いきや、
話は途中であらぬ方向へ。
その展開の仕方もとても上手で面白かった。
さらには、
人生や老いについて、趣深いお言葉がひしめいていて、
面白かった。
殺人事件という刺激を受けて、本当に楽しそう。
最後に、アンジェラが刑事に淡い好意を告白したと思ったら、
おばあさんに似ていると言われてしまったのには笑えた。 -
なじ■
高級老人ホームで起きた殺人事件をきっかけに始まる
おばあちゃま達の「探偵ごっこ」。
老人ホームでの殺人って単語聞くだけで
うおおおと胸が苦しくなりますし、
内情も複雑でお年寄りならではの事情やら何やらがあり
切ないこともたくさんあったんですが、
ユーモアたっぷりテンポの良い文体で
面白くあっという間に読み終えてしまいました。
耳が遠い人が多いから誰に内緒話を聞かれたのか解らないとか
普通の推理小説ではないであろう老人ならではの苦労がある一方、
老人にしかできない話の持っていき方で情報を得るなど、
色んな角度から楽しめる舞台設定でした。
あとほんと表紙のイラストが可愛らしい。
シリーズ沢山出てるのでこれから読むのが楽しみ! -
ちゃっとやるせなさを残す作品でした。
タイトルからもわかるとおり、本書での名探偵役は老人たち。
老人といっても高級老人ホームに住む、平均年齢が70歳以上の仲良しおばあちゃん4人組。
それもあくの強いキャラばかりのおばあちゃんたちです。
箱入りばあちゃんたちの会話にはユーモアたっぷりで思わず吹き出してしまうほど。
まだ若い(?)私たちには老人側の視点からみる意見など目から鱗みたいな部分もたくさんありました。
妙~にうなずける自分が恐い時もありますが・・・(苦笑)。
迷探偵たちをサポートする警部補がこれまたとっても好感のもてるキャラで、ほのぼのとして、じっくり読める作品です。
シリーズの次作も楽しみ! -
紹介:ミステリマガジン 2011年12月 P.15
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2011年9月15日読了。
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<あらすじ>
南カリフォルニアの高級老人ホームで、入居者が死体となって発見された。病気も死も日常茶飯事なここでも、事が殺人事件となったら話は別。しかも被害者は本好きの地味な老婦人ときた。向うところ敵なしの老女、“毒舌のかわいい小悪魔”アンジェラは入居者仲間の4人組で真相の追究を始める。
<ひとことコメント>
舞台は老人ホーム、主人公は70代、著者も老人ホーム住まいという“3老”ミステリ。探偵ごっこを始めたはいいけれど体がついていかない4人に、読んでいるこちらがハラハラします。しかも、手に入れた証拠をあっさり警察に渡してしまうし……。憎まれっ子世にはばかる、というか、このアンジェラシリーズはまだまだ続くようです。
原題“The J.Alfred Prufrock Murders” -
サンディエゴ近郊にある高級老人ホームでの優雅で退屈な生活は、入居者の殺人事件で一変した!元気で偏屈でカワイイおばあちゃん4人組が、遠い耳を澄まし、痛む腰に鞭打って、自ら事件調査に乗り出すのであった。
展開はかなり早い段階で読めてしまうと思うが、娘のようにつるんで冒険を愉しむおばあさん達の姿が楽しいし、重ねた歴史や避けられない老いの切なさも良いエッセンスで、楽しめるコージーミステリーでした。 -
図書館から借りました
推理。舞台はアメリカ、海辺に面した高級老人ホーム。
そこで殺人事件が起きる。
皮肉とユーモアたっぷり。
証人を捜す警部補は大変である。
なにせ、住人達の大半が「目はよく見えないわ」「耳もよく聞こえないわ」、それを知られるのが嫌だから「聞こえなくてもとりあえずうなずいておけ」みたいなことをするので、情報をあつめようにも・・・遅々として進まない。
そして主人公のアンジェラ。天使の名前がついている小柄で可愛らしいばあちゃんは・・・甘やかされて育ち、夫もでろでろに甘やかしたために、かなりイイ性格。さすがに亭主は、それでも本質をわかっていたらしく「可愛い小悪魔ちゃん(天使でないことはよく知っていたらしい)」と呼んでそりゃあもう、かわいがり、先に逝ってしまう。彼女と、仲良しのキャレドニア(大柄な老未亡人)、ナン(色っぽい、かつて女優だった老婦人)、ステラ(無口で上品な老未亡人)の四人は探偵ごっこを始める。
普通言いませんよ?
一緒の屋根の下に暮らすご婦人の作ったキルトを、そりゃあぐちゃぐちゃであっても。
「ゴミね」
なんて。そしてがっかりと落ち込んでいる彼女にだめ押しのように。
「あら、貴女でも役に立つわ。ここの掃除とかしたら?」
なんて。 悪気がないから、よけい。。
だから、粗筋にはこう書かれている。
「死体がアンジェラのものなら、誰もが他殺と決めかかり、誰も驚かなかっただろう」
これが主人公です。(笑
おもしろかったし、ちゃんといろいろ推理になってます。
続編があるらしいので、見つけて読みたいです。 -
うん。
こういうおばあちゃんになりたい。
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